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2015-10

河野先生の進行性核上性麻痺の具体的な治療方法。 - 2015.10.25 Sun

 昨日書いた「コウノメソッド」の進行性核上性麻痺の治療方法が、私の文中で大まかすぎるかなと思ったので、リンクは貼っていた「ドクターコウノの認知症ブログPSP特集」から該当部分を転載します。

26.9.22号掲載 
コウノ・エンサクロペデイア PSPの巻(抜粋)

歴史的背景 
PSPは、1964年にSteeleらが報告した神経変性疾患です。5:2で男性に多く、認知症の付随は必発です。認知症のタイプは皮質下性であり、でまかせ応答でなく長考します。そこはピック病とまったく異なりパーキンソン認知症(PDD)に近いです。

初期症状
初発症状は歩行障害が多いですが、皮質下認知症、人格変化で発症することもありますから認知症外来に初期のPSPが来る可能性があります。 カーテイスがPick complexの一つに入れた理由は、ピック症状(多幸的、易怒、無関心、二度童)があり前頭葉萎縮や前頭葉血流低下を伴うからでしょう。

一方パーキンソン病類縁疾患と考えられる理由は、錐体外路症状があるからです。筋固縮(とくに頚部、体幹)、嚥下障害、歩行障害の姿がPDに似ています。しかしPDと診断されたものの、PD治療薬が効かない患者が来たら、それだけでPSPを疑いはじめるべきです。

パーキンソン病との相違点
PDと異なる点は、安静時振戦は少なく、筋固縮が四肢にはめだたないため歯車現象は陰性に近く、アームスイングもあることです。この歩き方でPDとDLBではないと気づかないといけないでしょう。

姿勢反射障害は高度で、診察室で普通に歩くようにみえますが家族に聞くと後方に突然倒れる、それを繰り返すと言うはずです。そうなるとPSPは確定的です。

さらに眼球が上下に動かない(垂直性注視麻痺)ことを確認してください。足元を見ないで歩く患者が多く、目が固まっている、まばたきしないという印象が強いです。目に異常性を感じたらCBDでなくPSPです。

仮性球麻痺として構音障害が初期から出ますから、復唱などをさせたときに声が曇っていて遅いしゃべり方であることに気づきましょう。PDやDLBは声が小さいですがクリアです。

失語、失行があればCBDのほうを疑いましょう。つまり臨床的に復唱困難があり進行性非流暢性失語(PNFA)であるならば、病理はPSPよりもCBDのことが多いと言うことです。

PSPの画像所見
画像では、初期には軽度の脳幹萎縮が認められるか、ほとんど正常にしか見えません。進行すると脳幹、とくに中脳被蓋の萎縮(ハミングバードサイン)が特徴的です。側脳室が拡大していないのに第三脳室が拡大するのはPSPの非常に大事なヒントになります。

前頭葉萎縮が強い患者もいます。SPECTでは前頭葉血流低下が検出され、MIBG心筋シンチのH/M比は正常です。大脳萎縮は軽いと言われてきましたが、グリア細胞へのリン酸化タウの蓄積が大脳皮質に広範に認められることから、本症では大脳皮質そのものも障害されると理解されるようになってきました(新井)。

PSPのバリエーション
PSPには典型例と非典型例があります。頻度は典型例(RS)54%、非典型例の大多数を占めるパーキンソンタイプ(PSP-P)32%とされます(Williams)。ここでは、RS, PSP-P, PSP-PAGFの3型について紹介しましょう。

PSP典型例(リチャードソン症候群、RS)
PSPの典型例は、初期から転倒しやすく、垂直性注視麻痺、認知症などを特徴とします。パーキンソン病のように、肘を曲げていたり前傾姿勢でもなく、小刻み歩行、すり足歩行でもないのに「なぜかよく転ぶ」というのが最大の特徴です。

注意を促しても転んでしまうのは、危険に対する認知力が低下しているためです。PSPの認知症は前頭葉障害によるものなので深刻さがなく、かわいらしい印象(餐場)を受けることが多いとされます。筆者も二度童という印象を受けています。しかし非定型例はPDに近いので、必ずしもそうではありません。

