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2013-05

世界遺産 熊野古道「大門坂」-和歌山県 #リュウ63 - 2013.05.30 Thu


熊野古道「大門坂」。

●持ってきたもんはぜんぶ持って帰ってよ。
●残していってええのは足あとだけやで。
●持って帰ってかまんのは土産と思い出だけやで。
「火の用心」那智山商店会

下りを見ても石畳の階段。

登りを見ても石畳の階段。

まるで絵画みたい。

リュウと座った石畳の階段は、こんな風になっていました。






空飛ぶドクターと旅行に行ってきました。 #リュウ62 - 2013.05.26 Sun

 5月22日(水)〜24日(金)まで、二泊三日で「空飛ぶドクターと行くお伊勢詣りと和歌山熊野詣」に、難病で入院中で車イス移動の夫、リュウと行ってきました。
 詳細をアップするつもりが、約450枚写真を写して来て、さっきまとめていてギブアップしました。そちらは、後日アップします。今日は、簡単なものですが、旅のご報告します。

 予定通り新千歳空港を飛びました!新婚旅行以来?また二人で飛行機に乗るなんて。信じられません。

 この写真は、車イスで機内に移動しているところです。この辺のことも詳細版でアップします。

 中部国際空港に着き、バスガイドさん付きの貸し切りバスで移動し、まずは三重県二見興玉神社・夫婦岩を観光しました。リュウが海を見るのは、何年ぶりでしょう〜。思ったほど暑くもなく、湿度もなく、気持ちがいい〜。

 午後から、伊勢神宮の内宮と外宮へ。伊勢神宮の電動車いすをお借りし、移動しています。砂利道での電動車いすは経験がなく、ちょっと乗り心地わるそう。
 そのせいではないと思いますが、リュウは、車イスから降り、内宮の正宮の大石段をチャレンジし、支えられながら見事に上り下りしました。お参りもしてきました。
 真ん中のピンクのシャツを着た男の方が、専門のガイドさんで、とってもとっても丁寧に説明して下さり、終わって出てくると、おはらい町・おかげ横丁は閉まっていて、赤福本店には行けませんでした。残念。

 一日目宿泊先の、志摩観光ホテルクラシックの豪華なフランス料理です。このひとときも、とっても印象的でした。フランス料理もそうですが、デザートのスィーツも、うなるほど美味しかったです。
 リュウは、刻みのフランス料理。こちらも写真写してきました。

 ホテルのお部屋から見えるすばらしい景色。真珠の養殖しているのが見える英虞(あご)湾。

 二日目、貸し切りバスで途中まで移動し、ワゴン車に乗り換え、那智山へ。途中、世界遺産の大門坂へ。ここでも専門のガイドさんが説明してくれましたが、この景色は、何もかも、リュウのことも忘れるほど、感動!私が、花より団子ではないと証明した瞬間でした。リュウもこの地点に立ち、少し上まで上がりました。

 こちらも一帯が世界遺産に登録されている那智山から写した那智滝です。
 熊野那智大社などがあるこんな高いところに、リュウと来れるなんて。三つの神社の建物も風格があるし、それに那智滝の間近まで、特別(?)に行けたんです。リュウも那智の滝すごい!と帰って来てからも、言っていました。
 あと、那智山の売店で、「黒飴ソフト」をふたりで食べました。那智黒飴って、有名なんですね。会社のお土産の一つに買いました。

 二日目の宿泊先、串本ロイヤルホテルのお部屋から見える風景。すばらしいです。海の中に奇岩が一直線に並ぶ「橋杭岩(はしくいいわ)」が見えます!岩の一つがお坊さんみたい?こちらも豪華ホテルです。

 ホテルでの夕食。リュウの刻み食ですが、私たちの目も楽しませてくれる豪華和食。病院では、お刺身が出ないのですが、今回の旅行でたくさんお刺身食べました。特に、マグロです。

 次の日は、バスの中から観光。本州最南端の潮岬近くもバスで通り、紀伊半島の海岸沿いを関西国際空港の方向へ。この写真は、白浜近辺です。こういう樹(フェニックス)は、北海道になく、本当に珍しかったです。

