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2018-07

「ワタルはまだサンタさん信じているよ?」 - 2017.11.30 Thu

 昨日、病院に行くとディスペースのテレビ横に大きいサンタさんが点滴の棒にぶら下がっていました。棒の上側の部分には煙突もあり、凝っています!私は喜びました(←なぜ私が?)。
 点滴の棒なのでキャスターが付いていて、私はガラガラと引きずってリュウの目の前へ移動しました。

「リュウ、見て見て!おっきいサンタさん!」

 リュウの目はサンタさんを確認し、笑顔になりました。

 嬉しいな、ちゃんと見てくれて、笑ってくれた。続けて私は話しかけました。

「そう言えばね、ワタルがね、半信半疑だとは思うんだけどサンタさんまだ信じているようで、今年も何をもらうかと、すごく考えているんだよね。そろそろいないって言おうか?」

 話しながらリュウを顔を見て、話し終わると、首を横に振る感じでした。

「言わないほうがいいってこと?」

「うん」

 やっぱりリュウはそういう風に言うんだね、そういう風に言うのがリュウだわ。何ていうか、その人の夢を壊さないというか。

 「いない」とも断言できないし、そのままにしておくか・・・
 





リュウのお誕生日の日に病院でケーキ。 - 2017.11.21 Tue

 先日リュウの還暦(←バレバレなのでハテナマークを外しました)のお祝いで家族で温泉に行きましたが、本当の誕生日は11月中旬の平日。その日お義姉さんからケーキが届きました!ケーキには「還暦おたんじょうびおめでとう」の文字が。三人でケーキを持って病院の4階でいただきました。お義兄さん、お義姉さん、ありがとうございます。
 今回は特別なお誕生日ということで、他の方からもお祝いやメッセージいただきありがとうございます。


↑「還暦おめでとう」と私が何回も言うと、「ゴニョゴニョ」と言うので、そのニュアンスから想像して「そんなに嬉しくないってこと?」と聞くと「うん」とのこと。確かに私が還暦迎えて、しつこく(?)「おめでとう」と言われたら、複雑な心境になるかな。

 この日の座位は大きく左に傾いていました。8割方右に傾くのですが。他に前傾の時も後屈の時もあります。でも、支えて歩き始めると上半身下半身共に、真っ直ぐになります。4階までも私の支えで歩いて来ました。ケーキも二、三口、食べられました。


↑その日病院に行くと、病室の壁に二階のスタッフのみなさんから「家族みんなで還暦」「おめでとう」と手作りのバースディカードが飾ってありました。

 いつも本当にありがとうございます。写真はあすなろホテルのロビーでの記念写真を引き延ばしてくれていました。



リュウのお誕生日お祝いに温泉一泊(バリアフリーホテルあすなろ)。 - 2017.11.05 Sun

 なんとリュウは、今年ちょうどのお誕生日で、お祝いのお誕生日(還暦?)。
 家族でイベントできないかと考えて、札幌からは函館方面にある「バリアフリーホテルあすなろ」に一昨日一泊してきました!運転手は私でリュウは助手席に乗ってもらい、後ろに病院でお借りした車イスを積んで、高速に乗っても札幌から車で、約四時間の長距離です。イブキは車の運転はてんかんのため、免許取得は難しいですね。

 T先生、看護師さん、介護福祉士さん、M病院のスタッフのみなさん、行かせてくれて(?)ありがとうございます!

 「バリアフリーホテルあすなろ」は、2015年4月にオープンした社会福祉法人「江差福祉会」が運営する障がい者に優しいホテルで、働く人も28名中20名の方が発達障がいの方です。私と子どもは昨年親の会で一度泊まっていて、二回目です。お部屋は見学したコネクティングルームというのを予約しました。


↑乙部町にある「バリアフリーホテルあすなろ」。


↑こちらにベッドが二つ。ドアでつながっていて向こうにもベッドが二つ。親と子どもは寝る時間が違う。


↑全室に介護用ベッドが一つ(タイプによっては二つ)あります。写真は左が介護用ベッドです。電動式です。


↑食べられるものをと思ってリュウ夕食の席へ。他のテーブル席も車イスの方が何名かいらっしゃいました。

 この時お盆を持っていたスタッフの女性の方が「昨年いらしゃったの覚えている!」と話しかけてくれました。ワタルがその女性に「利用者さんですか」と聞くと「そうです」と。「私も何となく覚えている!」と言いました。何か嬉しかったです。