PSP患者は「歩けなくてつらい」などという悲観的な発言は聞かれず、ニコニコしています。カーテイスがPSPをPick complexに属させている理由がここにあるのでしょう。

典型例はリチャードソン症候群(Richardson syndrome)とも言われるので略号でRSと表記し、PSP-RSとは言いません。PDは喫煙しない真面目な人がなるのですが、PSPとタバコは関係がないことが疫学調査でわかっています(西宮)。

CTでは典型的なハミングバードサインです。治療はリバスタッチ4.5mg、ドパコール50mg×3、流涎にアーテン1mg×2、ロゼレム8mg、NewフェルガードLA粒タイプ×2個、グルタチオン1600mg+シチコリン250mg10日ごと、としました。
西宮 仁:進行性核上性麻痺の疫学。神経内科 56:120-124, 2002.

PSP-parkinsonism (PSP-P)
初期はまったくパーキンソン病(PD)としか見えず、PSP特有の症候もないため診断が困難なタイプです。しかしLドパの効果が2-3年で消失しPSPの症状(転倒、眼球運動障害、認知症)が揃った時点でPSPと気づかれます。

RSに比べて罹病期間が長く(平均9.1年)、死亡時年齢が高い(平均75.5歳)とされますが、歩行改善のためにいろいろな工夫が必要となります。最初はLドパに反応するためPDと同じ治療でかまいません。

改訂長谷川式スケールがおおかた25以下になるとリバスチグミン2.25-4.5mgを考慮します。パーキンソニズムがあるため理論的にはドネペジルという選択肢はないのですが、1.67mgくらいで認知機能によい影響があるなら可能と考えます。

PSP-PAGF(pure akinesia with gait freezing)
早期に歩行や発語のすくみ現象がある、Lドパが効かない、発症5年以内にはPSPらしい症状が出てこない、という第三のPSPです。

眼球運動異常が出てくるのが平均9年目と言われるように、進行が緩徐で、その理由の一つとして、運動皮質、小脳などのタウ蛋白の蓄積が軽度だからと思われます。

PSPのその他の亜系
ほかにもPSP-CBS(3%)、PSP-PNFA、PSP-FTD(4%)、PSP-Cがあります。これは、経験の少ないプライマリケア医には分類困難な領域かもしれません。PSP-Cなどは、ふつうMSA-Cと診断するのがもっともだと思うのですが、研究者の観点からはPSPの一種とされるのでしょう。

コウノメソッドの安心理論でその不安を一掃するとすれば、どのタイプの患者であっても個々の患者のグルタチオン必要量に達するまで増やしてゆけば、7割は歩行が改善できるということです。
Williams DR wt al.: Characteristics of two distinct clinical phenotypes in pathologically proven progressive supranuclear palsy: Richardson's syndrome and PSP-parkinsonism. Brain 128:1247-1258, 2005.
餐場郁子:進行性核上性麻痺。アクチュアル脳・神経疾患の臨床 パーキンソン病と運動異常。中山書店、東京、2013、p436-443。

PSPの治療
三環系抗うつ薬を推奨する医学書がありますが、その理由がまったく理解できません。むしろADLを悪化させる可能性が大きいです。好意的に考えるなら絶妙な用量設定で脳内セロトニンとドパミンがバランスを保った時だけ改善するということでしょう。

治療は、リバスチグミン4.5mg程度、陽性症状にウインタミン1日10mg程度、歩行にはグルタチオン1400mg以上(自費)が有効です。ボーとして反応の悪い患者にはニコリン500-1000mgも併用して、10日ごとに点滴しましょう。点滴できない場合はとくに、NewフェルガードLA粒タイプ2-6錠の併用が有用です。

PSPには3剤併用が必要と言う理論があります。アセチルコリン、ドパミン、ノルアドレナリンです。それぞれの推奨薬は、リバスチグミン、メネシット、ドプスです。健康食品や自費点滴ができない症例では参考にしてください。



「三剤療法」と「コウノメソッド」は違います。 - 2015.10.24 Sat

 私のブログで「三剤療法」と「コウノメソッド」の進行性核上性麻痺の治療法が出てくるので、一緒かと思われる方がいらっしゃいますが、この二つの治療法は違います。私は患者の家族で医療の専門の知識はないので、細かいところは間違っているかもしれませんが、きっかけや取っ掛かりになればいいと思うので、二つの治療法の違いと受診の仕方をアップします。他にも治療法やこういう先生がいますよとの情報があったらお知らせくださいね。