 白浜のビーチで、海岸にズラッと三角の砂山が。砂の造形物をこれからつくるそうですが、砂が白くてびっくり。昨日リュウが看護師さんに「砂が・・・、白い・・・」と言っていたそうです。

 帰りは、関西国際空港から新千歳空港へ。リュウはがんばって、三席つづきの席、窓側に座りました。この位置の席に座るのに困難がありましたが、助けてもらい、座ることができました。座ったかいがあり、しっかり窓の外を見て、本当によかったです。

 新千歳空港からは、添乗看護師さんであり、今回の旅行の協賛会社であるアロハ オラの代表の江口優子さんが付いてくださいました。
 中部国際空港に着いてから帰りの関西国際空港までは、江口さんに加え、空飛ぶドクターの坂本泰樹先生、今回の旅行の企画・実施の近畿日本ツーリスト株式会社和歌山支店支店長さん、バスガイドさん、運転手さんが、私たちとずっと一緒でした。
 二日目の朝、リュウが部屋で転倒してしまい、ちょっと頭を打ったのですが、すぐに江口さんと坂本先生が対応してくださり、大事にも至りませんでした。転倒時も、私も、医療関係者がいる、と動揺しないで済みました。
 他の参加者の方が途中カゼを引いてしまい、坂本先生から薬をもらい飲むと、治ってしまいました。先生は、その方にたいへん感謝されていました。
 食事は全食とも刻み食で、リュウが席に座ると、食べるに丁度いい具合になって用意されていました。様子をみて手配して下さっていた方と各手配先の方が、協力して下さっていて、本当にスムーズに食事にかかれました。
 参加者の方は、口々に、「旅行に行きたくても行けなかった」と切実に語っていました。「普通のツアーだと、みんなに付いて行けなくなった」「いつもは家族とだけど、ひとりでツアーに参加したかった」と、今回の旅行の企画を喜び、参加していました。
 リュウも喜んでくれたかどうか、本人は「楽しかった」と言っていますが、今はまだ、行ったばっかりで、本心はどうだったのだろうって思っています。帰りの車の中で、「大変で、楽しかった」と言っていて、それが本音かもしれません。でもまた行きたいとも言っていました。
 リュウの車イスは、坂本先生、江口さん、支店長さんが交代で押して下さり、私はまわりの景色を楽しむことができました。
 あと、バスではベテランのガイドさんがずっと説明してくださっていて、話し方に感心しました。眠たくなったら眠っても、起きても、ずっと説明してくれているのですが、眠って申し訳なかったと思わせないような話し方で、起きて説明聞いていても自然と耳に入ってくるしで、とにかくすばらしかったです。
 運転手さんも急ブレーキかけないでくれて、やさしい運転でした。
 ほかにも空港や色々なところで、たくさんの方が助けて下さいました。

 そして、私の母や家族親戚の方や、私の会社や、そしてそして入院先の主治医や看護師長さんや看護師さんたち、リハビリの先生!

 というように、尽きずにずっと書き続けるので、いったんここで、今日の報告はおしまいにします。 
 応援してくださったみなさん、ありがとうございました。

 リュウと私、本当に、空を飛べました!




空飛ぶドクターと旅行中 #リュウ61 - 2013.05.23 Thu

 一日目の伊勢神宮参拝も無事に終わり、宿泊先の志摩観光ホテルクラシックの朝食も終わり、いま、貸切バスで伊勢から熊野に向かっています。リュウも元気です。


↑さっき寄った紀伊長島道の駅の入り口ののぼり。「マンボウの串」。こちらは、マンボウを食べる。


↑一日目の写真です。
伊勢神宮参拝の前に寄った、二見の夫婦岩、興玉神社のところにあった龍の置物?の口から出る水。




「おばちゃん党」北海道オフ会のお知らせの追記1と2になります。 - 2013.05.21 Tue

追記1:追記1:おばちゃん党は、「MOTTAINAI」が世界共通語として広めることを提唱されているように、「OBACHAN」も世界共通語としてなればいいなぁ、と思っています。

追記2:おばちゃん党サポーターズの方もどしどし、ご参加下さい。おばちゃん党サポーターズのフェイスブックページは、こちらです。(←クリックしてください)このページは、フェイスブックに登録していなくても見られます。



