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2020-02

一枚のパンツで寝ていい? - 2014.12.22 Mon

 昨日の朝のことです。
 ワタルが起きてきて突然私に、

「一枚のパンツで寝ていい?」

と聞いてきました。

 う~~~~む。

 私はちょっと考えてから、

「ワタル、一枚のパンツで、じゃなくて、パンツ一枚で寝ていい?じゃない???」

と答えました。訂正しなくても意味は通じていますが。

「冬だしちゃんとパジャマ着ないと風邪引くよ」

と私が言うと、

「パンツ一枚。シャツも一枚」

と考えながら口に出しました。

「シャツとパンツ一枚(ずつ)で寝ちゃったんだね。パジャマちゃんと着て寝ようね!」


 北海道は真冬日が続いています~。


↑土曜日に雨が降り、ぐっと下がった気温で、道路も歩道もはリンク状態が続いています。危険。



ワタル奇声をマネする。 - 2014.12.21 Sun

 先日時間ができたので、放課後に事業所さんで過ごしているワタルの様子を見に行きました。その際、色々と様子も聞きました。最近の変化がいくつかあったのですが、その中で、「突然ギャッと奇声をあげる」というものが。うちであまり気にしていなかったと思いながら帰宅。それから数日後にうちでワタルが急に「ギャッ」と奇声をあげました。「あ~これだ〜」と思いながらワタルに、

「どうして最近、ギャッと言うの?」
と聞きました。すると、
「○○○○でお友達が言っていた」
との返事。
「え!先日現場実習に行った先のお友達の真似なの?」
と聞くと、
「うん」
と言います。

 うーん、自閉症児が自閉症の人が発する奇声を真似したんだ。真似するんだ・・・。

 ワタルは、小さい時からうなり声を出します。足を前後に開き、体も前後に揺らしながら、ウーウーと言います。この時の様子が、心地好さそうなので私は何も言いません。一般的には鼻歌を歌っている感じでしょうか。

 私はワタルに、
「ギャッというのは真似なの?真似は真似でそれはワタルらしくはないんじゃ?」
と言うと、
「ううーん」
と言い、ワタルもちょっと考えてる風になりました。

 それ以来、真似のその奇声は、確認したところ事業所や学校でもなくなったようです。

 う〜〜ん。


福祉事業所さんのクリスマス会。 - 2014.12.14 Sun

 高等部に入ってからショートスティや移動支援でお世話になっているWグループさんのクリスマス会に昨年に引き続き、昨日親子で参加させていただきました。場所は地域の公民館です。


↑みんなに配られた緑に塗られた松ぼっくりのクリスマスツリー。鉢の部分はペットボトルのフタです。この後、教えてもらいながらラメ入りのマニキュアを塗り、わたをのせました。私たちのテーブルには学生さんのボランティアさんが付いていてくれました。


↑左がワタル。右が私。かわいらしく作れました。

 この後、ステージで個人発表があり、ワタルはカラオケで「なだそうそう」を歌いました。初めての経験なので横にヘルパーさんに立ってもらいながら。ヘルパーさんの話しではいつもは最後まで歌えるとのこと。昨日はだんだん声が小さくなっていき、途中からほとんど声が聞こえなくなりました。緊張したみたいです!でも音程が合っていて、ちゃんと「なだそうそう」になっていました。うちでは、私の前ではぜったいに歌わないので、聞けてよかったです。


↑今度はマラカス作り。左がワタル。「この雪だるま顔がない!」と何回も言っていました。完成したマラカスで、みんなでクリスマスソングを歌いました。楽器(?)を手に歌をうたうのもなかなかないですね。

 この後、サンタさんが登場して、プレゼントを配ってくれました。


↑プログラムが印刷された紙も手作りの紙とのこと。後ろの方には利用者さんが作ったカレンダーやビーズの作品も売られていました。この壁の飾りも利用者さんが?色んなところに手作りのものが溢れていて、気持ちもあたたかく。


