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2020-07

平成30年北海道胆振東部地震(2)〜自宅周辺〜 - 2018.12.29 Sat

 9月6日(木)の午前3時に起こった北海道胆振東部地震ですが、地震が起こってその日の午前中までのことを「平成30年北海道胆振東部地震(1)」に書きました。今回はその続きです。

 お昼に昨夜炊いたご飯の残りとインスタントラーメンを食べ(水道、ガスはうちは大丈夫だった)、午後からワタルと近所を歩くと、色んなところに、外まで長い行列が出来ていました。
 ガソリンスタンドはもちろんのこと、「ツルハドラッグ」「セイコーマート」「ホーマック」「コープさっぽろ」「サンドラッグ」などです。
 この日は平日ですが、私のように仕事が休みになった人が、停電と断水という状況に、食料や乾電池や懐中電灯などを買いに来たのでしょう。私はこの時は並びませんでした。お店も停電です。セイコーマートは停電の対策をしていたようで、95パーセント以上が営業できたそう。
 そして、スマホの電波が不安定になっていることに気づきました。「4G」が「3G」になったり「圏外」になったりです。みんなが一斉に電話をかけたり、基地局も停電になっていたからのようでした。お店の店先で並んでいる人たちの他に、携帯電話を持って、ウロウロしている人を見かけました。「圏外」じゃないところ、電話がつながるところを探しているようでした。
 後で知ったのですが、道内の「公衆電話」は無料開放されていたそうです。

 何かもかも初めての体験で私も動揺していました。

 家に帰り、情報を得ようとしても停電でテレビが見られません。昔使っていたテレビが見られる携帯電話でニュースを見ました。充電がなくなっていくので、三人が揃っている時に少しだけニュースを見たのですが、震源地近くの山崩れの映像はただただ驚きました。


↑昔の携帯電話ですが、台所で見るようにいつもテレビが見られる状態になっていました。たまたまだったのですが、少しは助かりました。


 スマホの充電もなくなってきました。A4くらいの太陽光のパネルがあるので、それで充電しようとしたのですが、うまくいきません。地震後色々と試してみたら、充電できたので、こういうことは普段からやっていないといざという時に、困ってしまうというのがよくわかりました。
 車のガソリンは半分くらいあり、スマホの充電が心細くなってきたらそのためにエンジンをかけようと思っていて、その様にしました。その時に車のナビのテレビのニュースも見ました。

 スマホのライングループは、以下のようなことがいっぺんに情報がやり取りできて助かりました。

********

 ・停電が復旧する時にいっぺんに電気が流れて電気製品にトラブルが起こる可能性があるから、ブレーカーは必ず落としておく。
 ・ろうそくは、余震に備えて使わないほうがいい。懐中電灯とペットボトルでランタンが作れる。
 ・デマに流されない。官公庁の情報を頼る。(私のグループに震源地で自衛隊の活動をしてくれていたタンクさんがいて、直接否定してくれた。)
 ・押入れとかの中が見えない扉を開けたら、物が頭に落ちてきた。扉を開ける時は注意する。
 ・道外のメンバーがニュースの内容や映像等を教えてくれた。
 ・東日本大震災の時に関東で計画停電を経験した友達が、「停電でも冷蔵庫は3時間は大丈夫」とか書き込みしてくれて、心強かった。
 ・先生が障がいのある子のことを心配してくれた。非常時にどう反応するか心配してくれて。


********



 夜ご飯はパスタを茹でて、スパゲティーを食べました。その後三人で真っ暗な近所をウロウロしてみました。信号も街灯も消えていて、家の電気も消えています。上を見上げると星がたくさん。ワタルが「星がきれいだね~!」と言いました。本当に星がきれいだった。

 そして、夜の8時前に電気が点きました!うちは電気の復旧が早かったのです。

 電気がないと困ったことは、照明が点かない、テレビが見られない、スマホの充電ができない、炊飯器でご飯が炊けない、洗濯機が動かない、お風呂に入れない等で、この時はストーブの時期ではなかったので、冬はストーブが加わります。マンション住まいの友だちは、断水じゃなくてもモーターで組み上げ式だと停電で水が出ない、エレベーターが動かないと言っていました。

 一丁となりでは断水で、隣の区のリュウの病院のあたりも断水、リュウの病院に行く途中にある小学校のグランドに自衛隊の方が設営した仮設テントのお風呂が設けられました。液状化現象で家が傾いた方は建物に赤い紙が貼られ、体育館等に避難していました。


