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2014-05

無事に中部国際空港に着きました。 - 2014.05.29 Thu

みなさん、無事に中部国際空港に着きました。
全日空の飛行機は、無事に飛びたち、予定より少し早めに、無事に着陸しました。
緊張しました。







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お、オーバーラン4回? - 2014.05.27 Tue

オーバーラン4回?

名古屋・福岡・中標津・伊丹?


胴体着陸は3回?


勤労ちゃんの輝かしい過去?


わぁあ~あ!わあぁ~!

わあぁ~!わあぁ~!

赤福どっかにいった〜!


飛行機が無事に飛んで無事に降りて、の逐一のご報告したいと思います。


メールタイトル「忘れてた」 - 2014.05.26 Mon

メールタイトル
「忘れてた」

差し出し人
「勤労ちゃん」

受信日時
「5月26日15時37分」

本文

「私と飛行機乗る時は覚悟してね 離陸時間が遅れる事は 日常茶飯事。胴体着陸3回。でも 落ちた事はないから 」


わぁあ~あ!わあぁ~!

わあぁ~!わあぁ~!

なんで、伊勢に行く、ちょ、直前に明かすの~っ?

胴体着陸、一回しか知らない~!
それでも、ありえないと思うのに!


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M病院に入院して二度目のH医師の受診。#リュウ89 - 2014.05.25 Sun

 リュウはおととしの4月に自宅外で転倒骨折し、整形外科に入院。それから入院生活になりました。

 右の股関節、人工骨とうの置換手術をしてすぐに、神経内科の主治医がいるS病院に転院しました。
 S病院は、急性期型病院ということもあり、三ヶ月経って、療養タイプのM病院に転院になりました。
 いま現在入院しているのは、療養タイプのM病院です。M病院での主治医は内科のMドクター。転院しても神経内科の主治医はS病院のH医師で、なにかあるごとにS病院H医師の受診をします。

 昨年の年明けからだんだん調子を落とし、Mドクターに呼ばれ、S病院H医師の受診をすすめられました。
 今年もやっぱり年明けから調子を落とし、Mドクターに呼ばれ、S病院H医師の受診をすすめられました。
 5月のGWに家族旅行も控えていたので、私も心配でH医師の受診を希望し、ソーシャルワーカーさんのMさんがいろいろやってくれましたが、私の予想通り、H医師の予約はいっぱいで、やっと5月の23日(金)に受診できました。
 M病院入院中のS病院医師の受診は、今回で二度目です。

「リュウさん、車椅子で診察室に入ってくると思ったら、歩いて来られて!びっくりしました。」

とH医師。移動も短い距離なので、車椅子は持って行きせんでした。

「私への受診が8年前でその一年くらい前から症状は出始めていたので、この病気になって約9年ですね!歩いて診察室に入って来られて、びっくりですよ~!」

とH医師。私が、H医師のおかげだと言うと、H医師が、

「一番頑張っているのは、リュウさんですね~」

と。それを聞いて、リュウが、

「・・・イヤ、オクサンデス・・・」

と言うので、H医師も私の方を見て、

「こういうみずみずしい気持ちを・・・」

と言うので、私も深くうなづいて、涙目になってしましました。その後リュウは、H医師に感謝の言葉を述べることもできました。

 今回一番最初に受診を希望したときは、調子を落としてたのでどうにかして欲しいという状況でしたがその後、M病院にコウノメソッドの先生が突然ポコンと登場し、グルタチオン療法も4月からスタートして、調子も取り戻してきたので、今回の受診は、パーキンソン症状を今後も神経内科医のS病院H医師に、認知症状をコウノメソッドのM病院の内科医のT先生に診ていただきたいとのお願いという形になりました。

 MRIも撮ってくださり、進行性核上性麻痺の診断基準の一つの脳の形状、ハミングバードサインもわかりました。今回の画像、2012年の画像、その前の画像と三枚比較し、やはり各部の脳の萎縮が進んでいることもわかりました。

「グルタチオンはいいと思いますよ~」

とH医師。T先生の存在を知る前、S病院でできませんか?と以前H医師に連絡したら、混合診療になるのでできないとのことです。

 それから気になって、

「あの私にメールいただいて受診につながったOさん、どうですか?」

と聞くと、

「えぇ、転倒が多いとのことでしたが、3回の受診終え、押しても足もしっかり床に付いていて、良くなってきましたよ~。三剤療法の処方しました。九州?えぇ、今回九州の学会に行って三剤療法を広めたいと思っていましたが、日本では現状では私と千葉県のY先生お二人ということになりますでしょうか」

とH医師。

「よかった~~!Oさんもよろしくお願いします!」

と私。リュウの言葉がなかなかなかなか出て来なくて、H先生は根気よく根気よく待って下さり、リュウがやっと、

「ビエイノペンションニイッタ」

と言うことができました。

「昨年は奥さんと二人で伊勢へ、今年は家族四人で美瑛のペンションに行けて、良かったですね~!」

とH医師も本当に喜んでくれ、診察室に笑顔のお花が咲きました。

 先生もお元気で。何もなければ一年に一回程度の受診、またよろしくお願いします。

 ※H医師の行なっている三剤療法の動きも今後ともここでお伝えできればと思います。
 ※尚、M病院でのグルタチオン点滴療法もできなくて、私の希望で非公開場所で受けています。



診察を終えた後、カレー屋さんにリュウと入り、昼食を。左が私のカレードリア。右がリュウのコロッケが乗ったオムカレー。真ん中が病院でリュウが朝食に残してくれたパン。
カレーというメニューは非常に助かります。刻みにしてくださいと言う必要がないし、カレーの匂いとかで、食欲も増すのです。
いつも使っているスプーンを持って行くと、自分でも口に運ぶことができました。後半、私も手伝いました。



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母の日のプレゼント - 2014.05.24 Sat

 今月の母の日近くのことです。
 放課後ディサービスの事業所さんの連絡ノートに、「母の日のプレゼントを作っている」とあり、今度はもらえる!、とその日を楽しみにしていました。
 そしてある日ワタルが、プレゼントらしきものを家に持ち帰ったので私が、「お母さんの?」と聞くと、「ウン」と即答してくれ、すんなりもらえました。
 手作りの携帯ストラップも嬉しかったですが、即答でウンと言ってくれたのも、とっても嬉しかったです。
 ワタルも、イブキもありがとう。
 また事業所さんもありがとうございました。


↑左がワタルから。きれいにラッピングされていました。右がイブキから。


↑ワタルの手書きのカードが。手作りのビーズでできた携帯ストラップ。イブキは、お花の可愛いペンダント。



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大飯原発運転差止請求事件判決要旨 - 2014.05.24 Sat

