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2018-06

一家四人でクリスマスケーキを食べる。 - 2016.12.25 Sun

 今日病院の4階で一家でクリスマスケーキを食べました。
 リュウはここのところ熱が続いていて、足元も不安定なため、車イスで4階へ。
 昨日あたりから平熱になっていて、ケーキも5口くらい、食べられました。

 リュウ、イブキ、ワタル、そして私の四人でクリスマスケーキ食べられて良かったね!





病院からの突然のクリスマスソングプレゼント! - 2016.12.25 Sun

 12月22日(木)の午後7時くらいのことです。なぜか(?)日本ハムファイターズのユニフォームを着た院長先生がちょっと遠くから、ディスペースのテレビ横にいる私たちの名前を呼んでいます。

「佐藤さん!佐藤さん!(←仮名)(←因みに私の旧姓)いる?いる?いた!いた!」
「はい、います」

「今日、今日だから!」
「えっ!今日?コンサート?」

 サンタの帽子やらケープやらを身につけたスタッフがゾロゾロと集まり、理事長さんの指揮に合わせてクリスマスソングを三曲歌ってくれました。
 リュウも目をまん丸くして見て、聞いていましたよ!

 最後にみんなで「メリークリスマス!」と言いました。

 毎年の恒例行事ですが、今年もリュウと聞けて良かったです。ディスペースにいた他の患者さんも聞けたし、病室で横になっている患者さんの耳にも届いたと思います。

 素敵な歌声、本当にありがとうございます。


↑「きよしこの夜」。ハッピータイムをありがとうございます。昨年の動画同様、また走り回る看護師さんの姿が。


↑メンバーは院長先生、看護師さん、ソーシャルワーカーさん、事務の方?


↑終わってゾロゾロと次に移動するスタッフの方々。


↑玄関に書いてある看板。男の人は院長先生の似顔絵。



全身で怒っているリュウ !? - 2016.12.19 Mon

 12月17日の土曜日の夕方、ベッドに横になっているリュウに近付くと様子がおかしい。両手をギュッと硬くにぎっていて、目も三角。

 あれ?怒ってる???

「リュウ、どうしたの?何か怒ってる?」

 そう言いながら、熱をはかろうと脇に体温計を差し込もうとしても、脇が開かないです。全身で怒っている感じです。

「どこか痛いの?」

 リュウは複雑な説明等はこの病気になって認知症が出てからは無理で、こちらから推測して問いかけ、「イエス」を探っていく方法を取っています。私の推測が及ばなかったら、リュウの気持ちもわからないです。実際にそう言ったことがたくさんあるかと思います。

 熱はなさそうなので、脇支えでディスペースに行くと、そこには座ろうとしなくて、じゃあどこに行きたいのかなと思って、うろうろするのだけれど、どこにも行きたくないのか、とにかく抵抗しようとする気持ちが強く、座ったことがない廊下の一番端のソファーに座りました。そこでまたリュウに、「怒ってる?どこか痛い?何か嫌なことでもあったの?」と聞きましたが、よくわかりません。困っていると、M看護師さんが来てくれたので、事情を説明すると、M看護師さんからも同じような問いかけがリュウにありました。でもリュウはただただ怒ってる風で、M看護師さんも心配そうでした。テレビ横にもいかない、部屋にも帰らない、ずっとここにいることになりそうなので、リュウに言って車イスを持ってきて、車イスでベッドに帰りました。そこでまた私は同様の質問をし続けたのですが、原因はわからず。もう時間もたくさん経ってきて、私も家に帰る時間にもなってきたので、明日のことを伝えました。

「リュウ、前に言ったリュウのお母さんの一周忌、明日だから行ってくるからね」

と言うと、ふぅ〜〜っと手の力が抜けてきて、手が開いてきました。あれっ!と思ってさらに詳しく伝えました。

「リュウ、明日の一周忌のこと、詳しく伝えていなかったね、ごめんね。今回は会場は車イスでは行けないし、最近リュウは熱が続いているし、私とイブキで行ってくるね。ご仏前とお菓子用意したからね、あ、車に入っているからお菓子持って見せてあげるね。ご仏前はリュウの名前でいいね。そうだ、それからお母さんの好きなサイダーも買って行こうか」

 リュウの表情が変わってきて、これを聞きたかったという風でした。

 リュウは一周忌の相談をしてくれなかったから怒っていたの?今日が何日で、明日は何日で一周忌の日って言う日付けの認識はあるの?もう何年も前の認知症のテストでも答えられなかったよね。

 やっぱりリュウは、私の話に耳を傾けてくれ、全身の怒りも収まってきました。

「リュウごめんね、さらっとしか伝えていなかったし、相談もしていなかったよね、大好きなお母さんの大切なことなのにね。それに今度から大事な日は、ベッド横に貼ってあるこのカレンダーに書き込んで行くからね。早速書き込むからね。明日が前に伝えていた一周忌、命日はこの日」

 今現在は反応がとぼしくても、病気になる前のリュウとの交流をしっかり続けないとリュウに失礼なんだ、とまた思いました。

 ごめんね、リュウ。

 *******

 12月18日に無事にリュウのお母さんの一周忌が終わり、リュウにその報告もし、昨日はごめんね、と言うと、やっぱり「ウン」「ウン」とうなづいていました。あの怒っている感じもありませんでした。

 亡くなったリュウのお母さんもありがとうございました。



↑二階のスタッフ一同さんから素敵なクリスマスカードが届いていました!ありがとうございます。


↑リュウの夕食用テーブルもかわいいクリスマス仕様になっています。ありがとうございます。



この雪だるまは「なに?」 - 2016.12.08 Thu

 11月28日に院内散歩で雪だるまを発見!リュウの目の前に持って行き、「これなんだ?」と聞くと「ドラえもん」との返事。再度「ドラえもん?」と聞き直すと「ドラえもん」との返事。
 前にも真顔で冗談言っていたことがあり、冗談かどうなのかちょっとわかりませんでした。

 二、三日前またその場所を通った時同じ質問をすると、何も返事がありませんでした。まあいいやと思って、二人でソファに座って私がスマホを取り出し、今度は過去の写真を説明しながら見せました。「この前映画に行ってきて、これが大通り公園のホワイトイルミネーション、これがワタル、私」とか。もっと前の写真になり、この前のリュウの誕生日の病院からのサプライズでリュウと私二人並んだ写真が出てきました。

「これこの前の写真、そう言えば私の顔まん丸だよねぇ、丸くなったよね?」のセリフに間一髪入れず「うん」と反応が。あれ???反応良すぎない???もう一回。

「ね?私の顔丸くなったよね?」「うん」との反応。

 す、すごく速いね、反応。リュウ。


↑リュウいわく「ドラえもん」。



リュウ「お父さんスイッチ」が入った。 - 2016.11.19 Sat

 久しぶりにリュウの主治医T先生に、ワタルの発達のことで夕方受診しました(11/18)。
 受診が終わるとリュウの食事の時間。いそいで二階に上がり、リュウの食事。その時ワタルもディスペースにいたのですが、常にしゃべっている(?)ワタルの存在はどこにいても誰もがわかり、それはリュウも同じでした。
 リュウの食事が終わり、少し散歩をし、ベッドに戻ろうと自分の病室に私と来た時です。