↑リュウがビールを何口かゴクゴクと飲めました!良かったです。

「リュウお誕生日おめでとう〜!」


↑夕食後はファミリー風呂でリュウに温泉に入ってもらいました。事前に女性の入浴介助の人を頼んで、その方と私二人で、衣服の脱着から体を洗ったりをしました。専用の車イスに移乗します。


↑体を洗った後、リフトで湯船に。熱すぎないでちょうどいい湯加減です。夢だった念願(?)の温泉に入れました。介助の方が「肌がほんのり赤くなってきましたね〜」と声かけしてくれ、私が「良かった良かった」と言い、リュウにも言うと「うん」とうなづいていました。


↑今回はファミリー風呂でしたが、介助する人が同性の場合は、大浴場でも専用の車イスで入ることができます。車イスのタイプが何台かあって、このタイプはレバーで体が沈み込むようになっていて、湯船にも浸かることができます。他のタイプは低くはならないので、上半身は湯船から出て、半身浴みたいな感じに。
 昨年の親の会で写真もたくさん写してきたので、また時間をみて、リポート書きたいと思います。

 リュウは帰りの高速のサービスエリアでもカレーライスを何口か食べられました。

 何かリュウの足がなかなか動かない時があって大変だったけれど、怪我や事故等なく、無事に帰ってこれました。

 リュウおめでとう。調子悪い時とか不安になってしまうけど、また調子いいと思う時もあって、私の気持ちが常に揺れ動くのはずっと変わらないけど、これからもタイミングみて、お出かけとかしようね。子どもたちも帰りの車で、みんなで次はどこに行きたいねとか言っていたの聞こえたよね。

 また行こうね。



リュウが起き上がろうとした。 - 2017.08.25 Fri

 リュウは寝返りができないので、「寝たきり」です。
 ところが昨日目の前で体を起こして起き上がろうとしました。
 (そう言えば)入院してから見たことなかったのであまりにびっくりして、写真写せなかったので、絵に描いてみました。
 起きようとして、自分で上半身を真っ直ぐうっすら浮かせることは今もたまにあります。


↑いつもこんな感じで横になっています。イラストだとベッドが起き上がり過ぎていますが、実際は20度くらい(誤嚥性肺炎予防)。枕の下に私が用意したドーナツ枕(後屈にならない様)。腰の位置の枕は、体位交換様枕で看護師さんが時間ごとに入れ替えてくれます。膝の下の枕もS病院の理学療法士さんの指示のままで、右のそけい部に人工骨頭が入っていてその関係です。あと内転しないように、書いていませんが小さいクッションを膝と膝の間に入れています(内転すると外れることがあるそう)。S病院からずっとそのまま。


↑私が夕方来ると、頭の枕以外を外してベッドもフラットにしています。昨日はフラットにした時に、ワタルも来ていて、一緒にあいさつしました。その後、食事用のカゴをディスペースに置きに行き、戻ってみると、リュウの上半身が斜めまで起き上がっていて、座ろうとしていてびっくり!!!完全には起き上がれなかったのでその後は手伝いましたが、初めて見ました。ワタル効果?



お墓参りとプール - 2017.08.09 Wed

​ リュウは親戚が大好き。
 お盆のお墓参りとその後の食事は、毎年楽しみにしています。
 ところが、姪っ子や甥っ子が新しいパーナーを連れて来て、赤ちゃんも増えてくると、リュウはお墓参りのメンバーのことをわかっているのかどうか???
 私はそれなりに一生懸命伝えているつもりではいます。

 今年のお墓参りはお盆にはちょっと早い8月6日に終わりました。
 姪っ子のアーちゃんが0歳の赤ちゃんを連れて来ました。
 赤ちゃんを抱っこしたアーちゃんがリュウの目の前に来てくれ、

「リュウさん、アーちゃんの赤ちゃんだよ!」

と言いました。リュウはわかったのかわからないのかわかりません。するとアーちゃんが「わかったかな?」と言いながら、赤ちゃんをリュウの目の前に見せて、

「リュウさん、アーちゃんの赤ちゃんだよ!」

とリュウに届くようにと何回か言いました。その声にリュウは、赤ちゃんを目でとらえ、見て、私が「わかる?」と聞くと、コクンとうなづきました。アーちゃんと私は目と目を合わせ、

「やったね!リュウさんわかったね!」

と喜びました。
 普通は(?)一回くらい言ったら止めちゃうのですが、「通じる」「わかる」と信じて、「待ち」の気持ちであーちゃんが根気よく伝えてくれ、伝わりました。嬉しいとともに感心!しました。さすがあーちゃん、人を相手に仕事してるね。

 帰り、車に乗る時も医療関係で働いている甥っ子が車イスから車の助手席に移譲してくれました!