 進行性核上性麻痺の専門医は、神経内科の先生。「三剤療法」は神経内科の先生がやられていて、薬も保険薬です。CTとかMRIの画像検査もするし、症状等から慎重に進行性核上性麻痺を診断します。
尚、進行性核上性麻痺は初期にはわかりづらく、違う病名の場合があります。画像での特徴も初期ではわからない場合もあります。夫の神経内科の主治医H医師は、初期にPSPと見当を付けていたそうで、「二剤療法」で治療してくれていました。
 「三剤療法」の三剤とは、1認知症の薬(認知症状がない場合でも使うことがあります。アセチルコリンの減少が見られるので補充。レミニールなど)、2ドパミンの減少が見られるので補充する薬(パーキンソン病の薬、メネシット等)、3ノルアドレナリンの減少が見られるので補充する薬(パーキンソン病の薬、ドプス等)です。三種類あるので薬の量は多いです。「二剤療法」では2、3の薬になります。
 劇的効果というよりも徐々に効いてきて、その効き目も自覚できる場合もあれば、後から振り返ってみて、進行がゆっくりだなぁと思うような感じだと思います。日本で二、三人しかこの治療法をする先生がいません。でも、今年ついに論文が通ったこと、論文が表彰されたこともあり、チャレンジする先生が増えているそうです。H医師から情報をいただいたら、お伝えしたいです。夫は7年間、H医師の三剤療法の保険薬のみの治療でした。有意義な時間を過ごすことができました。感謝しています。H医師は、早くからかかられることをと仰っています。

 「コウノメソッド」は、名古屋の内科で認知症専門医のお医者さん河野和彦先生がつくった(ている)治療法で、認知症の治療が主です。進行性核上性麻痺はパーキンソン症状の他に、途中から認知症状(前頭葉の障がいによる)が出ることがありますので、コウノメソッドも当てはまると思います。
 夫に認知症状が出てから、河野先生のブログでコウノメソッドを知りました。私が河野先生のブログを見始めた時は、この病気の話題がなかったと思うのですが、ここ何年かでたくさん出てくるようになりました。ありがとうございます。
 進行性核上性麻痺の本当の確定診断というのは、組織を調べないとわからないそうで、生きている間は無理です。PSPを診断されていた患者さんが亡くなった後調べてみると違う病気だったという例もあります。
 それならば、病名も尊重するけれども、今現在問題になっている症状を主眼に改善しようというものです。
 進行性核上性麻痺では、一日中眠くなったり、手足の動きが悪くなったりします。そういう場合、もっと元気に、もっと手足の動きもよくなったらいいですよね。趣味もできるようにもっと元気にには、コウノメソッドではうつ病の薬ではなく認知症の薬のリバスタッチとか、もっと手足の動きがよくなったらいいには、グルタチオン点滴という風に、患者さんの体と対話しながら薬を処方してくれます。
 その他に、認知症状に効果があるというサプリメント(フェルガード)も推奨しています。三剤療法が保険薬のみに対して、コウノメソッドは、保険薬以外に、グルタチオン点滴(自由診療。ですが良心的な料金)やサプリメント(フェルガード)での治療もある場合があります(患者がそれはいいですという場合にはありません)。
 河野先生のブログでは劇的効果も紹介されていて、即効性がある場合も。でもそうでない場合もあると思うのですが、ブログでは紹介されてはいません。どんな治療法も個人差はあると思います。
 夫は「あぁもう三剤療法も効かなくなってきたのかな?」と思ったM病院入院中に、フェルガードを試し、今も摂っています。それから、週一回のグルタチオン点滴も。それぞれ効果はあると思います。が、根本治療ではないのでやっぱり進行していきます。M病院での主治医はコウノメソッドのT先生(内科、漢方の先生)です。
 河野先生のブログでのPSP特集です。「ドクターコウノの認知症ブログ PSP特集」

 「三剤療法」プラス「コウノメソッド」。
 夫の今現在の治療法は、「三剤療法」プラス「コウノメソッド」という風になります。両方ブログに出てくるので、同じものかな?と思われる方もいると思います。