 関西電力大飯原子力発電所の3号機と4号機の安全性をめぐる裁判で、福井地裁は2014年5月21日に、原子炉を運転してはならないとの判決を言い渡しました。この判決文ですが、すごく話題になっています。弁護士やジャーナリストらが運営するニュースサイト「NPJ」で全文が公開されました。人間の命に関わることと、電気を生み出す一手段の経済活動と並べて考えること自体が法的に許されないというようなことが内容にあります。
 地裁での原告勝訴ということで、高裁にいったらこの判決文は保留になり、そこで原告敗訴になったら、判決文は効力をもたなくなります。最高裁でも同じことが起こります。ずっと残って欲しい気持ちが強いので、「NPJ」から全文引用して私のブログに記します。なお、「NPJ」の全文掲載のページはここをクリックしてください

 原告の方たちの努力に感謝します。


大飯原発3、4号機運転差止請求事件判決要旨

主文

1  被告は、別紙原告目録1記載の各原告(大飯原発から250キロメートル圏内に居住する166名)に対する関係で、福井県大飯郡おおい町大島1字吉見1-1において、大飯発電所3号機及び4号機の原子炉を運転してはならない。

2  別紙原告目録2記載の各原告(大飯原発から250キロメートル圏外に居住する23名)の請求をいずれも棄却する。

3  訴訟費用は、第2項の各原告について生じたものを同原告らの負担とし、その余を被告の負担とする。

理由

1 はじめに

 ひとたび深刻な事故が起これば多くの人の生命、身体やその生活基盤に重大な被害を及ぼす事業に関わる組織には、その被 害の大きさ、程度に応じた安全性と高度の信頼性が求められて然るべきである。このことは、当然の社会的要請であるとともに、生存を基礎とする人格権が公 法、私法を間わず、すべての法分野において、最高の価値を持つとされている以上、本件訴訟においてもよって立つべき解釈上の指針である。

 個人の生命、身体、精神及び生活に関する利益は、各人の人格に本質的なものであって、その総体が人格権であるというこ とができる。人格権は憲法上の権利であり(13条、25条)、また人の生命を基礎とするものであるがゆえに、我が国の法制下においてはこれを超える価値を 他に見出すことはできない。したがって、この人格権とりわけ生命を守り生活を維持するという人格権の根幹部分に対する具体的侵害のおそれがあるときは、人 格権そのものに基づいて侵害行為の差止めを請求できることになる。人格権は各個人に由来するものであるが、その侵害形態が多数人の人格権を同時に侵害する 性質を有するとき、その差止めの要請が強く働くのは理の当然である。

2 福島原発事故について

 福島原発事故においては、15万人もの住民が避難生活を余儀なくされ、この避難の過程で少なくとも入院患者等60名が その命を失っている。家族の離散という状況や劣悪な避難生活の中でこの人数を遥かに超える人が命を縮めたことは想像に難くない。さらに、原子力委員会委員 長が福島第一原発から250キロメートル圏内に居住する住民に避難を勧告する可能性を検討したのであって、チェルノブイリ事故の場合の住民の避難区域も同 様の規模に及んでいる。

 年間何ミリシーベルト以上の放射線がどの程度の健康被害を及ぼすかについてはさまざまな見解があり、どの見解に立つか によってあるべき避難区域の広さも変わってくることになるが、既に20年以上にわたりこの問題に直面し続けてきたウクライナ共和国、ベラルーシ共和国は、 今なお広範囲にわたって避難区域を定めている。両共和国の政府とも住民の早期の帰還を図ろうと考え、住民においても帰還の強い願いを持つことにおいて我が 国となんら変わりはないはずである。それにもかかわらず、両共和国が上記の対応をとらざるを得ないという事実は、放射性物質のもたらす健康被害について楽 観的な見方をした上で避難区域は最小限のもので足りるとする見解の正当性に重大な疑問を投げかけるものである。上記250キロメートルという数字は緊急時 に想定された数字にしかすぎないが、だからといってこの数字が直ちに過大であると判断す’ることはできないというべきである。

3 本件原発に求められるべき安全性

(1)  原子力発電所に求められるべき安全性

 1、2に摘示したところによれば、原子力発電所に求められるべき安全性、信頼性は極めて高度なものでなければならず、万一の場合にも放射性物質の危険から国民を守るべく万全の措置がとられなければならない。

 原子力発電所は、電気の生産という社会的には重要な機能を営むものではあるが、原子力の利用は平和目的に限られている から(原子力基本法2条)、原子力発電所の稼動は法的には電気を生み出すための一手段たる経済活動の自由(憲法22条1項)に属するものであって、憲法上 は人格権の中核部分よりも劣位に置かれるべきものである。しかるところ、大きな自然災害や戦争以外で、この根源的な権利が極めて広汎に奪われるという事態 を招く可能性があるのは原子力発電所の事故のほかは想定し難い。かような危険を抽象的にでもはらむ経済活動は、その存在自体が憲法上容認できないというの が極論にすぎるとしても、少なくともかような事態を招く具体的危険性が万が一でもあれば、その差止めが認められるのは当然である。このことは、土地所有権 に基づく妨害排除請求権や妨害予防請求権においてすら、侵害の事実や侵害の具体的危険性が認められれば、侵害者の過失の有無や請求が認容されることによっ て受ける侵害者の不利益の大きさという侵害者側の事情を問うことなく請求が認められていることと対比しても明らかである。

 新しい技術が潜在的に有する危険性を許さないとすれば社会の発展はなくなるから、新しい技術の有する危険性の性質やも たらす被害の大きさが明確でない場合には、その技術の実施の差止めの可否を裁判所において判断することは困難を極める。しかし、技術の危険性の性質やその もたらす被害の大きさが判明している場合には、技術の実施に当たっては危険の性質と被害の大きさに応じた安全性が求められることになるから、この安全性が 保持されているかの判断をすればよいだけであり、危険性を一定程度容認しないと社会の発展が妨げられるのではないかといった葛藤が生じることはない。原子 力発電技術の危険性の本質及びそのもたらす被害の大きさは、福島原発事故を通じて十分に明らかになったといえる。本件訴訟においては、本件原発において、 かような事態を招く具体的危険性が万が一でもあるのかが判断の対象とされるべきであり、福島原発事故の後において、この判断を避けることは裁判所に課され た最も重要な責務を放棄するに等しいものと考えられる。

(2)  原子炉規制法に基づく審査との関係

 (1)の理は、上記のように人格権の我が国の法制における地位や条理等によって導かれるものであって、原子炉規制法を はじめとする行政法規の在り方、内容によって左右されるものではない。したがって、改正原子炉規制法に基づく新規制基準が原子力発電所の安全性に関わる問 題のうちいくつかを電力会社の自主的判断に委ねていたとしても、その事項についても裁判所の判断が及ぼされるべきであるし、新規制基準の対象となっている 事項に関しても新規制基準への適合性や原子力規制委員会による新規制基準への適合性の審査の適否という観点からではなく、(1)の理に基づく裁判所の判断 が及ぼされるべきこととなる。