↑9月6日(木)19時15分。親の会で作ったローソクとワタルの通所先のみつろうキャンドルに余震に気を付けながら火をつける。これから30分後、うちは電気が点く。


↑9月6日(木)17時27分。近所のホーマック。懐中電灯を照らした店員さんがお客さん一人づつに付き、店内で商品を選んだらしいです。16時で閉店。「単1電池完売」。


↑9月7日(金)11時41分のホーマック。電気が点いています。「水缶・灯油容器完売」「懐中電灯完売」「単1~3電池完売」「ポケットラジオ完売」「ランタン、ホワイトガソリン完売」「カセットコンロ、ボンベ完売」。昨日は手書きでしたが、この日はプリンターが使えるようになったのだと思います。カセットコンロですが、IHだと停電だと調理できないので、それで売れたのかな?


↑9月7日(金)北海道新聞朝刊。普通片面が一面なのですが、見開きで一面。厚真町吉野地区の写真が。新聞の印刷も1日も休むことなく、配達されました。
「厚真震度7道内全戸停電」「北海道胆振東部地震」「土砂崩れ住宅倒壊 5人死亡、4人心肺停止 28人安否不明」「全面通電まで1週間」「JR全線運休/新千歳閉鎖/1891校9校」「通電火災に要注意」「食料確保や情報収集 助け合いを」の見出し。


↑9月7日(金)9時17分。今後ガソリンがガソリンスタンドに運ばれて給油できるのか不安になり、給油することに決めたが、1時間半並ぶことに。まだ開いていないセイコーマートに並ぶ人たちが写っています。信号点いています。うちが点くタイミング9月6日(木)の夜の8時くらいに点きました。でも少し走るとまだ点いていない信号も。


↑9月7日(金)10時47分。コープさっぽろ。電気点いています。肉、ソーセージコーナーは空っぽ。(コープさっぽろは店内撮影OK。)


↑9月7日(金)10時台。魚コーナーも空っぽ。


↑9月7日(金)10時台。レジまでの長い列。生鮮品じゃないものは店頭にありました。乾麺とかです。私はお米と乾麺を買いました。


↑北海道全部停電になって、非常用電源を持っていない各工場等で冷蔵が必要なものが駄目になる。搾乳機も動かなくて、牛乳が市場から姿を消してしまいました。うちはワタルが1日に2杯以上は牛乳を飲むし、私もコーヒーに混ぜて飲むので、困りました。私がやっと買えたのは、地震から一週間後の9月13日でコンビニで一本約300円でした!


 今回の地震で自分が今後どう備えをしたらいいのか、考えている最中で、今回は地震の時の様子だけをお伝えしました。

 (1)(2)と書きました。実は、地震当日チラッチラッと見たテレビのニュースで、リュウの病院の屋上で看護師さんが「燃料が足りない」と書いた紙を持っていたのが見えたのです。私はびっくりしました。

 (3)は病院のことを中心に書きたいと思います。


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プロフィール

vanilla

Author:vanilla
「やさしいまなざし」は「Vanilla Web Site」の日記の部分です。

登場人物(平成28年11月現在)
 
佐藤リュウ(59歳)←夫
佐藤バニラ(永遠の20歳)←私
佐藤イブキ(社会人)←長男
佐藤ワタル(福祉施設通所)←次男

 夫佐藤リュウは、平成17年頃(48歳)より、物が二重に見える、手に力が入らない、全身が重苦しく感じる症状があり、会社勤務ができなくなりました。
 若年性のパーキンソン病の疑いとのことで、平成18年(49歳)より神経内科に通院し、平成19年にはパーキンソン病関連疾患と診断名が付きました。
 その後、平成22年 (52歳)、診断名が若年性の「進行性核上性麻痺」に変わりました。
 ずっと自宅より通院していましたが、平成24年4月に自宅外で転倒骨折し、手術入院となってしまいました。入院時、誤嚥性と思われる肺炎も併発していて、現在も入院中です。平成26年11月19日に胃瘻造設しました。
 夫が仕事ができなくなった平成17年時、上の子が小学校6年生、下の子が小学校2年生(多動と自閉で特別支援学級在籍)でした。
 私は、平成19年より、平日フルタイムで仕事しています。たくさんの方のお力をお借りし、生活しています。
 北海道在住です。

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