「おばちゃん党」北海道オフ会のお知らせ - 2013.05.18 Sat

「おばちゃん党」北海道オフ会のお知らせ


 私が、大阪のおばちゃんがいつも「アメちゃん」を持っている、ということを知ったのがそんなに遠くない過去です。
 「アメちゃん」とは、「飴」で、見知らぬ人にも差し出し「コミュニケーション」のためにも常備していると言う。
 それを知ってびっくりしました。
 都会のイメージは、人と人の関係が希薄というものです。大阪という大都会の「おばちゃん」の存在に正直びっくりし、それを知って、私はとても興味がわきました。

 日本にそんな人種が生息しているんだ!
 それに、なになに?大阪は振り込め詐欺でダマされる人が、日本の中で一番少ない?それを聞いて、大阪のおばちゃんが一役かっているのではないかと、こんな想像をしました。

 ある日の夕暮れです。
 ひとりの大阪のおばちゃんが歩いています。服装は、ヒョウ柄のTシャツに、下は白いパンツ。
 あれっ!頭は、カーラー巻いたまま!そのカーラーはいつはずすんでしょうか。
 手には、エコバッグにたくさんの夕食の食材。重たそう。たくさん買いすぎたんですね。ちか道の公園の中を通ろうとしています。でも、重たくてつらそう。ベンチが目に入りました!ちょっと、ひとやすみ。でも先客がいます。80代くらいと思われる年配の方です。横に座りました。そして、大きい巾着から、小さい巾着を取り出しました。ロシアのマトリョーシカ状態です。その小さい巾着の中には、たくさんのアメちゃん。
 そして、言いました。

「お爺さん、この中から好きなの取ってぇ。どれがいい?あ〜それ?それ私も好きなの。どれが美味しいかわかってるねぇ!このこのぉ〜!そう言えばね、知ってる?振り込め詐欺。いえの電話に、ある日突然かかってくるんだって。おれ!おれだけど、困ってるからお金振り込んでって。それでね、ダマされて300万も振り込んだ人知ってるよ。おじいちゃんも気を付けてね!じゃあね!」(←大阪弁に翻訳お願いします)

 そう言って、おばちゃんは立ち上がり、真っすぐ前を向いて歩き出しました。眉毛はキリッとしていて、振り返りもしません。

 私はひとりそんな想像をし、アメちゃんを持っている大阪のおばちゃんって、かっこいい!私も、大阪のおばちゃんになりたいと思いました。
 そして先日、本当に大阪のおばちゃんが、「おばちゃん党」をフェイスブックでつくったと知りました。そして私は迷わず入党しました。私も立派な、大阪のおばちゃんになりたいっ!
 入党してすぐ、こんな書き込みがありました。

「今朝、出勤途中に交通事故現場に遭遇しました。あしばやに、みんなが通り過ぎる中、ほおっておけなくて、対応しました」と。するとみんなから、「偉い!」「それでこそおばちゃん!」と賞賛のこえ。それを見て私も「いいね」の拍手をしました。

 ここから以降の文章は、私が今回の取りまとめ役になった過程です。

 せっかくだから私も何か投稿しようと思いました。私のこのブログで書いたことと、「今日の朝刊でこういうの載っていたよ」と、地元北海道の新聞に載っているおばちゃん党関連の記事をアップし始めました。
 最新の投稿は、新聞に私の文章が載ったときのものと、リュウと旅行に行くとのもののブログを、おばちゃん党のフェイスブックページにアップしたのですが、みなさん自分のことのように喜んでくれたり、泣いてくれたりで、私も本当に感激しました。
 私は北海道のおばちゃんを見つけるとお友だち申請をして、フェイスブックでお友だちになってもらっていました。でも住んでいるところに関係がなく、私にお友だち申請が来るようなので、私も道産子以外にお友だち申請してみよう!と思いました。
 そして、私も投稿にコメントくれていた方で、何回も名前を見たように思えた何人かの方に申請してみました。みなさんお友だちになってくれたのですが、その中に「早乙女」という名字の方がいました。

早乙女?どこかで見たことある名字。昔のマンガ?