 4 原子力発電所の特性

 原子力発電技術は次のような特性を持つ。すなわち、原子力発電においてはそこで発出されるエネルギーは極めて膨大であ るため、運転停止後においても電気と水で原子炉の冷却を継続しなければならず、その間に何時間か電源が失われるだけで事故につながり、いったん発生した事 故は時の経過に従って拡大して行くという性質を持つ。このことは、他の技術の多くが運転の停止という単純な操作によって、その被害の拡大の要因の多くが除 去されるのとは異なる原子力発電に内在する本質的な危険である。

 したがって、施設の損傷に結びつき得る地震が起きた場合、速やかに運転を停止し、運転停止後も電気を利用して水によっ て核燃料を冷却し続け、万が一に異常が発生したときも放射性物質が発電所敷地外部に漏れ出すことのないようにしなければならず、この止める、冷やす、閉じ 込めるという要請はこの3つがそろって初めて原子力発電所の安全性が保たれることとなる。仮に、止めることに失敗するとわずかな地震による損傷や故障でも 破滅的な事故を招く可能性がある。福島原発事故では、止めることには成功したが、冷やすことができなかったために放射性物質が外部に放出されることになっ た。また、我が国においては核燃料は、五重の壁に閉じ込められているという構造によって初めてその安全性が担保されているとされ、その中でも重要な壁が堅 固な構造を持つ原子炉格納容器であるとされている。しかるに、本件原発には地震の際の冷やすという機能と閉じ込めるという構造において次のような欠陥があ る。

5 冷却機能の維持にっいて

(1) 1260ガルを超える地震について

 原子力発電所は地震による緊急停止後の冷却機能について外部からの交流電流によって水を循環させるという基本的なシス テムをとっている。1260ガルを超える地震によってこのシステムは崩壊し、非常用設備ないし予備的手段による補完もほぼ不可能となり、メルトダウンに結 びつく。この規模の地震が起きた場合には打つべき有効な手段がほとんどないことは被告において自認しているところである。

 しかるに、我が国の地震学会においてこのような規模の地震の発生を一度も予知できていないことは公知の事実である。地 震は地下深くで起こる現象であるから、その発生の機序の分析は仮説や推測に依拠せざるを得ないのであって、仮説の立論や検証も実験という手法がとれない以 上過去のデータに頼らざるを得ない。確かに地震は太古の昔から存在し、繰り返し発生している現象ではあるがその発生頻度は必ずしも高いものではない上に、 正確な記録は近時のものに限られることからすると、頼るべき過去のデータは極めて限られたものにならざるをえない。したがって、大飯原発には1260ガル を超える地震は来ないとの確実な科学的根拠に基づく想定は本来的に不可能である。むしろ、①我が国において記録された既往最大の震度は岩手宮城内陸地震に おける4022ガルであり、1260ガルという数値はこれをはるかに下回るものであること、②岩手宮城内陸地震は大飯でも発生する可能性があるとされる内 陸地殻内地震であること、③この地震が起きた東北地方と大飯原発の位置する北陸地方ないし隣接する近畿地方とでは地震の発生頻度において有意的な違いは認 められず、若狭地方の既知の活断層に限っても陸海を問わず多数存在すること、④この既往最大という概念自体が、有史以来世界最大というものではなく近時の 我が国において最大というものにすぎないことからすると、1260ガルを超える地震は大飯原発に到来する危険がある。

(2) 700ガルを超えるが1260ガルに至らない地震について

ア 被告の主張するイベントツリーについて

 被告は、700ガルを超える地震が到来した場合の事象を想定し、それに応じた対応策があると主張し、これらの事象と対 策を記載したイベントツリーを策定し、これらに記載された対策を順次とっていけば、1260ガルを超える地震が来ない限り、炉心損傷には至らず、大事故に 至ることはないと主張する。

 しかし、これらのイベントツリー記載の対策が真に有効な対策であるためには、第1に地震や津波のもたらす事故原因につ ながる事象を余すことなくとりあげること、第2にこれらの事象に対して技術的に有効な対策を講じること、第3にこれらの技術的に有効な対策を地震や津波の 際に実施できるという3つがそろわなければならない。

イ イベントツリー記載の事象について

 深刻な事故においては発生した事象が新たな事象を招いたり、事象が重なって起きたりするものであるから、第1の事故原因につながる事象のすべてを取り上げること自体が極めて困難であるといえる。

ウ イベントツリー記載の対策の実効性について

 また、事象に対するイベントツリー記載の対策が技術的に有効な措置であるかどうかはさておくとしても、いったんことが 起きれば、事態が深刻であればあるほど、それがもたらす混乱と焦燥の中で適切かつ迅速にこれらの措置をとることを原子力発電所の従業員に求めることはでき ない。特に、次の各事実に照らすとその困難性は一層明らかである。

 第1に地震はその性質上従業員が少なくなる夜間も昼間と同じ確率で起こる。突発的な危機的状況に直ちに対応できる人員がいかほどか、あるいは現場において指揮命令系統の中心となる所長が不在か否かは、実際上は、大きな意味を持つことは明らかである。

 第2に上記イベントツリーにおける対応策をとるためにはいかなる事象が起きているのかを把握できていることが前提にな るが、この把握自体が極めて困難である。福島原発事故の原因について国会事故調査委員会は地震の解析にカを注ぎ、地震の到来時刻と津波の到来時刻の分析や 従業員への聴取調査等を経て津波の到来前に外部電源の他にも地震によって事故と直結する損傷が生じていた疑いがある旨指摘しているものの、地震がいかなる 箇所にどのような損傷をもたらしそれがいかなる事象をもたらしたかの確定には至っていない。一般的には事故が起きれば事故原因の解明、確定を行いその結果 を踏まえて技術の安全性を高めていくという側面があるが、原子力発電技術においてはいったん大事故が起これば、その事故現場に立ち入ることができないため 事故原因を確定できないままになってしまう可能性が極めて高く、福島原発事故においてもその原因を将来確定できるという保証はない。それと同様又はそれ以 上に、原子力発電所における事故の進行中にいかなる箇所にどのような損傷が起きておりそれがいかなる事象をもたらしているのかを把握することは困難であ る。

 第3に、仮に、いかなる事象が起きているかを把握できたとしても、地震により外部電源が断たれると同時に多数箇所に損 傷が生じるなど対処すべき事柄は極めて多いことが想定できるのに対し、全交流電源喪失から炉心損傷開始までの時間は5時間余であり、炉心損傷の開始からメ ルトダウンの開始に至るまでの時間も2時間もないなど残された時間は限られている。