 いずれにしても、根本治療ではありません。
 でも、どちらの先生も患者家族の声に耳を傾けてくれ、一生懸命治療してくれようとするので、嬉しいです。感謝しています。ただ、三剤療法をやってくれる先生が少ないので、近くにいなければ、三剤療法の論文を主治医に読んでもらって、「この治療法を受けたい」という努力も必要になるかもしれません。その時は、私もお手紙書きます。連絡下さい。あとTさんの様に、北海道に来て入院してお薬を合わせて、かかりつけの先生に引き続き診ていただくという方法もあります。今後、三剤療法をやってくれる先生も増えてくる可能性がありますので、H医師に聞いてみたいので、お住いのところを教えて下さい。

 コウノメソッドの先生は全国にたくさんいます。ただ、神経内科の先生だけではありませんので、「この病気は今まで診たことがないです」と断られた患者さんもいらっしゃって、メールいただいたことがあります。ですから、名古屋の河野先生の病院に患者さんあるいはご家族が受診して地元でPSPを診てくださるコウノメソッドの先生を紹介してもらったり(神経内科の先生や、神経内科の先生じゃなくても診てくれる先生)、ブログを公開しているコウノメソッドの先生のブログを読んでみるのも参考になるかと思います。
 ※いまかかっている神経内科の先生のところに再び通うことも考えて、紹介状を書いてもらったほうがいいと思います。

河野先生の病院(名古屋フォレストクリニックのホームページ)
河野先生のブログ「ドクターコウノの認知症ブログ」

岩田先生の病院(愛知県名古屋)
岩田明先生のブログ「ドクターイワタの認知症ブログ」

平山貴久先生の「鹿児島認知症ブログ」(鹿児島県)

「新横浜フォレストクリニック」(神奈川県横浜)
「新横浜フォレストクリニック院長ブログ」

「笠間の診察室から」(茨城県)

 他にも治療法やこういう先生をを知っている、ここまでの情報ならインターネットで公開しても大丈夫という方は教えて下さいね。

 あと今までも少なからずの方が連絡くださって、それぞれの治療までできたのかどうか、できた後もどうなのか、たまに気にしていますが、余裕がなくこちらから連絡できなくてすみません。

 早く根本治療できるようになるといいですね。






H医師の三剤療法(『進行性核上性麻痺に対する3系統神経伝達物質補充療法による運動および認知機能の改善』)が表彰されました! - 2015.10.18 Sun

 先日、「日本早期認知症学会誌Vol.8 No1 2015」に掲載されたH医師の論文(三人のお医者さんの連名になっています)、『進行性核上性麻痺に対する3系統神経伝達物質補充療法による運動および認知機能の改善』が、日本早期認知症学会平成27年度論文賞を受賞しました!

 とってもとっても嬉しいです!


↑賞状!名前は加工しています。


↑左からH医師、私、リュウ。2013年7月の受診時の写真です。

 最近のリュウは歩行は自立歩行は難しく、脇を支えて歩いています。あと飲み込みがここのところ今ひとつ。でも誤嚥性肺炎や尿路感染症等の熱もなく、体調は安定しています。意思の疎通はそれなりかな。漢字クイズもたまにやっています。

※論文は私宛てにメールいただけたら、PDFを添付して返信します。



勤労ちゃんの差し入れ!再び。 - 2015.10.18 Sun

 勤労ちゃんがこの前差し入れしてくれたと思ったら、先週また差し入れしてくれました!またまた病院まで持ってきてくれました。

「リュウさんが良くなってくれるんだったら、毎日でも来るよ」

 心に染み入る、そんな言葉を残してくれました。
 リュウは最近飲み込みがあまり良くなく、あまり食べられません。でも状態は安定していますよ。この日夕食のあと、勤労ちゃんの黄色のすり身のおかずとお団子を少しいただきました。でもこの度は特に変わらず・・・?

 いや、変わらないってことが奇跡かな!