「ワタルは?」
とリュウが聞いてきました。
「さっきリュウがご飯食べたところのテレビで、ドラえもん見てるよ!」
と答えました。

「もう少し小さく・・・」
と言うので、
「音かい?テレビの?」
と聞くと「ウン」と答えます。

「まわりの人の迷惑になるから?」
「ウン」
とのこと。

「わかった、すぐにテレビの音小さくするから、安心して」
と私は言いました。

 リュウはお父さんとしてワタルのこと気にかけてくれたんだ〜!と思うと、感激しました。

 リュウの様子を見にきてくれたA看護師さんにも、こういうことを言ったと報告すると、「お父さんスイッチが入ったんだねぇ〜!」と感心している様子でした。

 そう言えば、前回(2015年7月)もこの時間にワタルが受診し、やっぱりリュウの食事時にディスペースにいた時に、リュウのお父さんスイッチが入っていたことを思い出しました。

 親はずっと子どものことを気にかける〜!


↑ディスペースでドラえもんを見るワタル。写真左。




リュウお誕生日に病院からのサプライズ! - 2016.11.17 Thu

 日曜日に家族四人でリュウのお誕生日お祝いをしましたが、誕生日は11月16日(水)。その日(昨日)病室に行くと、主治医のT先生が見えて、「誕生日おめでとうございます」と声をかけてくれました。

 ありがとうございます!

 夕食を食べようと、ディスペースに移動し、二人並んで座っていると、今度は院長先生とMソーシャルワーカーさんが目の前に現れました。そして、「リュウさん、お誕生日おめでとうございます」と言ってくれ、ケーキの形をした帽子をリュウにかぶせてくれ、『HAPPY BIRTHDAY』と文字の飾りを私に持たせてくれたり、ケーキやバースディカードをくれたりしました。近くにいたA看護師さんがカメラを持ってくれ、院長先生やMソーシャルワーカーさんと四人の写真や、二人の写真を撮ってくれました。

 その間リュウはず〜〜っと、キョトンとした感じでした。

 私はびっくりし、とっても嬉しかったです!

 皆さんが去った後リュウに、

「良かったね!嬉しかったね!」

と何回も言うと、

「・・イヤ・・・」

と返ってきたので、ここで私がキョトンとしました。

 用意してくださったケーキも、全部じゃないけれどゴックンでき食べられました。

 何だかわざわざ時間を割いてくださって、申し訳ない気持ちと、でもやっぱり嬉しい気持ちとです。
 記憶に残るリュウのお誕生日サプライズ、本当にありがとうございました。


↑写真は一部加工しています。


↑かわいいケーキの乗ったお皿と、お誕生日カード。


↑ケーキの形をした帽子をかぶっているリュウ。


↑病室に飾ってあった手作りのバースディカード。




リュウ、お誕生日おめでとう~! - 2016.11.14 Mon

 今年はリュウの誕生日が平日のため、みんなが都合のいい日曜日(昨日の13日)に、ケーキを買って行こうと予定しているところへ、お兄さん夫妻からお誕生日ケーキが届きました!ありがとうございます。それを持って病院へ。
 それから4階の談話コーナーにみんなで移動しました。

 昨年のブログ記事を見てみると、移動は車イスだったんですね、でも今回は私の脇支えです。昨年のブログ記事でも傾きが右側でクッションを置いていたとのことで、それは同じですね。ただクッションは持ってきてなかったので、私が姿勢を直し直し、ケーキをいただきました。昨年のブログ記事では、ムセることなく結構食べられたとありますが、今年はこの点はかなり不安でした。最近、嚥下がよくなく、口の中でたまっていることが多いのです。

 サイダーとカフェオレを買っていき、サイダーを勧め、慎重に私が口に運ぶとごっくんと飲めました!よかったと思いながら、今度はケーキをスプーンで運んであげると、ゆっくり咀嚼して飲み込めました!よかったです。その後も、サイダーとケーキを食べられました。

 リュウは子どもたちの顔も見ているようでした。ワタルが早口で話しかけます。

ワタル「お父さん!ワタルは4月から福祉施設で作業をしていて、もらったお金で、本屋さんでAKB48とか載っている雑誌を買っています!」←というようなことを言っていまいした。

私「リュウ、お誕生日おめでとう~!59歳だね」

イブキ、ワタル「お父さん、お誕生日おめでとう~!」

リュウ「ウン」



↑お兄さん、お義姉さん、可愛いお誕生日のケーキありがとうございます。



 病院のみなさんもありがとうございます。




ハロウィンのムース。 - 2016.11.07 Mon

 11月1日に、買ってあったハロウィンのムースを食後に食べようと持って歩いていると、ディスペースで食事介助しているS看護師さんの目にとまり(?)、そこにいらっしゃった患者さんらと一緒に食べることに。喜んでもらえて嬉しかったです〜。皆んなで食べるとさらに美味しい〜!




↑テレビ横のハロウィンの飾り。かわいいです。


↑リュウがソファーに座ると正面に見えるハロウィンの飾り。上の三枚いずれも11月1日撮影。


↑11月3日撮影。今年の札幌の初雪は10月20日でいつもより早かったそう。その雪は積もることもなかったのですが、その後の雪らしい雪が11月3日に。


↑テレビ横のハロウィンの飾りが秋っぽいものに。11月3日撮影。


↑リュウがソファーに座ると正面に見えるハロウィンの飾りも紅葉やどんぐりに。11月3日撮影。私がこの変化に気づいてソファーに座っているリュウに、「見て見て!ハロウィンの飾りから、もみじの葉っぱになったよ!」とこの飾りの横に立って私が言うと、顔を上げて見てくれ、「ウン」とうなづいてくれました。嬉しかったです。




日本ハムファイターズ日本一に。 - 2016.10.31 Mon

 10月29日、パ・リーグでリーグ優勝した日本ハムファイターズが、セ・リーグで優勝した広島東洋カープに日本シリーズで4勝し、日本一になりました。
 病院でも盛り上がりました。
 
 リュウはここのところ熱が出てディスペースに来られなかった日もあったのですが、この日は熱も下がっていてディスペースにいました。
 他のご家族さんも熱く応援していました。私が何気なく「この打ち方は良かった!」とか言うと、解説してくれます。野球に詳しい方なんですね!解説ありがとうございました。その方がリュウを見てふと、

「もう長いんですか?(患って)」

と聞いてきました。

「発病からはもう10年は経ちます」

 私はそう答えると同時に、前にもこんなことがあったと思い、続けて言いました。

「そう言えば・・・、前回いつだったか、ジャイアンツと戦いましたよね?それっていつでしたか?2012年?そうですか、その時もここで二人でテレビ観戦をしていたんです、もう入院して四年半になります」