↑クリスマスツリーも複数ありました。会場全体がクリスマスに装飾されていてクリスマスムードたっぷりでした。

 親子で参加できてよかったです。楽しかったです。ケーキも美味しかった。ありがとうございました。



映画「39窃盗団」のお手伝い。 - 2014.12.07 Sun

 親の会でなかなかお手伝いできなく申し訳ないのですが、ちょこっとお手伝いでき良かった〜。
 11月29日に北広島市芸術文化ホールで、北海道手をつなぐ育成会による講演(午前)、映画(午後)で午後の映画のお手伝いができました。イブキも一緒に来てもらい、イスの設置や片付けのお手伝い。私も受付のテーブルに座りました。そこに座りながら、映画「39(サンキュー)窃盗団」を鑑賞もしました。

 「39窃盗団」はちょっと変わった映画です。監督は押田家長男。主人公キヨタカはダウン症の押田家5男。その弟役ヒロシも押田家4男なんです。ヒロシも軽度の発達障がいという役。

 「刑法39条」の「心神喪失者の行為は、罰しない。心神耗弱者の行為は、その刑を減軽する」というのを、振り込め詐欺のリーダーから知った兄弟は幼なじみの和代、認知症らしい見知らぬ老人を巻き込んで泥棒を繰り返して行くというストーリー。

 心に残る映画で、色々考えさせられます。ダウン症のキヨタカ青年の言い回しが演技ではないので、味があります。機会があったらぜひご覧下さいね。

 映画「39窃盗団」オフィシャルサイトは、ここをクリックしてください。上映情報もあります。





養護学校高等部のワタルの学校祭。 - 2014.12.07 Sun

 養護学校高等部の学校祭が11月29日の土曜日にありました。
 ワタルは二年生なので二回目の学校祭です。
 ワタルの教室は昨年に引き続きゲームコーナーを担当。

 私はボウリングをし、イブキは輪投げをしました。
 ワタルは倒れたボウリングのピンを元に戻す係です。
 昨年は何か「怒ってる?」というような表情で作業していたように思ったのですが、今年は怒ってないようで、安心しました。

 私はワタルがピンを並べるところが見たくて、ボールを転がすと一本も倒れません。二回目に挑戦。お金を払うと二回できます。ところがまた一本も倒れません。3メートルくらいしか離れていないのに。
 来た甲斐がまったくないと思い、またお金を払い、再度挑戦。
 ところが三回目また一本も倒れません。こんなはずがないと思い4回目にやっと3本倒れました。
 ワタルが並べると思って見ていると、違う子が来て、並べてしまいました・・・。


↑二年生は揃いのオレンジのTシャツを着ていたのですが、「感動」の習字のプリントはワタルのが採用されたとのこと。


↑二組の教室の看板。「ROUND パル」。ペットボトルのフタを貼っているそう。


↑ワタルは「ル」の担当とのこと。コツコツと頑張りました。

 ステージ発表では金子みすゞの「私と小鳥と鈴と」という詩の手話もしながらみんなとうたいました。
 保護者の方や卒業生、関係者の方もたくさん来ていて、校舎は人でいっぱい。
 日頃から作業で作っているものも売り出されていました。


↑ワタルは自分で希望して、作業は手芸班。授業で作ってものが売られていました。刺し子の布巾とティッシュケースです。ひと針ひと針、集中して作っています。頑張ったね!


↑他の子の作品。売り子に幼稚園の時から知っている子を見かけると、目がウルウルになりそうです。



親の会で初めての一泊研修旅行。 - 2014.10.13 Mon

 10月4日(土)と5日(日)に、障がい児を持つ親の会の一泊の研修旅行にワタルと私、初めて参加させていただきました。行き先は、小樽、積丹、ニセコ、仁木です。
 小樽で染め物体験の後、積丹でグラスボートに乗り、その日は宿泊先のニセコのホテルへ。
 次の日は、仁木町のお祭りを楽しんだ後、帰宅です。移動は福祉バスです。