 早乙女さんにメッセージを添えて、お友だち申請をしました。お友だちになってください、と。すると早乙女さんから、「6月に北海道に行くので、お会いできませんか?」と返信があったのです。

「旅行ですか?」と私。
「学会です」と早乙女さん。
「学会?」
「はい」

 この時点であれ?と思い、おばちゃん党のホームページを見に行くと、早乙女さんとは、全日本おばちゃん党副代表代行早乙女智子さん(産婦人科医)でした。どこかで見たことある名前と思ったのは、マンガでではなく、おばちゃん党のホームページででした。
 私は、お友だちになっていただいた他の方の職業も確認すると、この人もお医者さん、この人は介護福祉士さん、起業家の人・・・、となっていて、軽い気持ちでお友達申請をしていたので、ちょっとびっくりしました(でも今後も肩書きを見ないでお友だち申請すると思います。よろしくお願いします)。
 びっくりしたついでですが、先日の橋本大阪市長の従軍慰安婦発言のすぐ後、谷口真由美代表代行が、おばちゃん党のフェイスブックのページに、「橋本市長の発言の各国の市民の感想知りたいから何カ国語でもいいから、誰か翻訳して」と書き込んだら、すぐに「私は何々語にできる」と複数反応があり、その後「何々語バージョンできた」と回答があり、それをアップ、するとそれをちがう人が「このバージョンシェアします」と持って行きました。あまりにも素早く日本全国のおばちゃんが作業をこなしているのを見て、驚いてしまいました。

 そういうわけで、私がひとりでお会いするにはもったいないと思い、北海道のおばちゃんにも参加して欲しいので、ここにひろく参加者を募集します。
 オフ会の内容は雑談中心ですが、「ちょっとした親切なおせっかいをしたエピソード」をひとつ発表してもらいたいと思います。フェイスブックをやっていなくても構いません。一回のみの参加で全然構いません。

おばちゃん党北海道オフ会開催〜早乙女智子副代表代行を迎えて〜

日時:6月1日(土)18時から2時間くらい
場所:札幌すすきのの居酒屋(未定)
連絡先:このブログの左下にメールフォームがあります。そこに参加希望とお名前を書いて5月26日(日)までバニラまで送信して下さい。バニラからの返信は5月の最終週になります。どしどしお待ちしております。

 おばちゃん党は架空の党で、洒落でつくられており、実際の政党になることはありません。
 おばちゃん党のホームページは、こちらです。(←クリックしてください)
 おばちゃん党のフェイスブックページは、こちらです。(←クリックしてください)このページは、フェイスブックに登録していなくても見られます。

追記1:おばちゃん党は、「MOTTAINAI」が世界共通語として広めることを提唱されているように、「OBACHAN」も世界共通語としてなればいいなぁ、と思っています。

追記2:おばちゃん党サポーターズの方もどしどし、ご参加下さい。おばちゃん党サポーターズのフェイスブックページは、こちらです。(←クリックしてください)このページは、フェイスブックに登録していなくても見られます。








答えは「あくせく」です。 - 2013.05.16 Thu

 5月15日の日記の中で、「齷齪」は何と読むかと質問しました。
 答えは、「あくせく」です。

 なお、齷齪という漢字が特に、老眼の方は見づらいかと思い、これを機に、パソコン版の文字を大きくしました。




漢字クイズやっと終了しました。 #リュウ60 - 2013.05.15 Wed

 私のスマートフォンのアプリで始めた漢字クイズ。初級、中級、上級とすすんで、上級に入ってからがペースが落ちていました。むずかしくて、私のやる気が起きなかったのです。
 先日、リュウの友人S田さんがお見舞いに来てくれた時、これがそのアプリだよ、と見せていたら、三人でやることになりました。
 やっているうちにゴールが見え、三人で終わらせることができました。
 その瞬間、三人で大喜びです。
 約半年かかりました。

 よかった〜。

 また、ちがうアプリ探して、挑戦したいと思います。

 ちなみに、三人ともわからなかった漢字です。

 「齷齪」






リュウとふたりで旅行に行きます。その2 #リュウ59 - 2013.05.11 Sat

 あとは、私の職場の上司への伺いと、ワタルの問題です。
 職場の上司には、チラシを見せて、「今の夫の状態なら行けそうで、お医者さんも看護師さんも同行で、なので、三日間有給休暇いただいていいですか?」と言ったら、「へぇそんなのあるの。えぇ、いいですよ」とその場で言ってくれました。
 最後の難関、ワタルですが、この4月からショートスティを利用するようになっていて、あと一日増やしたら旅行期間中の二泊をショートスティ先に宿泊し、そこから学校に通うかたちになります。
 4月からワタルのスケジュール調整でお世話になっているNPO法人WのMさんに、「こういうのに行きたいからなんとか旅行期間中、ショートスティさせたい」とメールしたら、後日「大丈夫になりました」と連絡が来ました。

 やったー!