 じゅうにぶんに気持ち届いたよ。
 ありがとうございます。


↑素敵なおかず。


↑出来上がるまで一ヶ月かかったという寒天のお菓子。それを聞いて、もったいなくて病院の冷蔵庫にしまってあります・・・。

 他にもイブキとワタルと私へときりたんぽ汁と大福が。ワタルは「この汁にご飯が入っている!」とびっくりしながら、完食していました。

 美味しかったです。ごちそうさまでした。



親の会一泊研修旅行番外編。 - 2015.10.18 Sun

 ホテルでの朝のことです。朝食後ひとりで部屋にいて、何気なく洞爺湖を見ていたら、いつの間にかカモメが、私の眼の前に。
 キョロキョロとまわりを見てみましたが、他には見当たらなく、私のところにだけいました。それも一羽。

 も、もしかしたら、あの時の洞爺湖の遊覧船のカモメではっ!
 私の指を思い切りかじったカモメ。
 ここで会ったが100年目。
 両者にらみ合いました。

 スモウでもとって、勝負をつけるか!







親の会で二回目の一泊研修旅行に参加。 - 2015.10.17 Sat

 昨年の10月にしょうがい児者を持つ親の会の一泊研修旅行に初めて参加させていただいたのですが、今年もワタルと参加させていただきました。福祉バスを貸し切り、出発地点→藻岩山→市電→中山峠→洞爺湖温泉→室蘭水族館→白老ポロトコタン→帰路へ、と盛りだくさんでした。いい意味でも悪い意味でもなく、リュウが在宅時はこうした一泊研修等は参加しようとは思いませんでした。


↑藻岩山ロープウェイ。車イスの方も大丈夫です。


↑中腹駅でもーりすカーに乗り換え。こちらも車イスの方大丈夫。


↑山頂の施設内にスターホールがあり、みんなで3Dシアターを見ました。見終わるとスクリーンが上にあがり、目の前に札幌の景色が。ちょっと感動。


↑展望台。昨年車イスのリュウとも来ましたが、リニューアルした時に藻岩山の施設全体がバリアフリーになっていました。今回の親の会の参加者に車イスの方はいませんでしたが、一般のお客さんで車イスの方がいました。


↑藻岩山を降りて、次に来たのが、札幌市中央区にある札幌市営交通電車事業所。ポラリスという新型低床車両を貸し切ります。新型車両、旧型車両、申し込めばどなたでも貸し切りできます。


↑説明担当の方に車イスの方のための工夫をお聞きしました。写真はスロープですが、ホームとの関係でスロープにはあまり頼らず、今現在は車イスを持ち上げているそう。確かに、車両はバリアフリーですが、ホームは従来のままですものね。


↑車イス対応の座席。ワンタッチで座席が収納されます。


↑座席が収納されたところ。


↑見せていただいたこちらは旧型車両。あれ?なんか広いような気が。


↑こちらが新型車両。やっぱり旧型車両の方が広いですよね。床を低くしたため、車輪の部分の関係で狭くなったそう。車内でお弁当を食べたため、テーブルが設置されています。


↑こちらはホーム。ひとりの大人の人が立って待っていられるホームの幅になるかな。車イスは狭いですね。でも事前申し込みで車イスの方も乗れます。
 低床車ポラリスは乗用車に乗っている高さでした。初めて乗ったので新鮮でした。


↑その後再びバスに乗り、中山峠のお店で名物のあげ芋を買いました。


↑宿泊先の洞爺湖ホテルに着きました。これは晩御飯です。豪華!


↑食事の後、ワタルはカラオケで「小さな世界」を歌いました。「世界中の子どもたちが」をリクエストしましたが、ありませんでした。残念。カラオケも余暇活動を充実させるものですね。うちではうたわないのでわかりませんでした。余暇活動は大事です。


↑洞爺湖で毎年、花火大会が行われています。この写真はホテルの窓から写しました。左下に見えているのは遊覧船です。遊覧船から乗って見ることができます。私たち母子は洞爺湖の花火、初めて見ました。期間中毎日やっているのですが、湖が汚れないのかな?とちょっと心配もしています。