 この日バスに乗ってみると、私の座席の後ろに、車いすで参加しているNさんとお母さんが。
 「私は夫が入院中で車いすで移動するので、今回の旅行で車いすのNさんが参加されていて、参考にさせて欲しい」と伝えました。写真掲載のこともお伝えしました。Nさん、お母さん、今回はご一緒できて嬉しかったです。
 雨で大変でしたね・・・。


↑リフト付き福祉バス。


↑小樽に向かう高速道路のパーキングエリアで、Nさんがバスから降りるところです。


↑後ろにヘルパーさんが乗っています。乗る時はこの逆向きで乗ります。


↑昇降はドライバーさんが操作していました。自動です。

 バス内に車いすスペースがあるのですが、Nさんはお尻が痛くなるのでと、普通の座席に移動して、お母さんと並んで座っていました。確かにイスのクッションは座席の方がいいように思います。車いすは電動車いすで、私は初めて見ました。電動自転車とほぼ同じような感じだと言っていました。手で車輪をこぐと車いすの動きをアシストしてくれる感じでだそうです。バッテリは取り外して充電します。
 ホテルでの入浴は、入浴用の車いすを持参しているとのことで、着いたらフロントに預け、入浴の際フロントに取りに行き、お風呂で乗り換え、同性のお母さんの介助で大浴場の洗い場までは行けるとのことでした。ただ、湯船につかることは困難で、「もう私は一生温泉に入れない〜」と言っていました・・・。「せめてシャワーを温泉のお湯にして〜」と。何とかなるといいですね!
 Nさん母子は、外国にも何回か出かけていて、飛行機に搭乗する際の怖いエピソードを教えてくれたり、また大学は公共交通機関を使って通学していたので、その時のエピソードも教えてくれました。
 そして「乗り物は障がい者に優しくても、ホームや券売機、駅員さんやお客さんは、それに即しているかというとそうではない場合がある」とご自身の体験から教えてくれました。
 私はちょうど、札幌で導入された低床車の路面電車が実際に車いすで乗れるかな?と思って調べていたところで、ホームが狭くて車いすのタイプに寄っては、なかなか厳しいというような利用者さんのサイト(*一番最後にリンクを貼りますね)を見ていたので、その話もしました。
 Nさん、お母さん、色々ありがとうございました。


↑小樽の「旗イトウ製作所」に到着。そこで染め物体験。


↑大漁旗とかたくさんありました。


↑こちらは、私が塗ったもの。サイン入り。

 その後は、積丹のグラスボート体験だったのですが、お天気が悪くて、余市の「宇宙記念館」へ。残念。


↑建物が好きで、科学館とかも好きなワタルは大喜び。旅行の感想も「宇宙記念館」が楽しかった、とのこと。


↑「のぼらないでね」。ワタルが来るからわざわざ書いたのかと。考えすぎだ。

 この日は、この後、宿泊先のニセコのホテルに行きました。夕食はバイキング形式で、ワタルも自分が食べられそうなものを選んで食べていました。

 あっ、夕食前にホテルのプールでワタルと泳ぎました。

 プールと公共温泉等利用の仕方は高校に入ってから、福祉事業所Wさんに教えていただいているのですが、この日も特にトラブル等ありませんでした。と思います。

 夜は親だけの懇親会が別室であり、ヘルパーさんとして同行していた福祉の専門家の方二人も交え、親もざっくばらんに色々聞いたり、話したりすることができ貴重な時間を過ごすことができました。


↑翌朝、バスの出発時間前にホテルの窓から見えたワタル希望のゴンドラに乗り、山の上へ。自転車を積んだゴンドラとすれ違いました。山の上から自転車で下ってくるみたい。すごいですね。
 紅葉にはちょっと早かったです。