 いよいよ、本人に発表する日が来ました。

「リュウ、二人で旅行に行かない?」

 すると、リュウは、

「お伊勢詣りだろ?」

と答えました。知っていた!
 そして、前からあれこれ考えていた風に、むずかしい表情になりました。

「モンダイは・・・」

 問題は?あ、そうだね、初めて車イスで旅行に行くし、食べるものとか、本人だから、色々不安なことも山ほどあるよね

「問題は?なに?リュウ」

 私がそう言うと、むずかしい表情のまま、言葉を続けました。

「モンダイは・・・、テンキだな・・・」

「テンキ?天気?」

「ウン」

 そう言って、深くうなづきました。

「あ、そうだよね、雨降ったら、大変だものね!カッパ持って行こうね!」

と言うと、

「ウン」

とまた深くうなづきました。

「楽しみだね!何十年ぶりだろう!二人で旅行なんて。それも飛行機で三重県の伊勢神宮だよ。それに二日目の大浴場、入浴介助してくれて入れるんだって!」

 私がそう言うと、表情が和らぎ、

「ウン」

とまた深くうなづきました。

 その日から、私たちは旅行のことについて、話し始めました。リュウと私のからだの中に、「旅行」というあたらしい血管ができ、そこに温かい血がドクドクと流れはじめたような、そんな感じがしています。



 江口優子さんに承諾を得ており、二人の旅行の模様は、写真でブログ等でお伝えします。
 江口優子さんの会社 ALOHA OLA(アロハ オラ)(所在地北海道恵庭市)のホームページはこちら(←クリックしてください)です。
 そこに、【空飛ぶドクターと行くお伊勢まいりと和歌山熊野詣】というところがありますので、そこをクリックすると、今回の旅行の詳細が見れます。
 空飛ぶドクターの坂本泰樹先生のホームページ 旅行医学の「カノヤ・トラベルメディカ」(←クリックしてください)です。

【空飛ぶドクターと行くお伊勢まいりと和歌山熊野詣】
新千歳空港発着 5月22日(水)~5月24日(金)
二泊三日 (7食付き)
協賛 ALOHA OLA
旅行企画実施 近畿日本ツーリスト(株)




リュウとふたりで旅行に行きます。その1 #リュウ58 - 2013.05.11 Sat

 北海道新聞の生活面「いずみ」に私の投稿が載る日はまだかまだかと、新聞をひろげ、かたわらでサインの練習をしていたある4月のすえの日、ひとつの新聞記事のタイトルが目に入りました。

「療養中の旅する夢支えます」「医師も同行ツアー企画」

 私はそれを見て、サインを練習する手も自然と止まり、記事を読み始めました。体調に不安がある患者の人でも行ける旅行を紹介する内容です。
 ツアーを企画したのは、北海道恵庭の看護師江口優子さんで、添乗員の資格も持ち、旅行の付き添い看護を主に行なう事業所「アロハ オラ」の設立者です。
 その江口優子さんが付き添い看護をし、旅にはお医者さんも同行するというものです。
 お医者さんは、九州福岡の「空飛ぶドクター」坂本泰樹先生。坂本泰樹先生は、高齢者の方や末期がんの患者さんの旅行添乗をするお医者さんです。

 え!そんなのあるの!それにそんなこと考えてくれる人もいるの!それだったら、いまのリュウで行けないかな!