↑左からリュウ。あーちゃんとあーちゃんの赤ちゃん。甥っ子の長女ちゃん。


↑右の側頭部にできていた出来物から膿のようなものが出てきて、お墓参り前日まで包帯ぐるぐる巻きになっていました。それでお墓参りの後の食事は今年はちょっと失礼しようと思っていて、そうしました。


↑出来物はあるけれども、熱もなく外出許可も出ていたので(包帯ぐるぐる巻きも看護師さんたちが考えてくれて、帽子みたいなのにしてくれていました)、みなさんと別れた後、瞬間移動で「ていねプール」へ。ワタルがていねプール行きたいと何回も言っていてそうしました(車イスの入場について問い合わせ済み)。

 この日すごい気温が高かったです。薬を入れる時間に適当な場所がなくて、看護師さんがいる救護室で過ごさせていただきました。私がリュウ暑くて大丈夫かな?と心配していると大丈夫だった!ホッ。看護師さんが、「これに懲りずにまたいらしてください」と声をかけてくれ、沁みました。


↑波を起こすプール。


↑こんなのも。

 お墓参りではみなさんにリュウが「元気そう」と言われ、嬉しかったです。今年も新しいメンバーも増えて、みんな元気そうで良かったです。

 病院から外出する時も看護師さんたちがニコニコ、帰った時もニコニコ迎えてくれ、ありがとうございました。




今日は飲み込みが良かったなぁ~(動画)。 - 2017.08.02 Wed

 ずっと喉仏が動いているのに目が留まったのはなかったのに、なぜか今日(8/1)は喉仏の動きが目に入りました。嚥下の確認に「喉仏の動き」というのがあるそう。自分の喉仏に手を添えて、水でも飲み込んだ際、ゴックンとともに喉仏が上下しているのがわかります。


↑今日はほぼゼリー完食。食べられない日は食べられない。最近は食べられない方が多いですが。


↑なぜか今日は喉仏の動きが目につく。いいことなんですよね。


↑7月28日から右の側頭部に500円玉くらいの出来物が。看護師さんに報告を受け「大きなにきびみたいなやつ?」と聞くと「そんな感じだと思う」と。触ると痛がるのですが、熱も出てないので、普段通りに過ごしています。一階散歩時、たまに会うスタッフのAさんに、「顔の表情も立ち上がりや歩行も何かいつもよりいい」と言われました。私もそう思ったので、他の方にも指摘されてそうなんだと思いました。頭に出来物ができてから調子いい???そんなことある?



リュウの背もたれしない座位。 - 2017.07.19 Wed

 何ていうか、あまり意識していなかったのですが(・・・?)、リュウはベッドでは寝返りはできません。
 なので、区分(?)では寝たきり???

 ご存知の通り、そのリュウを私は毎日起こして(もちろん本人と呼応して)、本人の意思のところへ支え歩きをしてもらっているのですが、私は背もたれのないイスには座れないと思い込んでいました。でも今日は背もたれを利用しないでずっと座っていました。
 貴重だと思ってので、写真を写しましたよ。


↑壁にはくっついてません。


↑もともと猫背のリュウ。



リュウの足を踏んじゃった! - 2017.07.07 Fri

 今日、リュウがベッドから立ち上げる時に間違ってリュウの足をちょっと踏んじゃった!
 リュウの顔を見ると、すごく顔をしかめてる。

「ごめんね!ちょっと足を踏んじゃった!」と私が言うと、顔をしかめたまま、

「ちょっとじゃないよぉ!」とリュウの返事が。



 そんなことを言ってもらえるなんて。

 嬉しかったなぁ。



↑私が踏んだリュウの足。私は「ちょっと」だと思ったけど、リュウにとってはかなり重たかった???