「そうですか・・・」

 あの時はジャイアンツに勝てなかったけれど、今回は広島カープに勝てました!すごい!栗山監督が「今年の北海道は台風被害があり、道民のみなさんを勝って元気付けたい」と試合前に言っていた言葉が印象的でした。

 日本一おめでとうございます。

 リュウも「ウン、ウン」と、私が「勝った勝った!」との言葉にうなづいていました。多分、日ハムが日本シリーズで勝ったこと、わかったと思います。

 2012年のジャイアンツ戦の時に、ここのディスペースで出会った「野球のおじさん」のブログ記事がありましたので、再掲します。最近、野球のおじさんから奥様の訃報を伝える喪中ハガキが私のところに届きました。お元気でいるとばかり思っていましたので突然のお知らせで信じられない気持ちでいっぱいです。野球のおじさんも日ハムが勝ったこと、喜んでくれていますよね。

*********

『野球のおじさんのおき手紙 - 2012.12.30 Sun』

 今年の秋、日本ハムファイターズがリーグ優勝しました。その後、ジャイアンツと戦うことになりました。
 アンチジャイアンツの「野球のおじさん」が、夕食時にリュウのとなり、ディルームで座っていてる私に色々、解説してくれました。ディルームには、大きなテレビがあります。
 その解説が私は面白くて、野球のおじさんの解説を楽しみにするようになりました。
 野球のおじさんは、奥さんが家の中で骨折し、そのお見舞いで、毎日病院に来ていました。
 野球のおじさんは、私と話した後、かならずリュウにも話しかけてくれました。リュウは病気のせいで、何をするにも反応がとぼしく、普通の人の5倍から10倍は、根気よくその反応を待たなくてはいけないのです。
 ある日、帰り際私たちに向かって、
「サンキュー〜〜!」
と言い、
「堀内孝夫のマネだよ〜〜!」
と言いました。
 そしてその次の日、ポケットから付け髭を出し、自分の鼻の下の付け帰り際、
「サンキュ〜〜〜〜ッ!」
と言いました。
 私たちを笑わせようと、元気づけようとやってくれたのがわかり、その姿は私の記憶の1ページに残ることとなりました。

 奥さんが無事に回復していき、次の日退院するというその日、私たちは挨拶しました。野球のおじさんは、

「言葉って、不思議だよ〜〜〜。患者にいいこと言うと、シャキッとなる。でも、反対の言葉をかけると、余計具合が悪くなるんだ。うちの奥さんもね、家でね、木曜日にヤクルトのおばさんが来るんだけど、そのおばさんと気が合って、そのおばさんとの会話が楽しくて、その日は朝から、シャキシャキっとなるんだよね!病は気からっていうでしょ、まさにその通りだよ」

 そう、私に言いました。私は、ただただお礼を言うばかりでした。後日看護師さんのお話しでわかったのですが、野球のおじさんは、私がいない日中もたくさん、リュウに話しかけていてくれたのです。

 奥さんが日中に退院して行った次の日、会社帰りに病院に行くと、野球のおじさんから手紙と箱のティッシュが、リュウの病室に置いてありました。その手紙を紹介します。


 短い期間ではありましたが
 ご主人様、奥様には親しくさせて頂き、
 有り難うございました。
 妻は本日退院出来るのも、部屋の
 皆様始め多くの方々の友情の賜物です、
 有り難く感謝しております。
 野球の話。相撲の話。フィギアスケートの話。そして「北のたまゆら」の話。
 本当に楽しかったね・・・
 ご主人は当初よりは大分良くなったように見えますね。
 奥様の毎日の献身的な愛情により
 必ず 必ず回復される事を願い信じています。
 いよいよ師走に入り、今年も残りわずかです。
 何かと忙しく、寒さも厳しくなり、体調を崩しやすいので奥様、栄養と休養を十分にとって下さいね。
 奥様の優しい笑顔を見てご主人は、嬉しそうに笑っている姿が目に浮かびます。
 
 平成24年11月30日 野球のおじさんより

 野球のおじさん、本当にありがとうございました。

*********


↑10月30日北海道新聞朝刊です。




「いつも自分で歩いてるしょ!」 - 2016.10.25 Tue

 昨日は自分だけで長イスから立ち上がろうとしたからか、夕食後の院内散歩時「少し自分で歩いてみる?」と聞くと、「いつも自分で歩いてるしょ!」というニュアンスの返答(何を言っているのか聞き取りづらい)が即座に返ってきたので、(リュウはやっぱりそう思っていたんだ?)とちょっと苦笑いしてしまいました。

 つまずくような時やバランスを崩したりもするので、散歩時は必ず私が支えています。どういう風に支えているのかというと、リュウの右脇を私が左手でつかみ(脇支え)、リュウの右手を私の右手で握っているような格好です。二人が横に並んで前に進んでいるような感じです。どうやらこの脇支えを忘れているか認識していない様です。
 確かにリュウが、「自分で歩いている」感覚はわかりましす。立ち上がろうという気持ちがなければ立ち上がれないし、前に進もうという気持ちがなければ前に進みません。また、そちらの方向に行こうという気持ち、止まろうという気持ちがなければ、その様に動かないのです。院内散歩も九割はリュウの意思で動き回っているかと思います。ダメだというところにも行こうとしたら私が止めるのは容易ではないし、立ち止まって床に座り込もうとなったら止められません(こういうことは滅多にないです)。エレベーターも乗ろうとしなければ乗れないし、目に入ったイスに座ろうとしたら、体の力が抜けて座る体勢になります。
 でも右手をつかんでいることはわかっているようで、この一点で支えられていると思っているのか、エレベーターのボタンを押す時とか、私が右手を離す時があるのですが、その時は、(バランスを崩してしまう!)という風に焦っているのがわかります。
 この脇支えと右手つかみですが、大丈夫な時は、脇支えだけで右手をつかまない時もあります。

 確かに散歩はほとんどリュウの意思で動き回っているとは思うんだけど、私が転ばないように脇を支えているんだよ!(苦笑い)

 この日、脇も外してみると、3歩くらい歩けました。本当の自立歩行できたらいいなぁ〜!




紙風船が私の顔面にぶつかる。 - 2016.10.16 Sun

 10月14日(金)。

 今日は調子良さそう。

 そう思って夕食後、紙風船をやろうとテーブルの上にふくらませてポンと置きました。すると、リュウはそろそろと手を動かし、グーとパーの中間くらいの手の開き方で、両手で紙風船を持ち上げました。自分から何かをつかもうとするのはいつ以来?そう思いながら、

「私にちょうだい!」

と言うと、ゆっくり私の方に差し出してくれました!!!

 感激!私に物を渡してくれたのはいつ以来?

