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2020-02

進行性核上性麻痺の夫佐藤リュウとグルタチオン点滴療法。その4 - 2014.10.26 Sun

 河野先生のブログにパーキンソン症状の改善としてグルタチオン点滴療法の話題が登場したのが今年の「介護通信2014年1月20日号」でした。
 そこで埼玉県所沢市の「ざまクリニック所沢」院長の座間清先生が河野先生にグルタチオン点滴療法の話題を。
 その後河野先生は効果がある人にはあると、あれよあれよという間にコウノメソッドに浸透。
 夫の病気進行性核上性麻痺に限りですが、河野先生のブログでグルタチオン点滴療法の効果が取り上げられた箇所を今年の1月から3月までをピックアップした私のブログ記事が、「河野先生のブログ(2014/1~3)から進行性核上性麻痺ピックアップでグルタチオン。 」です。
 
 「介護通信2014年1月20日号」で河野先生が「「グルタチオンの適応症例は、DLB、CBD、PSP、MSAでこれ以上パーキンソン病治療薬が増やせられない状況(幻覚、食欲低下)の場合、フェルガード類にも反応せず、歩行が悪化してきた場合と思います」と書かれています。

 夫も2014年の年明けからまた調子を落としていてまたMドクターに呼ばれ、S病院H医師の受診を勧められるという心配な状況だったので、この療法が受けられないかな?と思いました。でもグルタチオン点滴療法は自由診療ということだし、S病院で受けられるだろうか・・・。私は、受診の前にH医師に連絡してみると、グルタチオン点滴療法はS病院では難しいというお返事でした。私は、あぁ夫はこの療法を受けることは不可能に近いと思っていた時、4月から入院中のM病院にコウノメソッドの実践医が突然誕生したのです(何回も書きますが本当にビックリ)。

 M病院のコウノメソッドのT先生にさっそくグルタチオン点滴療法を受けたいと言うと、「混合診療になるのでM病院では受けられません。でも違う所で受けましょう」と言って下さり、4月19日に初めてグルタチオン800mg、二コリン500mgを点滴しました。一回目直後には効果は感じられないようでしたが、だいたい「介護通信1月20日号」に載っていた量と回数に近いものを治療してくださっています。

(以下「介護通信1月20日号」グルタチオン点滴の話題1
パーキンソン病に対するグルタチオンの点滴療法について(コウノメソッド実践医:座間清先生)より引用開始)

パーキンソン病の場合に、1回800mgから始めて徐々に増量、通常は1400-1600mgを点滴で投与します。この投与量は通常投与量の数倍になります。頻度は週に2~3回、約3ヶ月間行います。(注意:下記の症例群は600mgで効いているので600mgでよいと思う。河野)
病状の改善が認められれば、その後は維持プログラムとして週に1~2回のペースで治療します。1回の点滴時間は約30分です。パーキンソン病の進行防止の場合は維持プログラムから開始することができます。有効率は40~60%で、劇的に効果があるケースからまったく無効である場合もあります。

(引用ここまで)

 夫はグルタチオンを800mgからスタートし、1000mgを週三回、最高1200mgを週三回を約三ヶ月行った後、8月後半より週一回(3000mg)になり、今現在も週一回3000mgです。 

 前回のフェルガードのところで書きましたが、それまで飲んだことがないフェルガード(強)の量の二包にしたばかりで、レニミールもイクセロンパッチ(リバスタッチ)に変更、グルタチオン点滴に、シチコリン(二コリン)点滴も加わったためか、「理由もなく(多分本人は理由がある)歩く」ということが見受けられるようになり、その原因がよくわかりません。シチコリン(二コリン)は途中でストップになりました。フェルガードかな?と思い、私が夕食時飲んでもらっていた分(朝一包夜一包のうちの夜一包)を止めたことがあります(そのことは連絡ノートに記載)。しかし、その後もたまに歩くことがあり、それにだんだん元気がなくなってきたのでまた再開(連絡ノートに記載)。
 ところが先週の朝、ディスペースで転倒していたことがあり、また夜のみ中止しています。という風に病棟天秤法は続いています。

 次に私が感じた効果のことを書きます。点滴を続けているとフェルガードの時のように終わった後、顔がまだらに赤くなるようになってきました。やっぱり血行に効果があるのかな?と。波がありますが手の動きもよくなりました。

 2014年4月23日の私が知人に宛てたメール(抜粋)です。
 タイトルが「今日とてもいいです!」
 本文「土曜日一回目、効果が感じらせませんでしたが、月曜日水曜日と点滴してくれたら、今日いいです!リハビリもよかったそうです!」