↑S看護師さん手作りのバルーン。ディスペースの天井からぶら下がっています。


↑全体図はこんな感じ。赤い金魚もいてかわいい~。


↑こちらはY看護師さん力作の折り紙(?)によるお花。受け持ちの患者さんのバースディカードを作っているのだそうです。手間ひまかかってるぅ~!もちろん気持ちも!


↑こちらもY看護師さん力作のお花。

 看護師さんって、いつも患者さんのことを念頭に入れてくれているの?いやいや、プライベートの時間も大切にしてくださいね。でもこういうのが何年も続いているからなぁ。


↑2階ディスペーステレビ横。


↑同じく2階ディスペーステレビ上。



「マダアルク」 - 2017.06.30 Fri

 毎日の日課ですが私は仕事帰り病院に寄り、リュウに熱がない日は(お陰さまでここのところずっと熱ないです)リュウを起こしトイレに寄り、ディスペースのソファーに座り、食べられるものを口に含んでもらい、それが終わったら肩をマッサージしたり話しかけたりをしたあと、院内散歩へ。
 今日はしばらく同じフロアーをウロウロした後、ベッドを目の前にして「ベッドに戻る?」と聞くと「マダアルク」とのこと。

 「わかった!」

と、まだ歩きました。

 写真と動画と撮りました。私はリュウの脇を支えていますが、本人に歩く意思がないと脱力してしまい、床にヘナヘナとなってしまいます。また、本人が進みたくない方向には足が止まって進みません。

 身内に不幸があり(次にアップ予定です)色々ありますが、亡くなった人も「生を精一杯生きて欲しい」と願っていると思います〜。


↑2階の突き当たりのドアに写ったリュウと私の足。


↑リュウの脇を支えての歩行。



私のTシャツの柄に飽きたリュウ? - 2017.05.31 Wed

 私は最近、黒一色のTシャツを購入しそれを着るようになりました。それまでは、ミッキーとミニーのTシャツを2種類毎日洗濯し交互に来ていました。それを多分、約半年間続けました。いつも同じイラストのTシャツを着ていたことになるのですが、昨日ふとリュウに質問を。

「最近ね、黒いTシャツ買ったの、いま着ているやつ。それまではミッキーのTシャツだったでしょ?ずっと来ていたんだけど、飽きた?」

 するとリュウが「ウン」とうなづいてから「ゴニョゴニョゴニョ」と言いました。なんて言ったかわからなくて、「そんなことなかった?」と聞くと「・・・・」。「飽きた?」と聞くと「ウン」とうなづいていたので、やっぱり飽きていたんだな〜と思いました。

IMG_04501.jpg
↑こちらはミニーマウスのTシャツ。



あれれ、ゼリー完食。 - 2017.05.24 Wed

 夕食時は相変わらずベッドからディスペースに移動し、食べられる分だけ食べています。お盆に乗っているのは、ご飯とおかず一品(いずれもペースト状)とゼリーかプリンです。ご飯とおかずはペースト状なので、ゴックンがよくわからなくて、少し食べてもらったら、結構すぐにゼリーかプリンに。ゼリーとかの方が飲み込んだかどうかわかりやすくて。
 昨日は、ゴックンがわかり、本人にもまだ食べるか聞いてをくり返しているとゼリー一個食べられました。食べられても半分までだったのですが、嬉しかったです。

 食べることや、トイレでの排泄、足で歩いたり、手で手すりをつかんだりができたら嬉しいし、私の問いかけに「ウン」とか言ってくれる時も嬉しいです。でも一番は笑顔が嬉しいです。

 リュウのベースになっているのはT先生の体調管理や、スタッフのみなさんの日頃の関わりやお世話です。感謝。


↑完食したゼリー。左のアジサイはS看護師さんが季節で変えてくれるリュウのテーブルの目印です。昨日は調子よく、看護師さんが私に「こんばんは」と言ってくれたので私が「こんばんは」と言うと続けてリュウも「コンバンハ」と結構大きな声で挨拶をしていました。



今年初のドライブ。 - 2017.05.24 Wed

 お天気良さそう!と思った5月21日に午後からリュウと私とイブキ、ドライブへ。今年初のお出かけです。
 近くの公園の梅のお祭りがその日までで、リュウにも楽しんでもらおうと駐車場へ着いた途端にまさかの雨・・・。それもザンザン・・・。