 このこともそう思いました。その後、1メートルくらい離れたところから私がポ〜ンと風船をたたいてリュウに飛ばすと、リュウも打ち返してきました。3回くらい続くかな。通りかかった看護師さんが、「スゴイ!スゴイ!」と褒めてくれました。そのうちのリュウの1球が放物線を描くのではなく、床と平行でバシンとすごい勢いで飛んできて、私の顔面を直撃しました。

 私は目をパチクリし、リュウを見ました。

 私は可笑しくなり笑いました。するとリュウも笑いました。


↑私に渡してくれた瞬間。



紙風船をやってみる。 - 2016.10.06 Thu

 何かこうちょっとしたお楽しみはできないかな?と日頃思っていてもなかなか思い浮かびません。漢字クイズ以外で(漢字クイズは飽きた!多分リュウも)。
 レビー小体型認知症で入院されたYさんの息子さんが、100円ショップから紙風船とダーツ(矢ではなくボールを投げる)を買ってきて、個室時お父さんに挑戦してもらったと見せてくれました。

 これだ!

 紙風船はリュウにもいいかもしれないと思い、100円ショップに早速行ってみてもあれ?ない、そんなことを何回か繰り返しやっと買ってこれ、昨日食後にリュウにフワリと投げてみました。いま、ディスペースは他に一緒に食事を取っている方がいません。

 すると紙風船を返そうと、右手左手、右足左足、そして頭まで、反応していました。最近の体の悩みは、手がグーになっていることが多いことです。何とか少しでもパーになって欲しいです。この時もグーのまま、打ち返そうとしていました。パーで返して、パーで。





リュウ、十五夜のイラストを確認できた! - 2016.08.30 Tue

 今日(8/30)ディスペースにリュウと行くと、

「十五夜とハロウィンの飾りがお目見えしましたよ!」

と最近一緒になっているご家族さんが教えてくれました。見ると、テレビの横の台にその飾りが。


↑テレビ横の台の十五夜とカロウィンの飾り。

 ホントだ〜〜〜!かわいいね。

 リュウがいつものソファにヨイショと座ると、今度はリュウの正面に当たるロッカーの壁にもかわいいお月様が貼られていることに気づきました。私が3メートルくらい先のそのお月様の所に行き、指を指してリュウに、

「これこれ!ここここ見て!リュウ!ウサギがお餅ついているお月様があるよ!見て見て!」

と言うと、目をこちらに向けて、お月様を見ました。そして「ウン」とうなづきました。

「あっ、リュウがお月様見れたね〜〜?」

 私がそう言ってそのご家族さんにも確認すると、「うん、見れた見れたよ〜!」と言ってくれました。

 嬉しい嬉しい。

 本当にささやかなことですが、この日で一番嬉しかったことです。


↑ロッカーの横の壁に貼られている十五夜のお月様。

 看護師さん、季節の飾り、ありがとうございます。




5回目(!?)の病院祭。 - 2016.08.21 Sun

 あれっ?5回目!?の病院祭(8/20)???4回目位だと思っていたのに???平成24年7月に入院して、毎年参加しているので、5回目っ!そんなに参加しているんだ~。今年はM病院ができて20周年だそうで、餅まきもありました。手作りのお神輿もありました。

 病院祭参加5回目って、古株になった~、リュウ。

 今年も参加できて良かったです。


↑「病院祭の写真」の前に「ワタルの通所先のお祭りの写真」です。昨年も同日でしたが、今年も同日に開催(イブキ、ワタルと参加)。今日(8/20)はものすごい雨で、通雨所先のお祭りは大変なことに。でも屋台も頑張って出していたし、ステージでは元気なサザンの曲だとかのバンド演奏も頑張っていました。この後病院祭へ(ワタルは街へ出かけ、イブキと病院祭へ)。テント張ってくれていて、雨をしのいで屋台の食べ物を食べることができました。親の会の人とも会えたし、楽しかったです。私は昨年のお祭り二つ参加でしたが、今年も二つ参加です。


↑13時半からのロビーコンサートをめがけ、病院へ。イブキは初参加です。リュウは二階のベッドに横になっていて、「ワタルの通所先のお祭りに行っていたこと、これから病院祭のコンサートがあること」を伝えて、脇を支えてトイレに行きました。その後車イスをお借りしてそれに乗って一階へ。右端はリュウです。目がキョロキョロと動いていてそれなりに見たり、聞いたりしていた様でした。拍手も手がちょこっと動いたりしていました。『コンドルは飛んて行く』とかリュウも知っている曲も演奏されました。


↑地域の一般の人に混じって、私たちの右側に病衣を着て車イスに乗った患者さんが。この辺りの患者さんは顔を見たことない人が多かったので、「3階の人たちが多い!?」。そう思った瞬間、対抗心(!?)が湧いてきて、二階の患者さんを探してみると、私たちの左側にいる様。ホッ。
 
 『3階の患者さんの参加率! VS 2階の患者さんの参加率!』←そんなこと思ったのは私だけです。ハイ。

 2階のあの患者さんも、あの患者さんも看護師さんに連れられて来ている~!←嬉しかったです。


↑「いろいろな笛のミニコンサート」の後の「ジャグリング&バルーンパフォーマンス」です。催し物は、「耳で参加する」か「目で参加する」かがあると思うのですが、目で参加するものはリュウは難しいです。そのものを目でとらえ、理解する力が必要で。目はパッパッパッと見ることが困難だし、認知の方の困難もあるので。でも何年か前の院内コンサートで、師長さんが耳が不自由な方を連れてきていて、そういう方は「目で参加する」方が喜べるかなぁと思います。
 女性のパフォーマーの方が、一生懸命やってくださっていて有難かったです。犬やペンギンの形に作った風船を小さい子にプレゼントしていました。地域や患者さんご家族の小さい子かと思われますが、色々な年代の方が参加されていて、良かったです。入院患者さんはご高齢と思われる方が多く、小さなお子さんと接する機会は少ないです。


↑正面玄関前では、屋台が出ていました。「焼きそば」「ゆでとうもろこし」「かき氷」等です。


↑終わった後、取材していたテレビ局の人にインタビューされている院長先生。祭りのはっぴを着ています。


↑途中から参加したのでお神輿を担いでいるところは見ていませんが、ダンボール等で作られた見事がお神輿が置いてありました。賽銭箱も付いています。実はこの日の二日前から病院の片隅に置いてあり、院内散歩の時にリュウとまじまじと見ていたものです。とっても上手にできています。


↑紅白の餅まきも行われ(実際には配られた)、リュウとイブキと私の分で3個いただきました。いつもより豪華なお祭りでした。楽しかったです。ありがとうございました。


↑2階に上がると、ディスペースのテレビで高校野球が入っていました。北海道の北海高校が準決勝で勝った瞬間です。

 リュウ、すごいね!北海道の高校が決勝に進んだよ。

 ディスペースにいた患者さんやご家族の方と、お祭りのことや高校野球のことを話題にしました。



小樽のバリアフリー観光船「あおばと」に乗りました。 - 2016.07.22 Fri

 この三連休はお天気もまずまずのようだ。北海道の暖かい日は少ない。今出かけないでいつ行く。どこか・・。あっ!小樽で車いす対応の観光船が二年前くらいに登場したニュースあったっけ、電話してみよう。
 そういうことでネットで「小樽 船 車いす」で検索をした「小樽観光振興公社」に電話をしました。

