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2017-09

日本ハムファイターズ日本一に。 - 2016.10.31 Mon

 10月29日、パ・リーグでリーグ優勝した日本ハムファイターズが、セ・リーグで優勝した広島東洋カープに日本シリーズで4勝し、日本一になりました。
 病院でも盛り上がりました。
 
 リュウはここのところ熱が出てディスペースに来られなかった日もあったのですが、この日は熱も下がっていてディスペースにいました。
 他のご家族さんも熱く応援していました。私が何気なく「この打ち方は良かった!」とか言うと、解説してくれます。野球に詳しい方なんですね!解説ありがとうございました。その方がリュウを見てふと、

「もう長いんですか?(患って)」

と聞いてきました。

「発病からはもう10年は経ちます」

 私はそう答えると同時に、前にもこんなことがあったと思い、続けて言いました。

「そう言えば・・・、前回いつだったか、ジャイアンツと戦いましたよね?それっていつでしたか?2012年?そうですか、その時もここで二人でテレビ観戦をしていたんです、もう入院して四年半になります」

「そうですか・・・」

 あの時はジャイアンツに勝てなかったけれど、今回は広島カープに勝てました!すごい!栗山監督が「今年の北海道は台風被害があり、道民のみなさんを勝って元気付けたい」と試合前に言っていた言葉が印象的でした。

 日本一おめでとうございます。

 リュウも「ウン、ウン」と、私が「勝った勝った!」との言葉にうなづいていました。多分、日ハムが日本シリーズで勝ったこと、わかったと思います。

 2012年のジャイアンツ戦の時に、ここのディスペースで出会った「野球のおじさん」のブログ記事がありましたので、再掲します。最近、野球のおじさんから奥様の訃報を伝える喪中ハガキが私のところに届きました。お元気でいるとばかり思っていましたので突然のお知らせで信じられない気持ちでいっぱいです。野球のおじさんも日ハムが勝ったこと、喜んでくれていますよね。

*********

『野球のおじさんのおき手紙 - 2012.12.30 Sun』

 今年の秋、日本ハムファイターズがリーグ優勝しました。その後、ジャイアンツと戦うことになりました。
 アンチジャイアンツの「野球のおじさん」が、夕食時にリュウのとなり、ディルームで座っていてる私に色々、解説してくれました。ディルームには、大きなテレビがあります。
 その解説が私は面白くて、野球のおじさんの解説を楽しみにするようになりました。
 野球のおじさんは、奥さんが家の中で骨折し、そのお見舞いで、毎日病院に来ていました。
 野球のおじさんは、私と話した後、かならずリュウにも話しかけてくれました。リュウは病気のせいで、何をするにも反応がとぼしく、普通の人の5倍から10倍は、根気よくその反応を待たなくてはいけないのです。
 ある日、帰り際私たちに向かって、
「サンキュー〜〜!」
と言い、
「堀内孝夫のマネだよ〜〜!」
と言いました。
 そしてその次の日、ポケットから付け髭を出し、自分の鼻の下の付け帰り際、
「サンキュ〜〜〜〜ッ!」
と言いました。
 私たちを笑わせようと、元気づけようとやってくれたのがわかり、その姿は私の記憶の1ページに残ることとなりました。

 奥さんが無事に回復していき、次の日退院するというその日、私たちは挨拶しました。野球のおじさんは、

「言葉って、不思議だよ〜〜〜。患者にいいこと言うと、シャキッとなる。でも、反対の言葉をかけると、余計具合が悪くなるんだ。うちの奥さんもね、家でね、木曜日にヤクルトのおばさんが来るんだけど、そのおばさんと気が合って、そのおばさんとの会話が楽しくて、その日は朝から、シャキシャキっとなるんだよね!病は気からっていうでしょ、まさにその通りだよ」

 そう、私に言いました。私は、ただただお礼を言うばかりでした。後日看護師さんのお話しでわかったのですが、野球のおじさんは、私がいない日中もたくさん、リュウに話しかけていてくれたのです。

 奥さんが日中に退院して行った次の日、会社帰りに病院に行くと、野球のおじさんから手紙と箱のティッシュが、リュウの病室に置いてありました。その手紙を紹介します。


 短い期間ではありましたが
 ご主人様、奥様には親しくさせて頂き、
 有り難うございました。
 妻は本日退院出来るのも、部屋の
 皆様始め多くの方々の友情の賜物です、
 有り難く感謝しております。
 野球の話。相撲の話。フィギアスケートの話。そして「北のたまゆら」の話。
 本当に楽しかったね・・・
 ご主人は当初よりは大分良くなったように見えますね。
 奥様の毎日の献身的な愛情により
 必ず 必ず回復される事を願い信じています。
 いよいよ師走に入り、今年も残りわずかです。
 何かと忙しく、寒さも厳しくなり、体調を崩しやすいので奥様、栄養と休養を十分にとって下さいね。
 奥様の優しい笑顔を見てご主人は、嬉しそうに笑っている姿が目に浮かびます。
 
 平成24年11月30日 野球のおじさんより

 野球のおじさん、本当にありがとうございました。

*********


↑10月30日北海道新聞朝刊です。




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Author:vanilla
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登場人物(平成28年11月現在)
 
佐藤リュウ(59歳)←夫
佐藤バニラ(永遠の20歳)←私
佐藤イブキ(社会人)←長男
佐藤ワタル(福祉施設通所)←次男

 夫佐藤リュウは、平成17年頃(48歳)より、物が二重に見える、手に力が入らない、全身が重苦しく感じる症状があり、会社勤務ができなくなりました。
 若年性のパーキンソン病の疑いとのことで、平成18年(49歳)より神経内科に通院し、平成19年にはパーキンソン病関連疾患と診断名が付きました。
 その後、平成22年 (52歳)、診断名が若年性の「進行性核上性麻痺」に変わりました。
 ずっと自宅より通院していましたが、平成24年4月に自宅外で転倒骨折し、手術入院となってしまいました。入院時、誤嚥性と思われる肺炎も併発していて、現在も入院中です。平成26年11月19日に胃瘻造設しました。
 夫が仕事ができなくなった平成17年時、上の子が小学校6年生、下の子が小学校2年生(多動と自閉で特別支援学級在籍)でした。
 私は、平成19年より、平日フルタイムで仕事しています。たくさんの方のお力をお借りし、生活しています。
 北海道在住です。

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