 梅ソフトクリームも今日までだしどうしよ、買ってきて車の中で食べらもらおう。

 そう思ってダッシュで買ってきて戻って車の中でスプーンで何口か食べてもらいました。その後ドライブへ。
 何となく走っていると、マオイの丘の道の駅に着いてしまい、雨が降ってなかったので車イスで外へ。建物の裏の方にパークゴフル場があり、見ていると歩きたさそうにしていたので、「歩く?」と聞いたら「うん」とのことで、何歩か芝生の上を歩きました。もちろん私が支えて歩いたのですが、歩くのは毎日の日課としているので、特に困難はなかったです。

 その時、リュウの笑顔が見られました。嬉しい嬉しい。こんなに緑が輝いているなんて。目に鮮やかでした。北海道にも緑の季節がやってきました。
 

↑マオイの丘の道の駅のパークゴルフ場。

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↑平岡公園の梅まつりの梅ソフトクリーム。




紙風船で久しぶりの笑顔。 - 2017.04.02 Sun

 インフルエンザとその後の肺炎の治療も終わり、熱もほとんど出ることなく、安定しています〜。

 先週のことですが、夕食後に紙風船をやろうと、私がソファーに座っているリュウにぽ〜んと打つと、何回か返してくれました。そのうちの一球なんですが、リュウが返そうと手を動かしたらスポッとリュウの左手の中に入ってしまい、片手でグシャッとつかむ格好になってしまいました。
 私の方は返されると思って身構えていたけど、予想外のことが起こってしまい、アレッという表情で(←たぶん)リュウの顔を見て、その後笑ってしまいました。するとリュウも紙風船をつかんだまま、私の顔を見て、笑顔になりました。

 久しぶりの笑顔です。嬉しかったです。






T先生に「お世話になっています」と言ったリュウ。 - 2017.03.14 Tue

 昨日T先生とお話しできたのですが、

「今日、調子はどうですか?とリュウさんに聞いたら、オセワニナッテイマス、と言ったんですよ!」

とT先生が嬉しいびっくりをしながら、まず私に教えてくれました。聞き取りづらいので先生の方から聞き直す形だったそうですが。

「ええ、そんなことを???」

「そうなんです、やっぱり(何でも)わかっているんですね!」

「なかなかそういう言葉は聞かれせん」と私。

「今日一番の嬉しい出来事ですね!」とT先生。

 本当にそうだ、それに、そう思って共感してくれる先生の存在も嬉しい〜なぁ。


「そうそう、インフルエンザと肺炎の疑いも落ち着いた後に夕食時ゼリーから始めていますが、そろそろ食事に戻しませんか?食べ方忘れてしまいます」とT先生。

「あっ、そうですね・・・、肺炎の疑いで使った抗生物質が効いてもうしばらく熱も出ていないし、そろそろ食事に、えぇ」と私。

 胃瘻にしてから、二年とちょっと経っているのに、今回食事の復活を提案してくれるなんて。

 それから私がリュウの脇を支えて歩いているけど、このこともずっと何も言わないでくれていて、有難いです。

 夕食時私の全面介助で、ベッドから起き上がり、靴を履いて私の脇支えでトイレに寄り、その後ディスペースのソファーに移動は、毎日しています。



昨日の院内散歩で。二階の奥の突き当たりのガラス扉に写ったリュウと私の足。もともと細いリュウと、年々がっしりしてくる私。




ひなまつりのゼリー。 - 2017.03.04 Sat

 リュウはお陰さまでインフルエンザはすっかり良くなりました。ただ、胃ろうのペグを交換した時に写したレントゲン写真で肺炎が起こっていることがわかり、しばらく抗生物質を点滴しています。それが効いていると思うのですが、熱も36度台です。
 食事ですが、今まで夕食だけ出してもらっていたのですが、病み上がりということもあり、ゼリーかプリン一個のみを出してもらっています。
 病室のベッドから脇を支えて、ディスペースのテレビ横のソファーへ。

 3月3日のお盆に「ひなまつり」のイラストを描いたカードが。それと「桜餅風デザート」が乗っていました。

「かわいいね!桜餅風デザートだって!」

 リュウにそう言うと、「ウン」との反応が。この日嚥下がよくなく、ゴックンできなくて、食べられませんでしたが、目で楽しませていただきました。
 それに院内は色々なところにひなまつりの飾りがあり、たくさんひなまつり気分を味わいました。
 