 第4にとるべきとされる手段のうちいくつかはその性質上、緊急時にやむを得ずとる手段であって普段からの訓練や試運転 にはなじまない。運転停止中の原子炉の冷却は外部電源が担い、非常事態に備えて水冷式非常用ディーゼル発電機のほか空冷式非常用発電装置、電源車が備えら れているとされるが、たとえば空冷式非常用発電装置だけで実際に原子炉を冷却できるかどうかをテストするというようなことは危険すぎてできようはずがな い。

 第5にとるべきとされる防御手段に係るシステム自体が地震によって破損されることも予想できる。大飯原発の何百メート ルにも及ぶ非常用取水路が一部でも700ガルを超える地震によって破損されれば、非常用取水路にその機能を依存しているすべての水冷式の非常用ディーゼル 発電機が稼動できなくなることが想定できるといえる。また、埋戻土部分において地震によって段差ができ、最終の冷却手段ともいうべき電源車を動かすことが 不可能又は著しく困難となることも想定できる。上記に摘示したことを一例として地震によって複数の設備が同時にあるいは相前後して使えなくなったり故障し たりすることは機械というものの性質上当然考えられることであって、防御のための設備が複数備えられていることは地震の際の安全性を大きく高めるものでは ないといえる。

 第6に実際に放射性物質が一部でも漏れればその場所には近寄ることさえできなくなる。

 第7に、大飯原発に通ずる道路は限られており施設外部からの支援も期待できない。

エ 基準地震動の信頼性について

 被告は、大飯原発の周辺の活断層の調査結果に基づき活断層の状況等を勘案した場合の地震学の理論上導かれるガル数の最 大数値が700であり、そもそも、700ガルを超える地震が到来することはまず考えられないと主張する。しかし、この理論上の数値計算の正当性、正確性に ついて論じるより、現に、全国で20箇所にも満たない原発のうち4つの原発に5回にわたり想定した地震動を超える地震が平成17年以後10年足らずの問に 到来しているという事実を重視すべきは当然である。地震の想定に関しこのような誤りが重ねられてしまった理由については、今後学術的に解決すべきもので あって、当裁判所が立ち入って判断する必要のない事柄である。これらの事例はいずれも地震という自然の前における人間の能力の限界を示すものというしかな い。本件原発の地震想定が基本的には上記4つの原発におけるのと同様、過去における地震の記録と周辺の活断層の調査分析という手法に基づきなされたにもか かわらず、被告の本件原発の地震想定だけが信頼に値するという根拠は見い出せない。

オ 安全余裕について

 被告は本件5例の地震によって原発の安全上重要な施設に損傷が生じなかったことを前提に、原発の施設には安全余裕ないし安全裕度があり、たとえ基準地震動を超える地震が到来しても直ちに安全上重要な施設の損傷の危険性が生じることはないと主張している。

 弁論の全趣旨によると、一般的に設備の設計に当たって、様々な構造物の材質のばらつき、溶接や保守管理の良否等の不確 定要素が絡むから、求められるべき基準をぎりぎり満たすのではなく同基準値の何倍かの余裕を持たせた設計がなされることが認められる。このように設計した 場合でも、基準を超えれば設備の安全は確保できない。この基準を超える負荷がかかっても設備が損傷しないことも当然あるが、それは単に上記の不確定要素が 比較的安定していたことを意味するにすぎないのであって、安全が確保されていたからではない。したがって、たとえ、過去において、原発施設が基準地震動を 超える地震に耐えられたという事実が認められたとしても、同事実は、今後、基準地震動を超える地震が大飯原発に到来しても施設が損傷しないということをな んら根拠づけるものではない。

(3) 700ガルに至らない地震について

ア 施設損壊の危険

 本件原発においては基準地震動である700ガルを下回る地震によって外部電源が断たれ、かつ主給水ポンプが破損し主給水が断たれるおそれがあると認められる。

イ 施設損壊の影響

 外部電源は緊急停止後の冷却機能を保持するための第1の砦であり、外部電源が断たれれば非常用ディーゼル発電機に頼ら ざるを得なくなるのであり、その名が示すとおりこれが非常事態であることは明らかである。福島原発事故においても外部電源が健全であれば非常用ディーゼル 発電機の津波による被害が事故に直結することはなかったと考えられる。主給水は冷却機能維持のための命綱であり、これが断たれた場合にはその名が示すとお り補助的な手段にすぎない補助給水設備に頼らざるを得ない。前記のとおり、原子炉の冷却機能は電気によって水を循環させることによって維持されるのであっ て、電気と水のいずれかが一定時間断たれれば大事故になるのは必至である。原子炉の緊急停止の際、この冷却機能の主たる役割を担うべき外部電源と主給水の 双方がともに700ガルを下回る地震によっても同時に失われるおそれがある。そして、その場合には(2)で摘示したように実際にはとるのが困難であろう限 られた手段が効を奏さない限り大事故となる。

ウ 補助給水設備の限界

 このことを、上記の補助給水設備についてみると次の点が指摘できる。緊急停止後において非常用ディーゼル発電機が正常 に機能し、補助給水設備による蒸気発生器への給水が行われたとしても、①主蒸気逃がし弁による熱放出、②充てん系によるほう酸の添加、③余熱除去系による 冷却のうち、いずれか一つに失敗しただけで、補助給水設備による蒸気発生器への給水ができないのと同様の事態に進展することが認められるのであって、補助 給水設備の実効性は補助的手毅にすぎないことに伴う不安定なものといわざるを得ない。また、上記事態の回避措置として、イベントツリーも用意されてはいる が、各手順のいずれか一つに失敗しただけでも、加速度的に深刻な事態に進展し、未経験の手作業による手順が増えていき、不確実性も増していく。事態の把握 の困難性や時間的な制約のなかでその実現に困難が伴うことは(2)において摘示したとおりである。

エ 被告の主張について

 被告は、主給水ポンプは安全上重要な設備ではないから基準地震動に対する耐震安全性の確認は行われていないと主張する が、主給水ポンプの役割は主給水の供給にあり、主給水によって冷却機能を維持するのが原子炉の本来の姿であって、そのことは被告も認めているところであ る。安全確保の上で不可欠な役割を第1次的に担う設備はこれを安全上重要な設備であるとして、それにふさわしい耐震性を求めるのが健全な社会通念であると 考えられる。このような設備を安全上重要な設備ではないとするのは理解に苦しむ主張であるといわざるを得ない。