 目もあまり見えない感じが見えるように、手の動きや歩行、嚥下や発語等で改善が見られたと思いました。それから座っている姿勢での体の傾きも少なくなりました。嬉しかったです。5月のゴールデンウィークに家族で美瑛のペンションに一泊を予定していて、それも無事に行けました。感謝。一泊旅行で一日目お昼に旭川のびっくりドンキーに寄り、オレンジジュースを頼んだのですが、そのコップはビールのジョッキ並みに重くて大きいものだったのですが、コップを片手で持ち、ストローも吸えていて驚きました。その後もペンションの夕食時もほとんどを自分で食べていて、これまた驚きました。翌朝はちょっと調子悪かったのですが、たくさん飲んで食べてお風呂も入れ、一家でじゅうぶん楽しめて本当によかったです。嬉しかったです。


↑重たいコップを片手で持ち、ストローで飲んでいます。手に力が入らないというのが初期症状だったのに。隣りに座っていた私はびっくりして二度見。


↑左手で茶碗を押さえ、右手でスプーンでご飯ぱくぱく。


↑ひとくち大のおかずもスプーンでぱくぱく。


↑夕食はほとんどが自分で完食。右手左手がよく動き、飲み込みも歩行もよかったです。よかったね。

 その後は、波もありますが良い時は良いし、調子悪い時は悪いですが、全体的にはグルタチオン点滴療法する前よりは良かったです。ただ、オンとオフが出現したような気もします。いいな〜と思っていると次の瞬間にあれっ動きがない、と思う時がごくたまにあります。あと、フェルガードの時もそうですが、飲み始めからグーッと効果が上がって行き、頂点に達した(?)後、徐々に下がってくる感じも受けています。今は一人でなかなか食べられないし、飲み込みをしない時も出て来たように思います。病気の根本となっているものはやっぱり変わらない?し、症状は進んでいるんだと思います。

 やはりいつも忘れてはいけないのが、今を大切に、ということですね。

 来月、夫の誕生日に家族温泉一泊予定しています。無事に行けるといいです。

 みなさんに本当に感謝しています。

 外国のパーキンソン病の患者さんのグルタチオン点滴療法の効果を示す動画が載っている鹿児島市「さくらクリニック」のグルタチオン点滴療法のページ。動画見てみて下さいね。びっくりしますよ。

 その「さくらクリニック」のホームページで、リンクが貼られている北九州の「かたやま脳外科内科クリニック」のグルタチオン点滴療法のページ。こちらは、かたやま脳外科内科クリニックでのグルタチオン点滴療法の効果の貴重な動画が載っています。パーキンソン病の女性の患者さんの治療前の症状と治療開始6週間後、それとなんと4年後の姿が。こちらもびっくり〜。

 それから、「かたやま脳外科内科クリニック」で「アミノ酸療法」と出て来ますが、これは患者家族の会で時々話題に出てくる療法です。
 


 7月11日にMさんからメールいただき、夫の発症の時からの治療の様子をその1からその4まで書けました。現在につながったので、ここで一区切りです。いつも読んで下さり、ありがとうございます。何か参考になるといいです。この病気は原因も治療法もわからないとされているので、私の情報に関わらず、この治療を受けてみたいなというのがありましたら、受けられるといいなぁと思います。

「夫、佐藤リュウの進行性核上性麻痺の発症と治療の流れと福祉制度。その1。」 2014.07.17アップ

「進行性核上性麻痺の夫、佐藤リュウとアリセプト。その2」 - 2014.09.28アップ

「進行性核上性麻痺の夫佐藤リュウとフェルラ酸含有サプリメント(AMN176、フェルガード) その3」。 - 2014.10.21アップ



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vanilla

Author:vanilla
「やさしいまなざし」は「Vanilla Web Site」の日記の部分です。

登場人物(平成28年11月現在)
 
佐藤リュウ(59歳)←夫
佐藤バニラ(永遠の20歳)←私
佐藤イブキ(社会人)←長男
佐藤ワタル(福祉施設通所)←次男

 夫佐藤リュウは、平成17年頃(48歳)より、物が二重に見える、手に力が入らない、全身が重苦しく感じる症状があり、会社勤務ができなくなりました。
 若年性のパーキンソン病の疑いとのことで、平成18年(49歳)より神経内科に通院し、平成19年にはパーキンソン病関連疾患と診断名が付きました。
 その後、平成22年 (52歳)、診断名が若年性の「進行性核上性麻痺」に変わりました。
 ずっと自宅より通院していましたが、平成24年4月に自宅外で転倒骨折し、手術入院となってしまいました。入院時、誤嚥性と思われる肺炎も併発していて、現在も入院中です。平成26年11月19日に胃瘻造設しました。
 夫が仕事ができなくなった平成17年時、上の子が小学校6年生、下の子が小学校2年生(多動と自閉で特別支援学級在籍)でした。
 私は、平成19年より、平日フルタイムで仕事しています。たくさんの方のお力をお借りし、生活しています。
 北海道在住です。

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