 次は、仁木のお祭りへ。


↑「フルーツパーク仁木」のうまいもんじゃ祭り。40年続いているお祭りなんですね!ミラクルひかるのものまねショー。ワタルは興味なし。


↑「フルーツパーク仁木」内。秋の恵みがたくさん。


↑ワタルが興味あるのはこちら。


↑長い長〜い滑り台。


↑それとワタルが園内で興味があったものがもう一つ。園内にレールがあったんです。ワタルはこれは何?と興味津々で、近くに寄ってみたり、そのままたどって山頂の方に行ったり。あまりにも興味を示すのでスマホで調べてみると、高齢者や障がいのある方用のゴンドラ型の昇降機用のレールとのこと。でも今は動いていないそうで、レールだけがふもとから山頂の方(展望台)まで見えていました。

 私はミラクルひかるのモノマネを見ていたのですが、ワタルが「建物とか見てきてもいい?」と言ってきたので、ここのいるから見たら戻ってきてね、と言ったのですが、なかなか戻ってきませんでした。心配しているとやっと戻ってきて、「あの大きい滑り台は自分が滑っていいのかどうか?」と聞いてきたので、慌てて確認しに行くと、ふもとの建物内で100円でビート板を借り、それをお尻に敷いて滑るという風になっていました。
 それで、二人で借りて順番で滑りました。

 ワタルはひとりで滑り台のスタート地点近くまで行ったのですが、大人もいるようだけど、小さい子もたくさんいて、高校生の自分は滑っていいのか、それに、どういう仕組みで滑るのか、過去の経験からも照らし合わせてそこでは並ばない方がいいと判断し、私に聞きにきたようでした。
 何だかちょっぴり、ワタルに感心しました。

 秋の風を感じながら、近くには秋桜、遠くには日本海が見え、見晴らしのいいところで滑る滑り台は、気持ちがよかったです。
 ワタルも気持ちよさそうにしていました。

 親の会や応援してくださる団体、みなさんに感謝。




(※地域団体「スポットウォーキングさっぽろ」さんによる札幌市電のポラリス体験記
上編は、ここをクリックしてください
下編は、ここをクリックしてください。)



らいらっく幼稚園見に行く! - 2014.09.07 Sun

 昨日の土曜日のことです。お昼ご飯を食べていると、

「らいらっく幼稚園見に行く」

とワタル。
 こちらからどこかに行くのか?と聞かないうちに自分から言うのも珍しいです。
 先日の外出で、携帯電話を身につけたらお母さんもまだ外出について応援してくれる気がすると感じたからなのでしょうか。

「らいらっく幼稚園!?」

 私は素っ頓狂な声を出してしまいまいした。
 らいらっく幼稚園とは、ワタルが卒園した幼稚園です。
 家から2.5キロ位あり、当時私が車で送迎していました。
 でももうなくなってしまい、今はもう空き地だけのはずです。
 どこの道路をどういう風に歩いていくんだろう、あそこの道路は無事に渡れるんだろうか!と私はすぐにあれこれ考え始めていました。

「ワタル、らいらっく幼稚園もうなくなったの、知っているよね?たぶんもう草だけだよ」

「うん」

「どろんこになって園庭で遊んだよね、うさぎもいたし、お絵描きもしたね。でももうないんだよ」

「うん、見に行く!」

「わ、わかった。とにかく、携帯電話だけ持っていって」

と色々な台詞を言いたいのを我慢してそれだけ言いました。そしてやっぱりワタルは私が気がつかないうちに(ぐっすりお昼寝中に)、出かけて行きました。

 急に言い出したのは、らいらっく幼稚園が懐かしくなったのかな。自分が過ごした建物が本当になくなり、どういう風になっているのか確認したいのかな。

 年少時はE先生、年長時はO先生。特別支援クラス。
 ワタルは裸足が大好きで、外も中も裸足のまま。特にどろんこ遊びが好きで、まるでどろんこに自分の魂が奪われているように、夢中になって遊んでいました。
 やりたいことを思う存分やらせてもらって、のびのびと過ごさせていただいたという二年間。