 そう思いました。
 でも行き先は、道外の三重県伊勢神宮、和歌山県熊野古道などで、それも往復飛行機です。
 平日なので私の仕事もあるし、ワタルの学校もあるし、それに、主治医の承諾もいるし、それからそれから、リュウのからだの状態で参加できるんだろうか、とあれこれ考え始めました。
 でも行きたい!リュウと二人で旅行なんて、新婚旅行でバンコクに行って、それから子どもが産まれる前に、車にテント積んで東北旅行した約20年前ぶりです。それも、進行性核上性麻痺という病気になって、入院中で、飛行機に乗って旅行に行くなんて、考えてもみなかったことです。

 私はイブキとワタルに、「イブキは高校の修学旅行で沖縄行って、お母さんが行きたいちゅら海水族館見てきたよね?ワタルは、高校の修学旅行で飛行機に乗って、ディズニーランドに行くよね?お母さんもお父さんと二人で飛行機に乗って旅行に行きたい!」と訴えました。

 さあ、色々なところに確認や手配が必要です。リュウには、がっかりさせないために行けるめどが付いたら伝えようと思いました。

 まずは、リュウが参加できるかどうかの電話を新聞を見た4月末、江口優子さんにしました。

「もしもし新聞で、えぇ、それでいま進行性核上性麻痺で入院中の夫は旅行に参加できますか?私が付き添って。えぇ、車イスでの移動になります。歩けることは歩けますが、歩行は危険です」

「大丈夫です」

と江口優子さん。

「え!大丈夫?食事なんですが、今は、刻み食で」

「ホテルも出先の食事もすべて刻み食対応できます」

「え!そうなんですか!」

 カロリーや塩分の制限の食事や胃ろうの方も対応しているとのこと。

「飛行機なんですけど、乗り降りが心配。あと飛行機のトイレはとても狭いから、乗る前に空港の身障者用トイレに寄ってから乗ります」

「飛行機は車イスに乗ったまま機内に入れます。そこから座席に移動していただきます。飛行機のトイレは、車イスのまま中に入れます」

「え!トイレに車イスのまま?」

「はい、飛行機によっては車イス対応のものがあり、そのタイプの飛行機に乗ります」

「そうなんですか!」

「バニラ様、まずは主治医の承諾が必要です」

 そう言われ、電話を切りました。
 その日、プリントアウトしたツアーパンフレットを病院に持って行き、看護師長さんに相談しました。

「こういうのに参加したいのですが、主治医の許可が必要で」

「伊勢詣?お医者さんも一緒に?まあ!こういうのがあるの?行けるといいですね。リュウさんも喜ぶわぁ。うん、今のリュウさんなら大丈夫そうですね。でも、気を付けなくてはいけないことありますから、先生と私でちょっと考えてみます」

 そうして次の日のことです。

「あ、バニラさん、M先生がご主人のA○○でよければいいということですよ」

 そう看護師長さんが私に言いました。

 A○○?Aから始まる医療用語で私が知っているのは、AED。「リュウが持っている自動体外式除細動器でよければいい?」と主治医が?

 そんなこと言うはずないと私は思いました。それにリュウは、自動体外式除細動器は所持していないのです。
 看護師長さんは、あえてそのまま先生が言った言葉を私に伝えているという感じでした。その言葉は聞き覚えなくて、質問しようかと思いましたが、何となく意味がわかり、はいと言いました。

 A○○とは、日常生活動作をあらわす英語の頭文字で、ADLです。ご飯を食べたり、椅子から立ったり座ったり、歩いたり階段を上ったりの日常生活を送るための身体機能の状態、あと、認知症状等で会話がどれくらいできるとかの精神的な面での状態をあらわす言葉です。
 それは、江口優子さんに、いまこういう状態であると伝え大丈夫とのことだったので、主治医から承諾を得たかたちになりました。

 やったー!


その2につづく(←クリックしてください)


「いずみ」掲載後その1 - 2013.05.06 Mon

 5月3日(金)の北海道新聞の生活面「いずみ」に、夫と私の病院での出来事が載りました。
 私は、色々な方に「掲載されたから是非読んで下さい」とお知らせしていました。色々な方の反応お知らせします。

 まずは、夫のリュウ。
 掲載されると担当者の方から電話が来たのが、4月22日(月)。その日病院で、まずリュウに伝えると、キョトンとしていました。なぜ、キョトンとしていたのかというと、「自分としては、当然のことしているのに、どうして新聞に載るのか」ということです。その気持ちはずっとあり、今でもそうです。でもやっと、先日「よかったね!」と言ってくれました。「特別なことはしていない」「当然のことをしただけ」というリュウの気持ちも私は、すごく嬉しいです。
 5月3日(金)の夕方病院に持って行き、看護師さんにコピーを取ってもらいました。ディコーナーのご家族の方、患者さんにも読んでいただいたら、掲載を喜んでくれたと同時に、その内容に「涙が出る」と涙を流してくれていました。その時もやはり、カゴの中にパンが一個あったのです。

