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2012-09

音楽療法の八つの大きな効用 - 2012.09.30 Sun

 私の院内コンサートのブログを受けて、のぞみの会のメーリングリストで、感想を含めて何人かの方のやりとりがありました。
 その中で埼玉のW様が、音楽療法の八つの大きな効用を書いて下さいました。
 とても貴重なことがまとめられていると思い、ブログを読んで下さっている方にも見ていただきたく、埼玉のWさんの許可をいただき、転載させていただきます。

******************

私は音楽が大好きです。然し、何らの楽器も弾く事が出来ません。只々、
曲を聴くだけです。でも音楽のない世界など想像することは出来ません。
音楽は日々の生活の中で、特に妻の介護生活の中でとても重要な役割
を果たしてくれています。

音楽は本質的に時間を超越しています。懐かしい曲や、過去を彷彿させる
曲は、時空を遡り、大切な思い出を回想の中で再体験させてくれます。
過去は単に過ぎ去ったものではなく、私たちの人格の一部として、今この
時も生き続けてくれています。音楽の持つ不思議な力..................
........................。

死生学を長年に亘って研究しているある学者は音楽療法には八つの大きな
効用がある、と言っています。

 1.患者の注意を苦痛からそらし、疼痛の緩和に役立つ。
 2.死に直面する緊張やストレス、過剰な恐怖を和らげ、安眠にも繋がる。
 3.懐かしいメロディーは、楽しい思い出を蘇らせ、灰色の闘病生活に
   温かな灯りをともし、生きる勇気を与えてくれる。
 4.過去の人生から持ち越した問題を解決する、手がかりを与えてくれる。
 5.対話の糸口が出来て、思いがけない心の交流を生むこともある。
 6.音楽のハーモニーは、患者の精神的な動揺を鎮め、内的な調和を
   取り戻す助けとなる。
 7.音楽は時間を超越しているため、永遠性への希望を与えてくれる。
 8.遺される家族の喪失の悲しみを癒し、立ち直りへと導く上でも、重要な
   役割を果たす。

更に彼は言っています。「音楽は、しばしば幸福な体験と結びついている」。
そして彼の場合、それはイギリスの作曲家エドワード・エルガーの「威風
堂々」なのだそうです。

彼によりますと、欧米諸国のホスピスでは音楽療法が”盛んに”行われている
そうです。それに比して我が国日本ではどうでしょうか、未だ音楽療法なるもの
への理解度は極めて低いのかも知れませんね。

音楽の持つ不思議な力を、末期患者だけではなく、あらゆる人の心と身体の
調和をはかるために役立ててもらいたい、と切に願っています。

私が引用した本ー出典は、

     集英社新書 
     「心を癒す言葉の花束」
     アルフォンス・デーケン





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プロフィール

vanilla

Author:vanilla
「やさしいまなざし」は「Vanilla Web Site」の日記の部分です。

登場人物(平成28年11月現在)
 
佐藤リュウ(59歳)←夫
佐藤バニラ(永遠の20歳)←私
佐藤イブキ(社会人)←長男
佐藤ワタル(福祉施設通所)←次男

 夫佐藤リュウは、平成17年頃(48歳)より、物が二重に見える、手に力が入らない、全身が重苦しく感じる症状があり、会社勤務ができなくなりました。
 若年性のパーキンソン病の疑いとのことで、平成18年(49歳)より神経内科に通院し、平成19年にはパーキンソン病関連疾患と診断名が付きました。
 その後、平成22年 (52歳)、診断名が若年性の「進行性核上性麻痺」に変わりました。
 ずっと自宅より通院していましたが、平成24年4月に自宅外で転倒骨折し、手術入院となってしまいました。入院時、誤嚥性と思われる肺炎も併発していて、現在も入院中です。平成26年11月19日に胃瘻造設しました。
 夫が仕事ができなくなった平成17年時、上の子が小学校6年生、下の子が小学校2年生(多動と自閉で特別支援学級在籍)でした。
 私は、平成19年より、平日フルタイムで仕事しています。たくさんの方のお力をお借りし、生活しています。
 北海道在住です。

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