(4) 小括

 日本列島は太平洋プレート、オホーツクプレート、ユーラシアプレート及びフィリピンプレートの4つのプレートの境目に 位置しており、全世界の地震の1割が狭い我が国の国土で発生する。この地震大国日本において、基準地震動を超える地震が大飯原発に到来しないというのは根 拠のない楽観的見通しにしかすぎない上、基準地震動に満たない地震によっても冷却機能喪失による重大な事故が生じ得るというのであれば、そこでの危険は、 万が一の危険という領域をはるかに超える現実的で切迫した危険と評価できる。このような施設のあり方は原子力発電所が有する前記の本質的な危険性について あまりにも楽観的といわざるを得ない。

6 閉じ込めるという構造について(使用済み核燃料の危険性)

(1) 使用済み核燃料の現在の保管状況

 原子力発電所は、いったん内部で事故があったとしても放射性物質が原子力発電所敷地外部に出ることのないようにする必要があることから、その構造は堅固なものでなければならない。
 そのため、本件原発においても核燃料部分は堅固な構造をもつ原子炉格納容器の中に存する。他方、使用済み核燃料は本件 原発においては原子炉格納容器の外の建屋内の使用済み核燃料プールと呼ばれる水槽内に置かれており、その本数は1000本を超えるが、使用済み核燃料プー ルから放射性物質が漏れたときこれが原子力発電所敷地外部に放出されることを防御する原子炉格納容器のような堅固な設備は存在しない。

(2) 使用済み核燃料の危険性

 福島原発事故においては、4号機の使用済み核燃料プールに納められた使用済み核燃料が危機的状況に陥り、この危険性ゆ えに前記の避難計画が検討された。原子力委員会委員長が想定した被害想定のうち、最も重大な被害を及ぼすと想定されたのは使用済み核燃料プールからの放射 能汚染であり、他の号機の使用済み核燃料プールからの汚染も考えると、強制移転を求めるべき地域が170キロメートル以遠にも生じる可能性や、住民が移転 を希望する場合にこれを認めるべき地域が東京都のほぼ全域や横浜市の一部を含む250キロメートル以遠にも発生する可能性があり、これらの範囲は自然に任 せておくならば、数十年は続くとされた。

(3) 被告の主張について

 被告は、使用済み核燃料は通常40度以下に保たれた水により冠水状態で貯蔵されているので冠水状態を保てばよいだけであるから堅固な施設で囲い込む必要はないとするが、以下のとおり失当である。

ア 冷却水喪失事故について

 使用済み核燃料においても破損により冷却水が失われれば被告のいう冠水状態が保てなくなるのであり、その場合の危険性 は原子炉格納容器の一次冷却水の配管破断の場合と大きな違いはない。福島原発事故において原子炉格納容器のような堅固な施設に囲まれていなかったにもかか わらず4号機の使用済み核燃料プールが建屋内の水素爆発に耐えて破断等による冷却水喪失に至らなかったこと、あるいは瓦礫がなだれ込むなどによって使用済 み核燃料が大きな損傷を被ることがなかったことは誠に幸運と言うしかない。使用済み核燃料も原子炉格納容器の中の炉心部分と同様に外部からの不測の事態に 対して堅固な施設によって防御を固められてこそ初めて万全の措置をとられているということができる。

イ 電源喪失事故について

 本件使用済み核燃料プールにおいては全交流電源喪失から3日を経ずして冠水状態が維持できなくなる。我が国の存続に関 わるほどの被害を及ぼすにもかかわらず、全交流電源喪失から3日を経ずして危機的状態に陥いる。そのようなものが、堅固な設備によって閉じ込められていな いままいわばむき出しに近い状態になっているのである。

(4) 小括

 使用済み核燃料は本件原発の稼動によって日々生み出されていくものであるところ、使用済み核燃料を閉じ込めておくため の堅固な設備を設けるためには膨大な費用を要するということに加え、国民の安全が何よりも優先されるべきであるとの見識に立つのではなく、深刻な事故は めったに起きないだろうという見通しのもとにかような対応が成り立っているといわざるを得ない。

7 本件原発の現在の安全性

 以上にみたように、国民の生存を基礎とする人格権を放射性物質の危険から守るという観点からみると、本件原発に係る安 全技術及び設備は、万全ではないのではないかという疑いが残るというにとどまらず、むしろ、確たる根拠のない楽観的な見通しのもとに初めて成り立ち得る脆 弱なものであると認めざるを得ない。

8 原告らのその余の主張について

 原告らは、地震が起きた場合において止めるという機能においても本件原発には欠陥があると主張する等さまざまな要因に よる危険性を主張している。しかし、これらの危険性の主張は選択的な主張と解されるので、その判断の必要はないし、環境権に基づく請求も選択的なものであ るから同請求の可否についても判断する必要はない。

 原告らは、上記各諸点に加え、高レベル核廃棄物の処分先が決まっておらず、同廃棄物の危険性が極めて高い上、その危険 性が消えるまでに数万年もの年月を要することからすると、この処分の問題が将来の世代に重いつけを負わせることを差止めの理由としている。幾世代にもわた る後の人々に対する我々世代の責任という道義的にはこれ以上ない重い問題について、現在の国民の法的権利に基づく差止訴訟を担当する裁判所に、この問題を 判断する資格が与えられているかについては疑問があるが、7に説示したところによるとこの判断の必要もないこととなる。

9 被告のその余の主張について

 他方、被告は本件原発の稼動が電力供給の安定性、コストの低減につながると主張するが、当裁判所は、極めて多数の人の 生存そのものに関わる権利と電気代の高い低いの問題等とを並べて論じるような議論に加わったり、その議論の当否を判断すること自体、法的には許されないこ とであると考えている。このコストの問題に関連して国富の流出や喪失の議論があるが、たとえ本件原発の運転停止によって多額の貿易赤字が出るとしても、こ れを国富の流出や喪失というべきではなく、豊かな国土とそこに国民が根を下ろして生活していることが国富であり、これを取り戻すことができなくなることが 国富の喪失であると当裁判所は考えている。

 また、被告は、原子力発電所の稼動がCO2排出削減に資するもので環境面で優れている旨主張するが、原子力発電所でひ とたび深刻事故が起こった場合の環境汚染はすさまじいものであって、福島原発事故は我が国始まって以来最大の公害、環境汚染であることに照らすと、環境問 題を原子力発電所の運転継続の根拠とすることは甚だしい筋違いである。

10 結論

 以上の次第であり、原告らのうち、大飯原発から250キロメートル圏内に居住する者(別紙原告目録1記載の各原告)は、本件原発の運転によって直接的にその人格権が侵害される具体的な危険があると認められるから、これらの原告らの請求を認容すべきである。