 当日朝9時に家の電話が鳴りました。
「函館のMだけど、わかる?」
 その声は、確かになみだ声。
 声の持ち主は、えっと、そうだ、短大の時の同級生で、お互いが結婚したくらいまで年賀状やり取りしていたけど、その後、年賀状が途絶えてしまった友だちだ!
「同性同名で、年齢もそうだし・・・、ご本人かと思って、電話してみたの」
「うん、うん、私、私。おひさしぶりだね」

 他にも、お知らせした方や、またお知らせしてない方からも、メールやFAXが届き始めました。

 北海道民が一番読んでいる新聞の威力はすごいな〜。

 翌日、私の住むS市から車で3時間くらいのところにあるD市に住む母から電話が。
「昨日電話したけどいなかったから、今日電話したわ」
「あれ?いなかった?あ!イブキとワタルとちょうどラーメン食べに行っていたときだわ」
「昨日、いずみを読み始めたら、何だかずいぶん、わが子ととても同じ境遇の人も世の中にいるものだと思って、で、途中まで読んで名前を見たら、あなたの名前で、びっくりしたわ〜」
 そうなんです、父と母は必ず新聞読んでるし、特に言っていませんでした。
「初挑戦なの?」
「うん」
「いずみはなかなか載らないんだよ、すごいわ」
 母も掲載を喜んでくれました。

 5日(日)に友だちに会ったら、
「バニラさんの姿見ただけで涙が出てくる」
と言って、本当に涙を流していました。それも大量の涙。
 その涙を見ると、こちらまで涙が出てきました。

 私のお知らせに、コンビニに北海道新聞を買いに行ってくれたG先生もありがとうございました。

 私のみならずほかの人の「心を動かすできごと」を私に体験させてくれたリュウに感謝しています。

 進行性核上性麻痺の患者・家族の会の「のぞみの会」のみなさんにも掲載されるとの報告した時点から喜んでいただき感謝しています。
 同じ病気の患者家族のみなさま、これからもみなさんで前へ進んでいきましょうね。




北海道新聞生活面「いずみ」掲載。 - 2013.05.03 Fri




 
 今日5月3日の北海道新聞朝刊生活面の女性読者投稿欄の「いずみ」掲載。


 新聞に載って、何か嬉しいです。
 
 投稿しようと思ったきっかけのひとつですが、もとになった4月16日にアップした「リュウが残してくれたパン」ブログ記事への拍手が飛び抜けて多く、背中を押された気がしました。

 拍手して下さったみなさんありがとうございました。



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プロフィール

vanilla

Author:vanilla
「やさしいまなざし」は「Vanilla Web Site」の日記の部分です。

登場人物(平成28年11月現在)
 
佐藤リュウ(59歳)←夫
佐藤バニラ(永遠の20歳)←私
佐藤イブキ(社会人)←長男
佐藤ワタル(福祉施設通所)←次男

 夫佐藤リュウは、平成17年頃(48歳)より、物が二重に見える、手に力が入らない、全身が重苦しく感じる症状があり、会社勤務ができなくなりました。
 若年性のパーキンソン病の疑いとのことで、平成18年(49歳)より神経内科に通院し、平成19年にはパーキンソン病関連疾患と診断名が付きました。
 その後、平成22年 (52歳)、診断名が若年性の「進行性核上性麻痺」に変わりました。
 ずっと自宅より通院していましたが、平成24年4月に自宅外で転倒骨折し、手術入院となってしまいました。入院時、誤嚥性と思われる肺炎も併発していて、現在も入院中です。平成26年11月19日に胃瘻造設しました。
 夫が仕事ができなくなった平成17年時、上の子が小学校6年生、下の子が小学校2年生(多動と自閉で特別支援学級在籍)でした。
 私は、平成19年より、平日フルタイムで仕事しています。たくさんの方のお力をお借りし、生活しています。
 北海道在住です。

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