↑翌朝のホテルの部屋から見た洞爺湖です。真ん中に中島が見えます。


↑ホテルをあとにし、室蘭水族館に来ました。


↑何かつぶやいてください。


↑ワタルは、タッチプールで何か言いながら、ヒトデを手に持っていました。


↑ペンギンの行進です。目の前をペンギンが。
 ワタルは、おたる水族館にしか行ったことがないので、来れてよかったです。


↑室蘭水族館をあとにして、白老の「ポロトコタン」に来ました。写真はアイヌ古式舞踊です。ムックリの演奏もあり、帰りに私は売っていたムックリを買いました。ワタルは最後まで静かに観劇するという感じでもありませんでしたが(色々と話しかけてきます。その度に静かに観ようねという感じで私は言います)、まあまあ座って観ていました。


↑ここでお昼。ポロトコタン内にある「カフェリムセ」。看板に「カフェリムセは障害のある仲間とともに元気に働いています」とありました。白老にある生活介護・就労継続支援B型 多機能型事業所「フロンティア」というところの人たちが働いているそう。私たちは事前予約をしていて中へ。フロンティアの関係者さんが挨拶をしてくれました。ありがとうございます。


↑私とワタルが頼んだ「牛スジカレー」。

 ここで困ったことが。ワタルがこのお皿は小さくて丸くないからイヤだと駄々をこね始めました。うちでいつも食べている丸いお皿がいいそうです。私はカレー皿は丸いやつばかりではなくて、大きさも小さくないと説得を。カレーは「丸くて大きいお皿」。これがワタルのこだわりだとわかりました。でもやはり外出時はそうでもない場合もあるので、ここは「仕方がないこと」と気持ちを切り替えて欲しいところです。最後はなんとか完食しました。
 他にバイキング等で、ジュースを飲むコップはうちで飲んでいるような大きいガラスコップがいいともいいます。これもかなり要求してきます。でもやっぱり「仕方がないこと」ですので、小さいガラスコップでも飲んで欲しいです。
 外出先でこのような経験を何回か繰り返すと抵抗も少なくなるのかなという感じです。


↑あとポロトコタン内でどしゃ降りの雨が降ってきました。バスから降りるときに、折り畳み傘を持って降りたので、それを自分で広げました。雨が降りそうなときは傘を持って歩き、雨が降ったら傘を広げ、建物内に入るときは、傘をたたんで持ち歩くという様な行動をヘルパーさんとも練習中です。この時はそれなりにできました。

 その後は福祉バスに乗って帰路へ。バス内ではワタルは私とすご〜く離れて座ります。昨年の時もそうでした。

 盛りだくさんで、ワタルの知らない面も見られ、他のご家族とも交流でき、有意義な時間を過ごすことができました。
 ありがとうございました。


ワタルの「フェルメール」と「モナリザ」 - 2015.10.09 Fri

 昨日個人懇談があり学校へ。廊下側の教室の壁にクラスの子の描いた絵が貼ってありました。ワタルの作品もあり、パチリ。名画を真似するというものらしいのですが、大まかな輪郭は先生が描いたそう。なんかユニークです。


↑ワタルの描いたフェルメールの「真珠の耳飾りの少女」。


↑こちらが本物。


↑そしてワタルの作品へのひとこと。


↑ワタルの描いたレオナルド・ダ・ヴィンチの「モナリザ」。


↑こちらが本物。


↑そしてワタルの作品へのひとこと。



子宮頸がんワクチンの副作用の患者さんが河野先生を受診。 - 2015.10.07 Wed

 10月4日に更新されたドクターコウノの認知症ブログ「介護通信H27.10.05号」の内容でどうしても気になる記事が。いつもは、おもに夫の病気進行性核上性麻痺に関することを私のブログにも転載して取り上げているのですが、子宮頸がんワクチンの副作用の19歳の患者さんが河野先生を受診し、治療しているそう。まずはお母さんが心配して相談しているのですね。

 月曜日に更新される名古屋フォレストクリニックの河野和彦先生のブログは、今年になってから、先生の意思で過去のブログがなくなったりしていて、今のもまたいつなくなるのか、という感じです。それで私のブログに残しておこうと思います。以下です。

ー ー ー ー ー

 子宮頸がんワクチン副作用の話題1
 麻黄附子細辛湯で回復!