「もしもし家族四人で船に乗りたいのですが、家族の一人が車いすなのですが、車いす対応の船の《あけぼの》の予約はできますか?」
「・・・・・」
「もしもし?」

 何か反応がなくて、変だな?と思ったのですが、船の名前が《あけぼの》ではなくて《あおばと》でした。そのことを指摘され、《あけぼの》ってどこから出てきたのか?お相撲さん?なんで?とか思ったら可笑しくなってしまいました・・・。

「大人四人ですね?」
「はい。大人四人で予約お願いします」

 あれっ!「家族四人」って言ったのに、どうして「大人四人」ってわかるんだろ!私の声がそんなにお年寄りに聞こえるの!?もっと高い声で話せばよかった。

「小樽から祝津に一回寄るんですか?その後オタモイ方面にまわるんですね、いやずっとそのまま乗ります。小樽の船乗り場からずっと乗ってまたそこに帰ってきます。それから駐車場はありますか?」
「乗り場のすぐ近くに15台分あります、とりあえずいらしてください」

 そういうわけで7月17日(日)の朝病院に行き、リュウに私服に着替えてもらい(看護師さんが手伝ってくれました。ありがとうございます)、車イスに移動、ナースステーションに行ってきますと言って、エレバーターで一階へ。うちの車の助手席に乗ってもらい、出発進行です。高速道路で行ったのですが、時々混んでいて、時間に余裕がなくなってしまいましたが、間に合いました。船乗り場に留めて、リュウを車イスに乗せると、私が車移動中に、係りの人が《あおばと》の車イス席にリュウを固定してくれていました。リュウの前に二人掛けのイスがありそこにイブキとワタル。リュウの後ろの席にも二人掛けのイスがあり、そこに私が座りました。

 間もなく船が出航しました。ゆっくりと岸を離れました。

「リュウ!船に乗ったよ!」
「ウン」
「小樽の海だよ!」
「ウン」
「あ、動いたよ!」
「ウン」

 そう言った直後にリュウが笑顔になりました。

 え、笑顔が見られた〜〜〜〜〜!。よかったぁ。

 私はリュウの笑顔を見て、感激しました。この瞬間に今日という一日がもう満たされた気分になってしまいました。

「お父さんが笑ったよ!」

 もしかしたら、この前のワタルの七夕のお願い事が効いたのかもね!?

「キラキラ星(輝く様な笑顔)ほしい」って。


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↑小樽の観光船《あおばと》全長19m、重量19トンで、86人乗り。三重県伊勢市の会社が作ったそう。2014年に運行開始。

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↑車イス席で固定してもらいました。向かいに二人掛けの席。後ろにも二人掛けの席。

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↑船の揺れを感じながら、小樽の海を見るリュウ。

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↑オタモイ海岸。岩に穴が開いているのがわかりますか???この辺りは陸地からは行けないそうで、船でしか景色が見られないそうです。

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↑水しぶきが見えます。

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↑船から降りるところ。黄色いところに乗ると、昇降機が陸の高さまで上がり、一番上の写真の状態になります。車イスの乗り降りのためにつくられた装置。

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↑車イス席のすぐ近くに、車イスの方対応の広いトイレがあります。

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↑船を降りた後、小樽水族館に行きました。船が小樽水族館の近くを通るのですが、ワタルが「行きたい行きたい」とのことで、寄ることにしました。写真は小樽水族館の室外の施設を見るリュウです。下の方に降りていくとトドのショーとか見られるのですが、車イスでは行けません。上から眺めました。

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↑室内の施設。この水槽ではカメ、エイ、サメとか泳いでいました。

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↑ワタルが室外の遊具施設も気になるとのことで、せっかくだからと少しだけ寄りました。イブキ(ワタルの付き添い)とワタルが観覧車に乗るところを見守る(?)リュウ。

 お昼は水族館のレストランでリュウは、私の介助でカレーを食べました。

 無事に一日が終わりました。何だか一家で貴重な休日を過ごすことができて、感無量です。T先生や看護師さんや介護福祉士さんやスタッフのみなさんや、まわりのみなさんもありがとうございました。
 《あおばと》のスタッフのみなさんもありがとうございました。

 それから、今回車を助手席が手動で回転して少し外に出てくるものに買い換えて、それのことでトヨタのウェルキャブ(福祉車両)の営業のSさんにもたくさんお世話になりました。乗り降りが以前よりずっと楽になりました。そのことはまた。



↑船と並行して飛んでいるカモメを撮影しました。ここ(船の甲板)へはリュウは来れていなくて、この動画も後から見てもらいました。

※小樽へは入院してから2回目です。前回は2014年11月です。『小樽のホテルでリュウのお誕生日お祝いで一泊。 』『無事にお誕生日お祝い終わり、帰って来ました。』です。バリアフリーのホテルに泊まったのですが、もっと丁寧に紹介しているかと思ったのですが、あまり写真もアップされていないので、時間あったらこちらのホテル、編集し直したいと思います。
 ↑丁寧に紹介されていない理由がわかりました。この年の誕生日のイベントが終わったら、胃ろうの手術が待っていて、そのことが気がかりだったんです。胃ろうも未知の世界で、この時期これからどうなるんだろうとそのことに気を取られていました。胃ろう後もまた小樽にお出かけできてよかったです。




今日の七夕のお願いごと〜「名無しさんより」。 - 2016.07.15 Fri



言葉にできない気持ちできています

平安な日々を願います

スタッフの皆様に感謝します

各階の季節折々の飾りに心洗われています

         「名無しさんより」




ワタルのお願いごとは「きらきらぼしほしい」。 - 2016.07.14 Thu

 お父さんの病院の七夕の木にお願いごと書いてほしいと自宅でワタルに渡すと、自分で考えて次のように書きました。

「ぼくはきらきらぼしほしいです」

 どういう意味なのかと私が聞いて、裏にその解説も書きました。

「きらきらぼし」→「輝くような笑顔」
「ほしい」→「みんながそうあって欲しい」

だそうです。








七夕の短冊にリュウが「スゴイ」と言う。 - 2016.07.13 Wed

 今週の月曜日、七夕の木に短冊が増えていました。何枚も。そのうちの一枚です。
 リュウが見て「スゴイ」と言いました。リュウが、自分が感じたことを私に伝えてくれたことは嬉しかったです。
 でもきっとこの短冊の願いごと、その場にいた小さい男の子が書いたと言っていたので、

 「おじいちゃん(か、おばあちゃん)が、よくなりますように」

と書いたんだと思う。






S田さんのお見舞い。 - 2016.07.10 Sun

 7月2日の土曜日にリュウの友達のS田さんがお見舞いに来てくれました。リュウと一緒に2階から1階にS田さんを迎えに行きました。

「S田さんだよ!」

 S田さんに会い私がそう言うと、リュウの目はS田さんをとらえて、そして笑顔になりました!