 ありがとうございます。

 インフルエンザも良くなったし、熱もないし、ほっこりタイムが復活して嬉しいな。


↑ひなまつりのカードと桜餅風デザート。


↑前の紙風船に穴が空いたので、新しい紙風船になりました。「何かわかる?」「・・スイカ・・」とのやり取りありました。この日、動きが良い方の左手で何回か返してくれました。


↑テレビ横の手作りのひな人形。これがすごくかわいいです。


↑お雛様のアップ。髪の毛は毛糸で後ろでちゃんと結んでいます。


↑こちらも手作りのお内裏様とお雛様。テレビ前にちょこんと置いてあります。他にも色んなお内裏様とお雛様がディスペースにあり、数えたら10個近くあります。ひな人形だらけです。華やかで嬉しいです。


↑うぐいすと梅の花の飾り。


↑うぐいすのアップ。


↑手作りの桜餅の飾り。



夫婦でインフルエンザ。 - 2017.02.25 Sat

 知らない間に(?)、あっという間に時間が経ってしまいました。ご心配おかけしてすみません。

 リュウは年が明けてからも37度台後半の熱が出ることがあり、ディスペースに移動できない日もありました。そんな中、先週末突然39度台の高熱が。肺炎が疑われ、レントゲンをうつしてくれたのですが、肺炎ではないとのことでした。ところが、インフルエンザの検査をしてみると陽性反応が。40度近い熱で苦しそう。院長先生が「粉を吸う特効薬はリュウさん無理だから、注射の薬使いましょう」と言ってくれてすぐに打ってくれました。それから何日か経って今度は私が体調悪化。近所の病院に行くと「インフルエンザAです、吸うタイプの特効薬使いましょう」とのことで、夫婦でインフルエンザになってしまいました・・・。
 リュウはインフルエンザワクチンも打っていたし、私も病院行くときは必ずマスクをして、手も洗って気をつけていたのですが・・・。

「私がリュウにインフルエンザの菌を運んじゃったのかな?あとリュウからうつっちゃったのかな」

 近所の病院の先生に「インフルエンザはこの人からうつったとわかるものでもないですよ」と言われ、「それもそうだなぁ」と思いながら、仕事もお休みして、うちの中では子どもたちにうつらないように注意しながらこもっています。

 お陰さまで、リュウも私もインフルエンザはほぼ良くなりました。

 みなさんもまだ流行していますので、必ず手洗いうがいして、感染しないようにしてくださいね。


↑私が処方されたイナビル吸入粉末剤。



明けましておめでとうございます。家族で年越し。 - 2017.01.02 Mon

 リュウは家で年越しできるかなぁ〜!

 ここのところ熱が続いていて、それに伴って身体機能も落ちていて、私はなかなか決断できないでいました。抗生物質を使ってくれて熱も下がった日が続いても、身体機能は今ひとつです。うちはバリアフリーではないので、うちの中に入るまでにどうしても車から降りて、10歩くらい歩かないといけません。最近病院では、私の脇支えで歩いている最中に何かの拍子に体の力が抜けてしまい、私がリュウを両手で支えながら助けを呼んで、車イスを持ってきてもらったり、イスを持ってきてもらったり、ということが何回かありました(助けてくれてありがとうございます)。

 これは本人に決めてもらおう。

 そう思ってリュウに聞きました。

「リュウ、年越しはうちでしたいよね?」
「ウン」←即答。

「年越し、一泊だけど、うちに行く?」
「ウン」←即答。

「車からうちまで何歩か歩かないと行けないよ」
「ウン」←即答。

 リュウの意思が確認できました!

 うちに帰ろう!