子宮頸がんワクチンを3回接種して、認知症になってしまった19歳の方である。既報のとおり、テレビの内容はまったくわからず、逆上し、午前中はだるくて外出もできなくなっていた。しばらくお母さんが自費で相談に来ていたが、久しぶりに本人が来院し、6月から投与開始したコタロー麻黄附子細辛湯カプセル2C×3が当たって、10日後からみるみる元気になっていった。

ちゃんと化粧もしていて、自分からグルタチオン点滴を打ってほしいという前向きさ、なにしろ明るくて外来が華やぐほどだった。当日は注射は打てなかったが、ピックセット(ウインタミン、フェルガード100M)は継続し、漢方も続けることにした。麻黄附子は、感冒に限らず倦怠感という適応症があるため、1年中服用していても構わない。

以前から、毎回麻黄附子がほしいという老人がいて、風邪が治ったのになぜ飲むのかと聞くと、これを飲んでいると風邪をひかないと答えた。なるほど免疫力は10日以内に速攻するのかと補剤のすばらしさに驚かされる。私が開院以来6年間病欠しなかったのは、おかしいと思ったらすぐに麻黄附子を飲んでいたという点もあるかもしれない。

副作用を救済する組織があるらしく、任意接種のワクチンの場合は医師が書類をかかなければならない。母親からそれを受け取り書くようにした。彼女の存在は厚労省に届け出してある。現在給付金が出た患者は先日、わずか16名だと報じられていた。

ウィンタミン4+6mg
ドグマチール50mg
バッサミン配合錠A81 1錠
プロマックD 75mg

コタロー麻黄附子 細辛湯カプセル 6C



江口優子さんの『幼なじみ』。 - 2015.10.06 Tue



10月5日付け北海道新聞朝刊第三社会面「朝の食卓」です。
写真をクリックすると大きくなります。

 今までの記事は、カテゴリ「つながり」に入っています。

新聞読むなら、北海道新聞。  新聞読むなら、北海道新聞。



進行性核上性麻痺の夫佐藤リュウの発症と治療の流れ。 - 2015.10.04 Sun

 夫の受けてきた治療をまとめたものがブログの中に散らばっているので、「その1」から「その4」まで、ここにまとめてアップします。何かの参考になればいいなぁと思います。「その2」以降はリンクが切れているところもあります。また「その4」は昨年の10月のもので、今から1年前になりますので、その後のことの「その5」が書かれていません。時間を見て、「その5」もアップしたいです。

「夫、佐藤リュウの進行性核上性麻痺の発症と治療の流れと福祉制度。その1」。  - 2014.07.17アップ

「進行性核上性麻痺の夫、佐藤リュウとアリセプト。その2」 - 2014.09.28アップ

「進行性核上性麻痺の夫佐藤リュウとフェルラ酸含有サプリメント(AMN176、フェルガード) その3」。 - 2014.10.21アップ

「進行性核上性麻痺の夫佐藤リュウとグルタチオン点滴療法。その4」 2014.10.26アップ





よだれ(流涎)がアーテンで改善された患者さんのその後。 - 2015.10.04 Sun

 6月14日に「よだれ(流涎)がアーテンで改善。」  というブログ記事をアップしました。その後、そのご家族の方の書き込みがPSPの患者家族の会(のぞみの会)のMLにあり、「よだれが治まるというアーテンですが・・・・一週間くらいは夢のように 快適だったのですが少しづつ増え始め 気づいてみたら 又元に戻っていました」「その効果は個人差があるのでしょうか」とのことです。このブログを読んでいる方で、よだれに効果的な薬等ご存知の方がいらっしゃいましたら、メールいただけませんか?宜しくお願いします。




私たち夫婦の「旅行記」について。Tさんより。 - 2015.10.04 Sun

 7月13日にTさん(関東圏から札幌のH医師の受診なさった)から、私のブログの旅行記(空飛ぶドクターと行ったお伊勢詣りと和歌山熊野詣)(2013年5月)の感想が届きました。ご本人の了承を得まして、アップします。

ー ー ー ー ー

すごいね熊野詣で私もh24年阪急ツアーで平城京と熊野詣でに単独参加で行きました。
神社への階段を車椅子でどう登るのかと思っていましたが。車道があるんですね。
また滝への道を歩かれたとのこと脚力はダイジョブですね。
私も旅行に行きたくてうずうずしているところですが、娘の手術が7月末には落ち着
と思うのでそれから考えます
バリアフリーのツアーも調べたら結構多いですね・各社で企画してるみたいですH先生の論文見ました難しくてよく理解できないですが最後にあった病気の維持から改善
に向けた研究へと進んでいかれると思います。
先生に宜しく