「リュウさんが笑った。リュウさんの笑顔は何年かぶりに見た気がする。とても嬉しい」とS田さん。私も嬉しかったです。その後4階の談話コーナーに移動(私がリュウの腕を支えて)しました。

「リュウさん、前より反応が良くなったんじゃない?」とS田さん。私の友達の勤労ちゃんもこの前会った時に同じ様なこと言ってくれました。

 波はありますが、平均すると反応は前よりあるかな???


↑S田さんの趣味の山岳スキーの写真を見せてくれました。これは5月2日に撮影したそうで、写真の写真です。無意根山の山頂です。地上と別世界!


↑北海道の富士山の「羊蹄山」です。きれいです。


↑差し入れのパールモンドールのケーキ。リュウは私の介助でモンブランを半分くらいいただきました。いつもありがとうございます。途中からリュウは眠たくなってきた様で、トロンとなってしまいました。

 S田さん、なかなか見られない写真もいつも見せてくれて、本当にありがとうございます。


↑病院の外では、ライラックのお花がきれいに咲いていました。これは前日の7月1日に写したもので、夕食後リュウと一緒に見たものです。

 ライラックのお花を前を、色々な思いを持った人たちが通り過ぎます。ライラックのお花はそれを見守ってくれている様です。



リュウ、肩のゴミ払ってくれてありがと。 - 2016.07.10 Sun


↑5月30日(月)の連絡ノートにS看護師さんの書き込みが。

「夕食時のリュウさんの仕草は感動的でした」

 夕食時ベッドから立ち上がってトイレに寄り、その後ディスペースのソファーに座るのですが(すべて私の介助で)、その日私は紺色のTシャツを着ていて、汚れが目立ったんですね。ソファーに腰を降ろしてもらう時に丁度私のTシャツの肩付近に白いゴミがたくさん付いているのが目に入ったリュウが、手でそのゴミを何回も払おうとしてくれたんです。それをS看護師さんがたまたま目にしていて。
 リュウの手は、目的を達成しようとして使う事柄があんまりなくなってきたので、私もとても嬉しかったです。目もちゃんと見えていて良かった。そのこと他にもわかってくれる人がいて、さらに嬉しかったです。ありがとうございます。

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↑7月2日撮影。壁に朝顔のオブジェ。きれいです。

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↑6月30日撮影。ディスペースに七夕の笹が登場していました。

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↑「願い事をのために短冊をご自由にお使いください」。折り紙で着物が作られています。すごいですね。後日願い事を書きました。





もう「絹さや」に実が。 - 2016.07.05 Tue

 6月23日(水)に病院の玄関横に絹さやのプランターを発見。お花が咲いていて、リュウに「実がなるのが楽しみだね!」と言いました。
 それから約10日後の日曜日(7月3日)に実を発見しました。速い!

「リュウ、見てみて、もう絹さやの実がなってるよ!速いね」

 7月3日の夕食後一緒に見に行きました。

 植物ってすごいなぁ。






病院の玄関横に「絹さや」のプランター発見。 - 2016.06.24 Fri

 昨日、M病院に入る時、玄関横に絹さやのプランター発見!
 夕食後、リュウと早速見に行きました。
 花が咲いてるからこれから実がなりますね。
 昨年まではこのような野菜はなかったと思います。

 実がなるの楽しみだね!

 






父の日のケーキ。 - 2016.06.20 Mon

 6月19日(日)は父の日。午後からケーキを買って、イブキ、ワタルと病院へ。4人で4階の談話コーナーに移動し、父の日のケーキを食べました。

 この日リュウは、いつもより頭がスッキリしているような表情をしていて、理解力があるように感じたので、4月からのイブキとワタルの様子をいつもより詳しく伝えると、それなりに聞いてくれていたように思い、嬉しかったです。
 ケーキもむせることなく飲み込むことができ、嬉しかったです。

「イブキもワタルも本当に大きくなったよね?」

と私が言うと、目も前に座っている子供たちを見て、

「うん」

と答えていました。

 素敵な時間をありがとうございます。

 この瞬間は、色んな人のお陰があります。

「お父さんありがとう」

 イブキとワタルがそう言いました。






ライラックのお花を見に行きました。 - 2016.05.24 Tue

 5月22日の日曜日の午後、リュウのお母さんの納骨があり、一家でお墓の前に行きました。リュウの二人のお兄さん、お義姉さんたちや子どもたちと一緒です。お坊さんがお経を唱えてくれました。お花とお義母さんが好きだったサイダーやお饅頭を買っていったのですが、まだ信じられません。隣に立っていて、声も聞こえ、普通に会話が始まる気がするのです。

 納骨が終わったあと解散になったのですが、病院への外出届の時間を多めに申請していたので、白石区の川下公園に一家でライラックのお花を見に行きました。この日は最高気温が27度と日中はすごく暑いです。

 お出かけの間は、言葉はよくわかりませんが、話しかけたら反応がそれなりにありました。それから目の動きもよくて、車の助手席に乗っていて、前をキョロキョロとよく見ていました。反対に気になったのが、車イスから車への乗り込みやその反対がなかなかうまくいかなかったことです。今の車は普通の車なのですが買い換え時期になっているので(もう車検が通らないそう)、前にトヨタの福祉車両の展示場に見に行きました(リュウは行っていません)。担当の方のお話を聞き北海道という場所のことも考えて、助手席が手動で横に回転し、少し外に出てくるものを予定しています。今よりも乗り降りはしやすくなるはずなのですが。


↑川下公園のライラックのお花。
「リュウ!ライラックのお花見えるかい?」とリュウの目を見ると、ライラックのお花を見ました。そして、
「うん」とリュウ。

 よかった〜。


↑イブキに車イスを押してもらうリュウ。左はワタル。夕方になると寒くなってきて、リュウに青い毛布をかぶせてあげました。

 リュウ、ワタルのマシンガントーク、相変わらずだよね・・・。


↑白いライラックのお花。川下公園内の資料によると、ライラックって何百種類もあるそう。私はそれを知るまでは、三種類くらいだと思っていました。

 天気のいい日にお出かけできてよかったです。
 お義母さん、お盆に一家でお墓参りに行きますね!