 早速看護師さんに12月31日から一泊の外泊届を言いに行きましたが、最後に付け加えました。

「もしも、うちに入れなかったりしたら、その時点で帰ってきます〜〜」

 毎日毎日夕食時リュウに立ってもらって私の支えでディスペースに移動しているのは、車の乗り降りやバリアフリーじゃない家に入って来れるように、というのもあります(それだけじゃないですが)。
 本人もそれをわかっているのかな???
 毎日頑張っているのにどうして帰れないの?と言わんばかりに、31日の午後にお迎えに行くと、着替えの際も積極的に手を動かしたりして、協力的です。さぁ、行くぞ、という感じ。

 リュウ、ゴメンゴメン。今後もうちょっと頻繁(?)に家に帰ったらいいね。

 リュウの気持ちがわかり、車から降りて、無事に家に入れました。病院からの移動はイブキにも手伝ってもらいました。
 通所時代に使っていたリュウ専用のキャスター付きで肘掛け付きのイスが、家の中で車イスの様な役目を果たしてくれました。

 やった〜〜!無事に家に入れた。

 そう思った時に隣の家の人と外で会い、「無事に夫が年越しのためにうちに入れた」と言うと、「よかったね!今、松を切りに行くところだから、切って来てあげようか?」と言ってくれ、一本くれました。嬉しかったです。


↑まずはビールで乾杯!隣の人からいただいた松と。ビールは何口か飲めました。あんまり飲むとつぶれる可能性が。


↑友だち(勤労ちゃん)から何か届いた!小樽のなると出身の料理人の方の若鶏の半身揚げ家族の人数分だそう!豪華。ありがとうございます。


↑お寿司。小さく切って私が口に運びました。量は少ないですが、食べられましたよ。


↑ワタルの大好きな紅白が始まりました。これはワタルにせがまれて写真を写しました。年越しは私の実家と今の家族でしかしたことありませんが、こんなに紅白が大好きで最初から最後まで見ているのはワタル以外にいません。


↑「五木ひろしフォーティーシックス」と新聞を見ながら言うので、「えっ!」と思って見てみると、五木ひろしの出場回数が偶然(?)にも46回で、ワタルの大好きなアイドル(乃木坂46、欅坂46)と似た名前になっていました・・・。ワタルは真剣に「五木ひろしフォーティーシックス」と読んでいて、私は可笑しくなって笑ってしまいました。
 アイドルが一番気になるのですが、ワタルが次に気になるのは、五木ひろしや北島三郎???

 ワタルは4月から通所していて作業のお金は茶色い封筒で現金でいただいてきます。その封筒をリュウに見せてと言って、ワタルから見せてもらいました。そしてそのお金で買っているアイドルが載っている雑誌もリュウに見せてもらいました。


↑年越し用のソバなのですが、買ってあった「ヌードルカッター」というのを初めて使ってみました。なかなか良いです。麺を短く切るのは麺を出してまな板で切って戻したり、キッチンバサミでお椀の中でチョキチョキしたりするのですが、これは専用の道具で、お椀の中で動かすと麺が短くなります。



 翌朝の元旦の朝、ベッドで目を開けているリュウに、

「明けましておめでとうございます。今年も宜しくお願いします」

と言うと、「何とかかんとか」(←多分あけましておめでとうと言っている)と言い、笑顔になりました。

 リュウの最高の笑顔を一年の初めに見られて良かったです。

 みなさん今年も宜しくお願いします。





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プロフィール

vanilla

Author:vanilla
「やさしいまなざし」は「Vanilla Web Site」の日記の部分です。

登場人物(平成28年11月現在)
 
佐藤リュウ(59歳)←夫
佐藤バニラ(永遠の20歳)←私
佐藤イブキ(社会人)←長男
佐藤ワタル(福祉施設通所)←次男

 夫佐藤リュウは、平成17年頃(48歳)より、物が二重に見える、手に力が入らない、全身が重苦しく感じる症状があり、会社勤務ができなくなりました。
 若年性のパーキンソン病の疑いとのことで、平成18年(49歳)より神経内科に通院し、平成19年にはパーキンソン病関連疾患と診断名が付きました。
 その後、平成22年 (52歳)、診断名が若年性の「進行性核上性麻痺」に変わりました。
 ずっと自宅より通院していましたが、平成24年4月に自宅外で転倒骨折し、手術入院となってしまいました。入院時、誤嚥性と思われる肺炎も併発していて、現在も入院中です。平成26年11月19日に胃瘻造設しました。
 夫が仕事ができなくなった平成17年時、上の子が小学校6年生、下の子が小学校2年生(多動と自閉で特別支援学級在籍)でした。
 私は、平成19年より、平日フルタイムで仕事しています。たくさんの方のお力をお借りし、生活しています。
 北海道在住です。

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