 楽しかったね、ワタル。
 
 今度ワタルにデジカメの使い方を教えて、出かけた先の写真も写してもらえたらいいです。


↑ワークスペースのテーブルに直接ワタルが描いた絵。お迎えに行ったとき、O先生がニコニコして教えてくれました。叱らないで、描かせてくれありがとうございました。靴下はワタル。2003年5月29日私撮影。



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一人で外出のワタルから初の電話! - 2014.08.15 Fri

 ワタルの小学校の登下校はリュウが付き添ったり、ヘルパーさんだったり。一人で歩くには本人は「車にひかれるの」と言い、リュウも「ぜったいにあぶない」と言いました。
 でもリュウの調子が悪いときもあり、一人で歩けないと通学も困難、という状況になりかかった時、助けてくださったのが小学校の特学の先生方です。
 登校の際、一緒に家からスタートして一人で歩けるように指導してくださったり、信号の所で待っていてくださったり。
 それから、日々のヘルバーさんの声がけもありました。

 そうして、一人で登下校できるようになりました。本当に本当にありがとうございました。

 自信を付けたワタルは休みの日に、散歩や公園に行くようになりました。それが、なぜか私の知らないうちに出かけます。私が腹を出してぐっすりお昼寝している時とか、用事で出かけている時とかです。
 もしも私がワタルが出かけるのを気付いたら、

 どこに行くのか?車はあぶない。信号は青で渡る。でもそれでもあぶない。他の家の敷地内には入らないで。公園では小さい子に気を付けて。うっかりぶつかることもあるので、近づかないようにして。

などど、あれこれ言い出してしまいます。それがうっとうしいので、私に気付かれないように出かけるのでしょう。
 そしてこんな風に思っているかもしれません。

 どうして、ほかの人は自分の好きな時間に好きな所に自由にでかけられるのに、自分だけあれこれ言われるの?

と。
 中学校までは出かける時は、行き先のメモを書いていってと私は言いましたが、高校になってからは、携帯電話を持ってもらうようになったので、出かける時は携帯電話を持って行ってと言います。でも知らないうちに家を出てしまうので、散歩のときなかなか携帯電話を持って行く習慣ができていません。

 携帯電話は小さい子が持つようなやつで、GPS機能が付いています。機能的には通話もできるのですが、私がワタルの居場所を把握することができるので、普段の登校の際には必ず身につけてもらっています。
 小中学校は地域でしたが、高校はスクールバスでちょっと遠くにあるし、携帯電話の練習もしたいので、持たせるようにしました。練習ではなく、本番の通話はしたことがありません。

 夏休み中の8月のある日曜日のことです。私も休みでした。私は午後から友だちに会う用事があり、家での昼食の後、何気なくワタルに聞いてみました。

「お母さん、これから出かけるけど、もしかしたらどこかに出かける気でいる?」

と。すると、

「ウン、どこどこ(商業施設)に行く」

「え!どこどこ?片道7キロくらいあって、往復だと15キロだよ!遠いけど行くの?」

「ウン」

「け、携帯電話持って行って!」

「ウン、でもワタル、お話しは難しいの」

「そうだね、通話の練習はあんまりしていなくて、まだマスターしてないものね。でもワタル見てみて、お母さんのスマートフォン。このページを開くと、地図にワタルって表示されてるでしょ?携帯電話を持っていると、お母さんがワタルがどこにいるのかわかるの、だから、ワタルに何かあったら迎えに行けるから」

 その後、友だちと会っていると夕方、電話が鳴りました。表示を見てみると「ワタル」。初めて電話をくれました。慌てて出てみると、切れました。こちらからかけ直すと、何と会話ができました。

「ど、ど、どこにいるの?」

「どこどこ(商業施設)にいる」

「帰りも歩いて帰って来れるね?」

「迎えにきて欲しいの」

「わ、わかったよ」

 友だちとの用事も済んでいたので、「ワタルを迎えに行く」と友だちに言い、商業施設に向かいました。中に入り探してみると見当たりません。しばらく探しましたがいません。そこでスマートフォンでワタルの位置を確認すると、うちに向かって道路を歩いているようです。追いかけて行きワタルを車に乗せることができました。
 ワタルは自分の行きたい商業施設に行って満足げです。建物の形とか見たかったのでしょう。
 私も外出先のワタルと初めて電話で話すことができ、その日は驚きました。