M病院とS病院近くのライラックのお花。 - 2016.05.21 Sat

 北海道はこの季節、ライラックのお花が咲き始めます。大通公園でもライラックまつりがスタート(白石区の川下公園でも開催だそう)。他のお花も色々咲いていて、気持ちのいい季節です。
 ところが九州地方からS病院に入院しているミユさんは目を開けているのが辛いのだそう。太陽の光がまぶしくて、涙もよく出るとのことです。「この症状がなかったら病院の外に車いすで散策に行けるのに」と夫のコウさん。

 ミユさんは5月12日(木)に入院して、私は5月14日(土)と5月21日(土)に夫妻に会うことができました。ミユさんが最初に進行性核上性麻痺と診断されたのは、昨年の7月。

「いつも妻に朝の6時に起こされて散歩に行くんです。入院前もずっと続けていました。ところがだんだん上り坂が辛くなってきて、私が後ろから押してあげたりするんです。そういう時、私も悲しく辛くなります。前はできたいたことがだんだんできなくなってきて・・・」

「そうですね・・・。リュウもた〜〜〜くさん、できることができなくなりました。こちらもショックを受けることがあり、そのお気持ちはよ〜〜〜〜〜くわかります、コウさん。ミユさんは認知の方はなんでもありませんが、リュウは身体機能と、認知機能両方です。身体的なできることができなくなることと、認知の方での変化を目の当たりにするのは、それぞれがまた違ったショックだったかもしれません(介護する方)」

「ただ、本人がとても明るいのでそれが救いです」とコウさん。

「それはまだ良かったです。私の方はそういうことがたくさんあったので途中からは、本人はどうなのか?と思うようにしました。こちらがショックを受けている位、本人もショックを受けて悲しんでいるのかどうか。何か温度差を感じられるような時もあることがわかってきて、本人が辛いこと、悲しいことをきちんと見極める必要があり、そのことを取り除いてあげることにポイントを置いてあげようと思いました。痛いのは代わりになることはできませんので。痛かったり辛い以外のできないことはまわりがカバーしてあげて、あともしかしたら将来新しい薬も開発されたりするかもしれないので、最後まで諦めないようにして」

 ところでコウさんは足が痛いそうで、おうちでミユさんと一緒にいる時は自分の体のことに時間をなかなかかけられないそう。そこで、ミユさんが入院中の間に、コウさんも足の病院にかかり始めました。

 ミユさん、コウさん、ゆっくり前に進めたらいいです。

 昨日、M病院の玄関横に咲いていたライラックのお花と、S病院近くのライラックのお花です。プリントアウトして持っていきますね!


↑M病院玄関横。ちょっとピンボケ。リュウと一緒に見ました。


↑S病院近くのライラックのお花。花弁の大きさがM病院より小さめ。




アルフィー(永ちゃん)のキーホルダーと赤福。 - 2016.05.21 Sat

 友だちが矢沢永吉(永ちゃん)の神戸のコンサートに小樽から行き(もうどの友だちかわかる)、会場限定という貴重なキーホルダーと赤福!と買って、送ってくれました。ありがとうございます。早速病院に持って行きました。

「リュウ、友だちがキーホルダーと赤福送ってきてくれたよ!このキーホルダー、コンサート会場限定なんだって。誰のコンサートかわかる???」

 リュウの目の前にキーホルダーを差し出すと、ジーーッと見ていました。そして、

「・・あ・・る・・ふぃぃ・・・」

と言いました。

 嬉しい!リュウの口から固有名詞を聞けたなんて。それもコンサートのキーホルダーを見せて、誰かわかる?という質問に考えて答えてくれたなんて!嬉しい。

「アルフィー?私もね、これが誰かって言われないとわからなかったと思うんだけど、永ちゃんだって、え・い・ちゃ・ん。リュウ、学生時代だったかコンサート行ったことあるって行ってたよね?リュウも好きだったよね、永ちゃん。嬉しいね、永ちゃんのキーホルダー。永ちゃんはCMでしか見ることないけど、元気そうだよね、リュウより年上なのにね、すごいね!」


↑「神戸ワールド記念ホール」限定キーホルダーだそう。病室の壁に飾りました。


↑「赤福」。今年も食べられました。リュウも餡とお餅を少しずついただきました。ごちそうさまでした。ありがとうございます。



カレンダー係りに後継者が。 - 2016.05.15 Sun

 M病院に入った時、MドクターとMソーシャルワーカーさんに私が伝えたことです。最初だから(?)と思って、何でも(?)伝えました。

 「S病院の食事の風景が良かった。病室から出てこれる人は出てきて集まって食事をとった。その際、患者さんもご家族の方も看護師さんや介護福祉士さんもみんなが会話していた。音楽もかかっていた。食事をとるためにそこまで歩いて、あるいは移動して、そこで食べる。目的があって足や手や口を使う。気も遣う。リハビリも大事だけどリハビリじゃない目的のために自分の体や頭をつかう機会が欲しい。私も考えたいが病院でもできるだけ(ちょっとだけでも)目的を持たせてもらうことはできないか」

と。

 それからしばら〜くしたある日のことです。いつも食事をとっているディスペースに、手作りのカレンダーが設置されていました。S看護師さんがリュウのために作ってくれたのだそう(私が最初にドクターに伝えたものを聞いたのかどうかは確認していないのでわかりません)。毎日交換するものです。
 S看護師さんからリュウがカレンダー係りに任命されました(リュウ、カレンダー係りに任命される)。涙が出るくらい嬉しかったです。リュウに役割ができました。カレンダーがなかったディスペースにそれができて、リュウがみなさんのために日付けを合わせるのです。リュウもプレッシャーを感じていましたけど、頑張って取り組んでくれていました。

 S看護師さんに感謝、感謝。ありがとうございました。

 でもだんだんできなくなってきて、いつの間にかやらなくなってしまいました。私も気が付いた時はカレンダーを合わせていたのですが、それも忘れたり。

 ところが先週の木曜日のことです。いつもディスペースで一緒に食事をとっているYさんが食事の後、カレンダーを合わせてくれていたのを見たのです。
 
「あれっ!最近カレンダーYさんが合わせてくれていました?このカレンダー、夫のために看護師さんが作ってくれたんですが、できなくなってずっと合わせてなかったのですが」

「うん。私が合わせていました。だって誰も交換しないから」

「そうでしたか!ありがとうございます!」

 Yさんは片手が動かない様です。動く方の手で合わせてくれていました。

 リュウ、カレンダー係りの後継者だね、よかったね。患者さんに引き継がれているよ。リュウもまた手が動いてできるようになればいいね。


↑次の日に合わせてくれたカレンダーと車イスに乗っているYさん。



友だちの差し入れ。 - 2016.05.15 Sun

 私の友だちの「勤労ちゃん」が、ひと月かふた月に一回、ここのところずっと差し入れをしてくれています。有り難いです。でも無理しないでねと何回も言っているのですが。
 5月11日(水)の夕飯時にも来てくれました。自分で作ったお料理を詰めて。
 この日のリュウは飲み込みが今ひとつで、病院の食事もあまり食べられませんでしたので、せっかく持ってきてくれたお料理も残念ながら食べられませんでした。でも反応はそれなりにあります。私にうながされなくても自分からテレビを見たり、まわりの声に反応したりです。

「何か反応良くなったんじゃない?前から見たら」と勤労ちゃん。

「そお?でも私もノートにそう書くことが最近増えた気がする」と私。

 暖かくなってきたから血流も良くなってきた?それとも何???

