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2018-06

「いずみ」イベントにも行けました。 - 2015.01.25 Sun

 北海道新聞の読者投稿欄「いずみ」に載った「夫が残してくれたパン」が昨年の9月16日に北海道テレビで高橋恵子さんに朗読されましたが、その際私はありとあらゆる人に見てねとお知らせしました。見てくれた人に今まできちんとお礼を言ってないのでお礼を言います。

 見てくれてどうもありがとう!

 朗読された次の日のことです。私の携帯が鳴りました。

「もしもし」
「Iです。」
「あ、I先輩?」
「そう、昨日テレビの朗読見たよ〜!」
「ありがとうございます!ファックス届いたでしょ?私からの」
「え!届いてない、あ、ファックス壊れていて、新聞の予告で知って見たの」
「そうだったんですか!ありがとうございます。お孫さんはお元気ですか?」
「それがね、3歳になるんだけど歩けなくて。歩いたら骨折するの、今も骨折していてすぐに骨折するの。日本に同じ病気の人がいなくて、世界でも二人?しかいないみたいで、治療法もないみたいで」
「そうなんですか・・・。お電話本当にありがとうございました」

 夫の病気よりも少ない病気。

 また携帯が鳴りました。

「もしもし」
「Kです。昨日見ましたよ、 Aさんから連絡が来て」
「そうですか!よかった」
「あの作品は、素晴らしいわ」
「ありがとうございます。奥様はその後?」
「うん。抗がん剤治療ももう限界が来てね、何だかね、病院から言われて放射線治療したの、そうしたら今は癌が消えたわ」
「本当に?どこの病院?良かったですね!」

 今度はTさんからLINEのメッセージが来ました。ワタルの小学校の時のYちゃんのママからです。

「テレビ見たよ」
「ありがとう」
「私、難病になっちゃって。パパも入院中」
「え!そうなの?」

 ワタルの小学校の特別支援学級のお友達Yちゃんは一生に及ぶ障がいがあります。家族構成はパパとママとお子さんが二人。パパが一家を支えていましたがそのパパが入院!

 だ、だ、だ、だ、大丈夫?

 うちも困難だけど、うちが一番辛い状況で一番不幸だって思ったら駄目ですね。実際決してそんなことないもの。それから不幸かどうかも病気や障がいとイコールかというとそういうことはなく、その判断も本人たちによるものです。

 それからやっぱり思うことがあります。心を開くと心を開いてくれる人たちがいて、その人たちとの距離が短くなります。ただ話を聞いてもらったり、私も聞くだけの場合が多いですけど。

 ブログ、北海道新聞のいずみ欄、北海道テレビの朗読を通して、また何人かの方たちと表面的な関係より一歩入り込んだものとなりました。

 それから今回のテレビの朗読ですが、滅多にないことだから見てね!とたくさんの方に声をかけ、放送時間には病院に行きリュウと一緒に見ましたが、本当に見て欲しい人は誰だったんだろう?と後から考えるようになりました。リュウ?友だち?知り合い?病院の人?どうもしっくり来ない気が。それを考えながら、後からも何回も北海道テレビのオンデマンドで再生しました。ある日あっ!と気付きました。

 一番見て欲しい人は、私だ。自分だ。私は私が体験したことを書いた。他の人は私に重ねてくれてあの文を聞いてくれただろうけど、あの文章のすべての思いをわかるのは私しかいない、自分に一番見て欲しい。

と。

 この度は私にお付き合いいただき、本当にありがとうございました。

 リュウから渡されたパン。いつかきっと今度は私が、他の人に渡したいと思います。

 1月10日(土)に道新ホールで行われた北海道新聞「いずみ」連載60周年のイベントも私の母、友達の勤労ちゃんと三人で参加でき、素敵なひと時を過ごすことができました。イベント前のランチでは夫の従姉妹のSりさんから手作りのネックレスをプレゼントされ、それを首にかけました。服は母の指示通り、購入しました。
 

↑イベントが終わった後、あがた森魚さんと。


↑勤労ちゃんが完璧なメモを書いてくれ、あがた森魚さんにそのメモを渡しこのまま書いてと指示。完璧なサイン入りCD。
「いずみ〜北海道くらいの詩」テーマソング。「夢が叶えられる街では」。家に帰り聞いてみると、私の好きなフィル・スペクターのウォール オブ サウンドでした。


↑今回のSりさんから頂いたたくさんの手作りのネックレス。真ん中の赤いのを当日付けました。



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プロフィール

vanilla

Author:vanilla
「やさしいまなざし」は「Vanilla Web Site」の日記の部分です。

登場人物(平成28年11月現在)
 
佐藤リュウ(59歳)←夫
佐藤バニラ(永遠の20歳)←私
佐藤イブキ(社会人)←長男
佐藤ワタル(福祉施設通所)←次男

 夫佐藤リュウは、平成17年頃(48歳)より、物が二重に見える、手に力が入らない、全身が重苦しく感じる症状があり、会社勤務ができなくなりました。
 若年性のパーキンソン病の疑いとのことで、平成18年(49歳)より神経内科に通院し、平成19年にはパーキンソン病関連疾患と診断名が付きました。
 その後、平成22年 (52歳)、診断名が若年性の「進行性核上性麻痺」に変わりました。
 ずっと自宅より通院していましたが、平成24年4月に自宅外で転倒骨折し、手術入院となってしまいました。入院時、誤嚥性と思われる肺炎も併発していて、現在も入院中です。平成26年11月19日に胃瘻造設しました。
 夫が仕事ができなくなった平成17年時、上の子が小学校6年生、下の子が小学校2年生(多動と自閉で特別支援学級在籍)でした。
 私は、平成19年より、平日フルタイムで仕事しています。たくさんの方のお力をお借りし、生活しています。
 北海道在住です。

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