福井地方裁判所民事第2部

 裁判長裁判官 樋口英明

    裁判官 石田明彦

    裁判官 三宅由子




意思伝達システム「ニューロコミュニケーター」のテレビ放映 - 2014.05.22 Thu

いま、注目の最先端研究、脳波を読み取る”意思伝達システムが開発されつつあるそうです。そのテレビ放映が、5月25日(日)夜18時半から、TBSであります。

以下はテレビ番組のページより

念じれば通じる!?"脳波を読み取る”意思伝達システム 気持ちを伝える〜新コミュニケーション
産業技術総合研究所 理学博士/長谷川良平さん

念じるだけで、自分の意思を相手に伝える―。
そんな“テレパシー”のような技術の開発が、着々と進んでいる。

産業技術総合研究所の長谷川良平博士が手がけるのは、
人間の脳から発せられる信号=“脳波”を読み取り、それを瞬時に解析して、
モニター上に伝えたいメッセージが表示される、という画期的なシステム。
例えば、「公園に行きたい」と頭の中で念じれば、画面上のキャラクターが、
本人に代わって、音声でメッセージを読み上げてくれる、というもの。

病気や障害などで、言葉を発することができない人たちや、
思うように体を動かすことができない人たちが、自分の意思を伝えるのに役立てば―。
長谷川は、難病患者の自宅に何度も足を運び、実験と改良を重ねている。
そこには、脳卒中の後遺症で話せないまま他界した、実母への想いがあった・・。

少しでも早く実用化させたい―。そんな長谷川の前に、大きな課題が立ちはだかる。
重度の患者は脳波が微弱で、意思をうまく解読できないケースが・・。
そこで長谷川は、脳波を強く引き出すための、ある秘策を思いつく―。


テレビ番組の予告はここをクリックしてください

長谷川良平さんの開発している「ニューロコミュニケーター」の説明は、ここをクリックしてください




今日のイカようかん - 2014.05.20 Tue

 今日はパンはなかったので、タイトルは「今日のパン」ではなく、おやつの「今日のいかようかん」。
 友だちからある日、携帯に写真が送られてきてびっくりしたようかんです。函館名物とのこと。直後に母と姉と三人で函館に行く機会があったので購入しました。
 今回は二度目の購入になります。知り合いが函館に行くとのことで頼んで買ってきてもらいました。


↑「函館銘菓」「生採れたて一パイ入」「けっして刺身にしないでください」「函館朝いか」「いが~ いが~ いが~ いらねが~」。


↑箱を開けると、イカが登場。イカの二本長い手?足?が顔にバッテンになっています。これをゆっくりはがします。


↑はがしたところ。


↑切っちゃった。


↑目玉もリアル。全部ようかんです。


↑輪切りにするとイカの外側の皮と中身のはらわたが。
 味はコーヒー味で美味しいです。
 これは、函館の柳屋という老舗の和菓子屋さんが作っているもので、本当に美味しいのです。今度、函館に行ったら買ってみてくださいね。

 昨日は飲み込みが今ひとつで昨日持って行ったイカようかんは食べませんでしたが、今日は飲み込みは大丈夫なようなので、リュウと食べました。ちょっと口の中に残ってしまいましたが。でも、完食できないと食後のおやつまでたどり着かず、年明けからはおやつタイムが減っていく一方だったのですが、4月からまたおやつタイムも増えてきたかな?嬉しいです!


※このブログ記事は、下書き保存が5月20日、公開が21日です。



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バニラのいけにえ? - 2014.05.19 Mon

 昨日のことです。リュウはご飯も終わり、ベッドに横になりました。私は隣で連絡ノートを書いていました。
 リュウはもう今にも眠りそうという感じです。寝息っぽくなってきて、でも目は半分開いています。寝入りばなのよう。その時リュウが、

「・・・バニラ・・・・・・イケニエ・・・」

と、ボソッと言ったのです。

 い、い、い、いったいどんな夢をこれから見ようと?いやもう見始めている???な、なんで???


 4月からグルタチオン点滴もはじまり、三食の完食ができるようになってきました。最近できなかったスプーンを動かして自分でご飯を食べたりも。ほかの手の動きでできなかったことも、できることが増えてきました。カレンダー交換も調子のいいときはできるようになってきました。飲み込みが難しい時とかあり、波はありますが。このままいきますように。



↑真ん中のお弁当は、今日の私のお昼。北海道オムレツというのが入っていた!




※このブログ記事は、下書き保存が19日で公開が20日です。




地球は人間? - 2014.05.17 Sat

「お母さん、地球は人間?」

 今日の夕食の準備をしていると、ワタルが台所に来て、そう言いました。今日ワタルは、ヘルパーさんと一緒に、青少年科学館に行っています。その青少年科学館には、それはそれは大きな地球の模型があります。それを見たから、何か感じる所があったのでしょうか?

「ど、ど、ど、どうしてそう思うの?」

と、私がすっとんきょうな声を出してそう言うと、ワタルが私の反応にびっくりして、その後の言葉が続きません。

「モノなの?」

 やっと、ワタルが言うので、

「モノ?生きてると思うよ、地球の真ん中で核という部分がすごい高温で真っ赤で」

と私が答えました。

「地球は人間じゃないけど、生きていると思うよ。昨年会社の慰安旅行で、有珠山、昭和新山の情報館に行ったんだけど、地球は生きているって、みんな言ってたよ!」

 ワタル、ありがとう。忘れてたよ、地球は生きていると思うよ。



S病院H医師の3剤療法を受けられた患者様 - 2014.05.17 Sat

 Mさんから1月にメールをいただきました。
 札幌市内に住む知り合いのご夫婦、60代の旦那様が昨年進行性核上性麻痺と診断され、進行が速いよう。リュウの神経内科の主治医S病院のH医師の受診につなげたいと。
 それから、Mさんはご夫妻にはたらきかけました。私もこういう患者さまがいらっしゃるとH先生に連絡しました。H先生は、「また今のところに通うかもしれないので、必ず紹介状を」とのことで、そのこともお伝えしました。そうして、4月の始めに受診がかないました。Mさんはご夫妻のお宅へ伺いお話しを聞くと、「H先生に一時間以上も診ていただいた!先生に診察していただいてよかった」と嬉しそうだったとのことです。H先生は、三剤療法のお薬を処方しました。
 今週Mさんからまたメールいただき、「ご夫妻にお会いした、三回目の受診を終え、症状も少しずつよくなっている」とのことで、私も嬉しくなりました。そのことをH先生に伝えると、「発症から早い時期に3剤療法を始めたほうが、予後がよいように思います」とのお返事が。そして、3剤療法をひろめるために、日本神経学会学術大会で、「進行性核上性麻痺に対する3系統神経伝達物質補充療法による歩行・起居動作能力評価」とのポスター発表をしてきますとのことでした。