 いずれにしても嬉しいことです。


↑一番上の巻き物は「アヤメ」だそう。持ち帰り子どもたちといただきました。ありがとうございます。


↑ヨモギの大福。あんをリュウの口に入れました。




母の日のケーキとリュウ支えられての歩行の動画。 - 2016.05.09 Mon

 昨日は母の日でイブキにケーキを買ってもらい(ということにして)、午後3時にイブキと病院へ。
 ワタルはどうしても一人で地下鉄でお出かけしたいとのことで、行きませんでした。福祉施設に4月から通所しているのですが、土曜日が通所の時が結構あるようです。一昨日もそうで、一人でのお出かけの時間をどうしても確保したいそう。後から聞いてびっくりしたのですが、東西線円山公園駅で降りて、札幌市中央区の円山(標高225m。今まで学校で2回経験)に登ってきたそう!!!ええぇ〜〜〜!えぇえ〜〜〜!ドキドキ・・・

 それで病院ではワタルはいなくて、いたら気が付かなかったのですが(多動もあるので、ワタルへの注意もそれなりに必要になります)、この日は思い付いてイブキに動画を撮ってもらいました。リュウが自立歩行できたら私が写せるのですが、私が左の脇を支えて歩いているので、普段は写せません。

 今までブログでは過去に2回リュウの歩行の様子をアップしています。1回目は2014年の10月1日の自立歩行の様子です。この年は何とか自立歩行できたかと思います。
 2回目は2015年8月18日の自立歩行とスプーンの運びのものです。この時はすごく調子がいい時でした。でもこの年は自立歩行は難しくなっていたと思います。でもできたので嬉しくて動画を写しました。この2本はリュウを支えていないから私が写せました。

 今現在は自立歩行は無理だと私は思っていますが、左脇を支えての院内散歩は毎日しています。食べ物をスプーンで口に運ぶことは難しいです。食事の前にトイレに寄っているのですが、トイレで手すりにつかまることはできます。食事は時は相変わらず、ベッドからディスペースのテレビの横のソファーに移動して食べていますが、食べられる時と食べられない時があります。意思表示はある時はあり、よくわからない時もあります。
 ただ、私が支えての歩行は本人が歩く意思がないとできません。食べられない日も意思表示がないような日も毎日院内散歩しています。「食べられない、意思表示が今ひとつ」イコール「具合が悪い」ともまた違うようです。ソファーから立ち上がる時も「さあ行こうか!」と私が言うと本人も立ち上がろうと体に力を入れます。行きたい方向じゃないと立ち止まってしまって足が前に出ません。私も散歩はいいと思っていて、本人が私の気持ちも汲んでくれて一緒に歩いているのもあるとは思いますが、本人の歩く意思があって、ある程度自分の行きたいところに行っていることは確かなことです。キョロキョロまわりを見て、自分で選んで、進んでいる時もよくあります。

 あと、いつからか気がついた重要なことがあります。リュウが私の支えで歩けるのは、リュウが小柄で私が支えられるからだということです。もしも私よりも体重も重たくて体格が良かったらどうだったかな?と思います。その時は、二人で支えるか、歩行器の助けを借りたりしたかな・・・。

*病院に入院したきっかけが、自宅外で転倒し骨折(右の股関節を人工骨頭に)だったので、入院してからのお出かけは安全のため車イスを使用しています。

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↑イブキからの母の日のケーキ。
 

↑2016年5月8日(日)の歩行の様子。イブキ撮影。この日は嚥下が悪く、ケーキも夕飯もあまり食べられませんでした。でも支えられての方向はまあまあ?お天気で暖かく、今年初めて散歩で外に出たかな。
 今は三剤療法の薬をベースに、週に一回グルタチオン点滴2000mg、フェルガード毎朝LA2/3包です。


 リュウ、発症してから10年は経ったね。
 無我夢中で10年あっという間だったけど、10年って長い年月だね。
 北海道もやっとお花が咲いて暖かくなってきたから、またどこかに行きたいね。
 近場でもいいからね。




リュウのマッサージ。 - 2016.04.03 Sun

 最近ですが、夕食があまり食べられないです。モグモグができてもゴックンができなかったり、モグモグもできなかったり。そういう時は食事が早く終わってしまい、時間ができます。

「そうだ!」

と思い、リュウの首や肩や肩甲骨のあたりをマッサージしています。首なんかガチンガチンです。この病気はもともと、ここのあたりが硬くなります。ベッドに寝ている状態だと、首や背中のマッサージはしづらいですが、夕食時イスに座っているので、チャンスです!

「かたいね!でも気持ちいいかい?」

と聞くと、「・・・ウン・・・」と言って、顔の表情も気持ちよさそう。それを何日か続けていると、ある日ふと、私もマッサージして欲しいと思いました。

「リュウ!リュウばかりマッサージしてもらっているけど、私もして!私もガチンガチンだから!」

と突然私が言い、リュウの前に腕を出すと、ソロソロと腕をあげ、ギュッギュッギュッと、押してくれました。でもその力は、多分ヒヨコが乗って歩いているくらいの力でしょう。

「ああ〜〜〜!気持ちいいわ!リュウありがとう!だいぶほぐれたわ!」

 私はリュウに聞こえるように、はっきりと言いました。

 ありがとうね、リュウ。 

 リュウのマッサージ、私の心にギュッギュッギュッと響いたよ。


↑3月30日。


↑4月1日の飾り。リュウと一緒に見たもの。


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プロフィール

vanilla

Author:vanilla
「やさしいまなざし」は「Vanilla Web Site」の日記の部分です。

登場人物(平成28年11月現在)
 
佐藤リュウ(59歳)←夫
佐藤バニラ(永遠の20歳)←私
佐藤イブキ(社会人)←長男
佐藤ワタル(福祉施設通所)←次男

 夫佐藤リュウは、平成17年頃(48歳)より、物が二重に見える、手に力が入らない、全身が重苦しく感じる症状があり、会社勤務ができなくなりました。
 若年性のパーキンソン病の疑いとのことで、平成18年(49歳)より神経内科に通院し、平成19年にはパーキンソン病関連疾患と診断名が付きました。
 その後、平成22年 (52歳)、診断名が若年性の「進行性核上性麻痺」に変わりました。
 ずっと自宅より通院していましたが、平成24年4月に自宅外で転倒骨折し、手術入院となってしまいました。入院時、誤嚥性と思われる肺炎も併発していて、現在も入院中です。平成26年11月19日に胃瘻造設しました。
 夫が仕事ができなくなった平成17年時、上の子が小学校6年生、下の子が小学校2年生(多動と自閉で特別支援学級在籍)でした。
 私は、平成19年より、平日フルタイムで仕事しています。たくさんの方のお力をお借りし、生活しています。
 北海道在住です。

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