ー ー ー ー ー 

 Tさんのメールのアップ、遅れてごめんなさい。今月様子をお聞きしたら、「ここのところ足が思うように動かない、すぐ疲れる、すくみやつまずきが多くなった気がします」とのこと。それから施設の生活が味気ない、とも。気持ちがちょっと、落ち気味なのかな?これから寒くなりますが、好きな旅行もまだ行ってませんよね。Tさんもいつか行けたらいいな〜と思います。私たちが行った旅行の写真アップします。


↑Tさんの言う「神社への階段」。那智山の神社です。通常はここの階段を上がってきます。


↑「熊野那智大社」あるところ。高いです。向こうに「那智の滝」が見えます。写真の左端に白い車が停まっているのですが、そこまで車道があります。車イスの方は、そこの駐車場まで車で行けます。


↑しかし駐車場から熊野那智大社までは、何段かの階段があります。その階段が大丈夫な人はいいのですが、無理な人は熊野那智大社まで、駐車場からエレベーターがあります。


↑熊野那智大社から那智山青岸渡寺を写したところ。向こうに行こうとすると、階段があります。ここは、神社とお寺が両方あります。


↑「那智の滝」。この時はリュウは駐車場から車イスで行きました。ここも車イスで行けます。

「熊野那智大社」、「那智の滝」への車イスでの参拝、詳しくは、熊野那智大社のホームページで確認してくださいね。

「わたしの空は旅の空」という車イスで行く神社仏閣・パワースポットの旅というサイトもありましたよ。「熊野那智大社」も載っています。

 あとTさんのおっしゃる通り「バリアフリーの旅」で「検索」すると、たくさん出てきますね!




赤福本店で赤福を作っている動画。 - 2015.10.04 Sun

 6月末に赤福本店に今年も行けました。赤福を作っているところの動画を撮影しました。赤福本店にブログに載せていいのかのメール送ったりしているうちに、あっという間に10月。何ヶ月も経ってしまいましたが、私が写してきたものです。赤福本店からは、載せてもいいですよとお返事いただきました。


↑レジの隣の方にこのような作業風景が。すべてがガラス張りではないので、ここで作業していることがわからないかも。真ん中に大きな釜のようなものがあり、底の方にお餅のかたまりが。へりには餡がくっついています。二人一組になり、ひとりはお餅を丸めて隣の人に。もうひとりの人は、お餅と餡を合体させ、お皿にペタンとのせます。びっくりしたことに、どちらも目分量!それから、餡の模様は指の跡でした。

↓動画です。
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↑指の跡の赤福。私が食べたものです。



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プロフィール

vanilla

Author:vanilla
「やさしいまなざし」は「Vanilla Web Site」の日記の部分です。

登場人物(平成28年11月現在)
 
佐藤リュウ(59歳)←夫
佐藤バニラ(永遠の20歳)←私
佐藤イブキ(社会人)←長男
佐藤ワタル(福祉施設通所)←次男

 夫佐藤リュウは、平成17年頃(48歳)より、物が二重に見える、手に力が入らない、全身が重苦しく感じる症状があり、会社勤務ができなくなりました。
 若年性のパーキンソン病の疑いとのことで、平成18年(49歳)より神経内科に通院し、平成19年にはパーキンソン病関連疾患と診断名が付きました。
 その後、平成22年 (52歳)、診断名が若年性の「進行性核上性麻痺」に変わりました。
 ずっと自宅より通院していましたが、平成24年4月に自宅外で転倒骨折し、手術入院となってしまいました。入院時、誤嚥性と思われる肺炎も併発していて、現在も入院中です。平成26年11月19日に胃瘻造設しました。
 夫が仕事ができなくなった平成17年時、上の子が小学校6年生、下の子が小学校2年生(多動と自閉で特別支援学級在籍)でした。
 私は、平成19年より、平日フルタイムで仕事しています。たくさんの方のお力をお借りし、生活しています。
 北海道在住です。

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