 H先生は、保険料薬のみの3剤療法で、比較的進行をゆっくりにしてくださる先生です。この3剤療法は日本で3人のお医者さんがなさっていて、学会から帰ってきた時に、増えているかもしれないので、もう一度確認してみたいと思います。
 私は昨年札幌で、お二人の患者さまのご家族の方にお会いしたのですが、お二人とも別々の病院で、「進行性核上性麻痺は、治療法も薬もない」と言われたと仰っていました。ワラにもすがりたい気持ちでいる患者家族にとって、治療法も薬もないとは言わず、症状を聞いてくださり、それを何とかしようと手を尽くしてくれるお医者さんは、本当に貴重な存在です。

 H先生ありがとうございます。Mさんも知り合いのご夫婦のこと親身になって受診につなげ、H先生に診ていただいてよかったと言ってもらえ、よかったですね。私も嬉しいです。患者さまもどうかこれ以上、進行しなければいいです~。


 三剤療法については、昨年の私のブログ記事中に出てきますので、そこから引用します。
 「S病院H医師の一年ぶりの受診と、ディサービスGのみなさんと約一年半ぶりの再会! #リュウ69   2013.07.21 Sun」より。以下です。


 薬ですが、H医師は、「三剤療法」という処方をしてくださっていました。私たちは、H医師の薬の処方は普通なんだと思っていたのですが、そうではなかったんだということが最近わかってきました。
 進行性核上性麻痺では、脳の三系統の神経伝達物質の減少が報告されていて、その三つの神経伝達物質を同時に補充する三剤療法というのを、H医師は実行してくれていたのです。
 先生はリュウのほかの進行性核上性麻痺の患者さんにも処方していて、先生は効果がある、と学会でも発表していました。そして、この三剤療法をひろめたいと思っていました。
 三剤とは、三つの種類の薬のことですが、ひとつ目は、ドパミンが減少するので、それを増やす目的の薬です。レボドバ含有薬(パーキンソン症状の薬)で、主な商品名は、メネシット、マドパー、ネオドパストンです。
 ふたつ目は、ノルアドレナリンが減少するので、それを増やす目的の薬、ノルアドレナリン補充薬(パーキンソン症状の薬)で、商品名はドプスです。
 みっつ目は、アセチルコリンが減少するので、それを増やす目的の薬、認知症薬で、商品名は、アリセプト、レニミールなどです。そしてその割り合いというのもH医師は工夫されているのでした。
 先生は20例以上の進行性核上性麻痺の患者さんを診ていて、その方達に三剤療法をされていて、結果的に、一般的な進行度合いよりも遅いと実感していて、その結果を学会で発表していました。



「集団的自衛権について」by 全日本おばちゃん党 - 2014.05.17 Sat

 5月16日(金)に安倍首相の私的諮問機関が首相に報告書を提出し、首相はこれを受け、国家安全保障会議を開催し、その内容を首相官邸で発表しました。首相は憲法解釈を変更し、集団的自衛権行使容認を目指すという内容のものです。それを受け、昨日全日本おばちゃん党から、意見が出されました。全日本おばちゃん党のフェイスブックに載っているのですが、昨日の記事そのもののアドレスがわからないので、ここに全文引用します。なお、おばちゃん党のフェイスブックはここをクリックしてください。このページは、フェイスブックに登録していなくても見ることができます。


【しんちゃん 今度はほんまの詐欺するつもりかいな?】
「集団的自衛権の行使は憲法9条の範囲内」やて?】

しんちゃん、賢いお友だち14人の私的諮問機関っていうのに、これからの安全保障のこと考えてもろてんてなぁ。おばちゃんら、そのまとめみて、椅子ごとひっくりかえったわ。「集団的自衛権の行使は憲法9条の範囲内」という新しい説、ホンマにびっくりしたわ。

「集団的自衛権」って、仲良しのツレがやられたらオイラ無条件にやり返しに行くで!ツレが悪いとか、ツレが強くて弱いモンいじめしてたとして関係ないし!ツレやから助けに行くし!ってやつやんな?ヤンキーのケンカみたいやな。

なんでまた、こんな原始的なやり方に戻ろうとしてんのか、おばちゃんらにはホンマにわからへんねん。世界と武器もってケンカできるようになったら一人前なんかいな?ホンマの強さは、ひけらかさず、平和を保つことちゃうの?武器も持たんと、根気よう...対話し続けることが、日本という国での大人の責任とちゃうんかいな?口下手でも、筋が通ってたら通じるはずやで。

ほんでな、憲法っちゅーのはその国の最高法規やねんで。今回みたいな国の根幹にかかわることを、「解釈」で変えようっていうのは、ナンボなんでも無理を通して道理ひっこめすぎちゃうやろか?そもそも、しんちゃんとその仲間たちが暴走せーへんように憲法ってあるんやで。ホンマにどないしても「集団的自衛権」を認めてもらいたねんやったら、憲法さんにもちゃんと向き合わな失礼やで。

要は、武器もって戦争しに行けるようにするってことやもんなぁ。この間「武器輸出三原則」も「防衛装備移転三原則」っちゅーのに名前変えて、死の商人への一歩踏み出したみたいやしなぁ。大事なこと、何やワケのわからんうちに、どんどん変えていくねんな。はっ、もしや「秘密保護法」も、こういうことを言わさへんため…?

そうそう、日本で平和の祭典オリンピックするんやんな?東京に決まった理由って、他の都市に比べて「安全」やったからやろ?せやけど、他の国と争いごとしよかっていうような国で、何が「平和の祭典」なんやろな?言うてること、ちぐはぐやなぁ。

おばちゃんたちには「はっさく」いうのがありますねん。
その1は「うちの子もよその子も戦争には出さん」。
おばちゃんは、どこの国の子も、オッサンの見栄や欲望のために、殺したり、殺されたりしてほしないねん。ケンカを売られてきても、煽られてても、冷静に話し合う智慧を駆使してほしいねん。それが大人の責任ちゃうやろか。これまでの69年間にできてきたことが、70年目にできへんことないんちゃうの?よう考えてや。

日本だけじゃなく、世界中の子どもを戦争に巻き込みたくないおばちゃんらより



五月人形 - 2014.05.10 Sat

 今週の話しです。
 いつものように、リュウの夕食の手助けをしていると、何かいつもと違う視線を感じ、その方向を見ると、テレビの向こうに五月人形が。

「わぁ~!びっくりしたっ!」

と私は本当に驚き、大きな声を出してしまいました。その声に反応したリュウに、私が人形に指をさし、

「あれ!五月人形飾ってあるよ!今気が付いてびっくりした」

と言うと、リュウも首をあげ、五月人形の方を見ました。この時私は、リュウが私の声に反応し、指をさした人形を見てくれたことが嬉しかったです。
 他に私の声に反応した人は?とまわりを見渡すと、きんさんと目が合いました。

「きんさん!私、びっくりしたよ~!」

と言うと、きんさんが笑顔に。

「昨日はなかったから、今日の日中飾ったんだね!」

と言うと、

「ソウダ」

ときんさんがうなづきながら言いました。

「去年はなかったよね?今年初だね」

と私。

 今日もその存在感に、リュウと近くまで見に行きました。

「なんか知人に似ていない?」

とリュウに言うと、

「ソンナコトイウモンジャナイ」

とたしなめられました。

 季節のものってなんでも、話題のきっかけになるから、嬉しいな~。


↑立派で存在感がある五月人形。


↑ふわふわとした毛皮に座っている。このふわふわ感。武者は長時間座っておしりが痛くなったら困る?







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平岡公園梅林の見頃 - 2014.05.07 Wed

昨日の最終発表で、白梅が九分咲き、紅梅が三分咲きになりました。
今日の発表で、白梅が満開、紅梅が四分咲きになりました。
土日の見頃は、今週で、平日だと、若干紅梅がつぼみが多いですが、もういい頃ですよ~!
今朝の様子は、下記のページ見てみて下さいね!

『平岡公園梅林(平岡梅林公園)の様子2014年版』





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ハ、ハワイ~? - 2014.05.06 Tue

 昨日の河野先生のブログに私のメール内容が掲載されていたので、そのことを河野先生にメールすると共に、ちょうど家族旅行で美瑛のペンションに家族で行けた直後であり、そのことを伝えると、有り難くまた先生からお返事が。しかし その内容が、 


 ハワイまで行ったレビー小体型認知症もおられました。
 まだまだ、行けますよ。


とのことで、口をぽかーん。
 海外だなんて、1ミリも考えたことないです。
 河野先生に、限界という概念はないのだろうかと、驚愕しました。この意識が先生が前へ前へと進む原動なのかな。
 患者家族を前に、既成概念を気にしない先生ですが、日本という国を深く愛している先生でもあります。




↑昨日のこどもの日に食事に添えられたカードを発見。いつもは印刷なのに、これは折り紙でひとつひとつ鯉のぼりが作ってあり、どなたが作ってくださったの!とびっくりしています。

 Heart to heart!



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やった!体調大丈夫。 - 2014.05.05 Mon

 今日はちょっとドキドキして病院へ。

 誤嚥は?体力消耗は?

 でも熱等なく、朝食昼食もぜんぶ食べたとのこと。
 夕食も、後半私の手助けで、ぜんぶ食べました。

 よかった!ホッ。

 早速作って持って行った旅行のアルバムを一緒に見て、

「タノシカッタ」

の言葉も聞けました。

 よかったよ~!



日付のないパンは、5月3日です。



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河野先生のブログにまたまた私のブログが。 - 2014.05.05 Mon

 毎週月曜日更新の河野先生のブログ、今日更新のブログ『介護通信2014年5月5日号』に私のブログ記事が。

 「LPC症候群の話題1(PSP家族からのメール)」というところです。びっくり。
 河野先生の私へのコメントに「認知症ブログには 鹿児島の先生のブログの入り口をつけ、盛りあがっていますよ」とあります。
 これは。
 河野先生の「ドクターコウノの認知症ブログ」の右の方に「リンク」とあり、上から「実践医地図」「岩田明先生ブログ」「平山貴久先生ブログ」とあります。
 鹿児島の先生のブログとは、「平山貴久先生ブログ」のことで、河野先生が最近リンクを貼りました。それを教えてくれました。河野先生が教えてくれなかったら、気が付かなかったかも。

 平山貴久先生の「鹿児島認知症ブログ」読んでみてくださいね。

 「岩田明先生ブログ」は、愛知県の長久手南クリニックの院長先生のブログで、岩田先生はコウノメソッド実践医1号登録の先生です。長久手南クリニックの病院のホームページも見てみてください。

 河野先生のブログで時々取り上げられている茨城県の白土先生のブログ「笠間市立病院の日々」も見てみてください。

 患者家族としては、病気で毎日不安で、受診する先生のことも知りたいという気持ちもあります。

 「実践医地図」も新しくなったので、見てみてください。
 私の経験から、紹介状はいただいて受診なさってくださいね。




無事に着き、お風呂も入りました。 - 2014.05.03 Sat

美瑛のペンション、「うねうね畑とくもの月」に午後三時に着き、リュウは手動式リフトでお風呂に入ってもらいました。リュウは今は、ちょっと横になっています。子どもたちもまだお風呂。私は美瑛の丘の景色を眺めながら、缶ビール!







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憲法記念日に護憲派、改憲派のつどい - 2014.05.03 Sat

 今日、憲法記念日に護憲派、改憲派のそれぞれのつどいが、札幌であります。
 両方聞いて、自分の考え持つのが一番なのですが、同じ時間のスタート。
 友だちと別々に参加して、どうだったのか聞いたりするのも面白いです。
 護憲派の講演は、「全日本おばちゃん党」代表代行の谷口真由美大阪国際大准教授です(私もおばちゃん党)。
 改憲派は、安倍首相のブレーンとして知られる八木秀次教授(憲法学)です。
 詳細は、4月30日北海道新聞夕刊の写真を。
 クリックすると大きくなります。





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プロフィール

vanilla

Author:vanilla
「やさしいまなざし」は「Vanilla Web Site」の日記の部分です。

登場人物(平成28年11月現在)
 
佐藤リュウ(59歳)←夫
佐藤バニラ(永遠の20歳)←私
佐藤イブキ(社会人)←長男
佐藤ワタル(福祉施設通所)←次男

 夫佐藤リュウは、平成17年頃(48歳)より、物が二重に見える、手に力が入らない、全身が重苦しく感じる症状があり、会社勤務ができなくなりました。
 若年性のパーキンソン病の疑いとのことで、平成18年(49歳)より神経内科に通院し、平成19年にはパーキンソン病関連疾患と診断名が付きました。
 その後、平成22年 (52歳)、診断名が若年性の「進行性核上性麻痺」に変わりました。
 ずっと自宅より通院していましたが、平成24年4月に自宅外で転倒骨折し、手術入院となってしまいました。入院時、誤嚥性と思われる肺炎も併発していて、現在も入院中です。平成26年11月19日に胃瘻造設しました。
 夫が仕事ができなくなった平成17年時、上の子が小学校6年生、下の子が小学校2年生(多動と自閉で特別支援学級在籍)でした。
 私は、平成19年より、平日フルタイムで仕事しています。たくさんの方のお力をお借りし、生活しています。
 北海道在住です。

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