 高校に入ってから、散歩が遠くになってきています。昨年のいつだったか夕飯のとき何気なくワタルが、「◯◯公園に行ってきた」とボソッと言い、びっくりして距離を調べてみると,片道8キロくらい。往復で16キロ。

 おじいちゃん、おばあちゃんがウォーキング大会で国内外参加するので、遺伝した!?

 歩け!歩け!?



↑携帯電話はウエストポーチに入れています。このウエストポーチは登山用具店で見つけました。伸縮性があります。腰だけではなく、たすきを掛けるようにもセットすることができます。携帯電話も一番軽くて小さい物に。公園で遊んだりするのにも妨げにならないように。


↑ウエストポーチに収納した状態。両方とも軽量です。普段学校から帰ってきたら、電話を充電器にセットするまでをやっています。



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ワタルの牛乳パック切り。 - 2014.08.02 Sat

 今朝のことです。

「たくさんたまってきたから、牛乳パック切って」

と私。わが家の牛乳パック切りはワタル担当です。すると、

「今は切らない、あとで」

とワタル。

 いつもは私の台詞ですぐに切ってくれるのですが、「あとで」と言ったワタルの気持ちがわかってしまい、「わかった」と言いました。今日、病院に行き帰ってみると、ワタルが切った牛乳パックが台所に積んでありました!

「ありがとう、ワタル!今朝のお母さんの台詞覚えてて切ってくれたんだね!嬉しいよ」






この立体のドラえもんの塗り絵は何! - 2014.07.30 Wed

 3Dのドラえもんの塗り絵がすごいと口コミで知り、自分で色を塗り試してみました。
 びっくりしたので、この夏休み、お子さんと遊んでみてください!
 スマートフォンが必要で、お持ちのお爺ちゃんお婆ちゃんもお孫さんと是非!なお、うちのiPadでもできました。


↑私の想像で塗ってみました。頭は水色、顔は肌色です。こんな感じかな。


↑「グリコぬりえ」というアプリをダウンロードし、見てみると、私が塗ったドラえもんが、宙を!


↑ドラえもんを触ると、飛んでいくんですよ!


↑つかめそう!


↑塗り絵は、五種類ありました。

 この夏公開のドラえもんの映画とグリコの共同企画で、グリコの対象商品を買うとこの動く塗り絵が付いてきますが、パソコンでもプリントアウトできます。詳しいグリコのページはこちらです。この企画期間限定みたいです。



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カモメと白鳥に攻撃を受ける - 2014.07.21 Mon

私の父が本州に山登りに行ったとのこと。うちに一人だし、三人で遊びに来ない?と母が言ってくれ、土日に伊達に行ってきました。洞爺湖の遊覧船乗ったことある?と母に聞かれ、三人ともないと答えると、じゃあ行こうということになり、乗船してきました。
 行きは洞爺湖の遊覧船で一番大きいエスポワールに。洞爺湖は、中心部に島があり、そこに降りられるようになっています。



四階だての四階に一気に登ると、高い!洞爺湖温泉街も見られ、ボート乗り場も眼下に。



白鳥にカモメ?わ~、なんか素敵~!と最初は思いました。



いざ出発!あれ?カモメが船に一緒に乗ったまま?何か食べてる。売店で売ってるかっぱえびせん?手ぶらで近くまで見に行きました。



すると、異様な存在感のカモメが。私が手ぶらだとわかると、睨む睨む。こ、こわい。



こういう風にあげている人も。かっぱえびせんを手に持ち、上に上げてしばらく待つと、パクッと食べにきます。上手に食べてます。



かっぱえびせんがコロコロと私の足元に転がってきたので、それを拾い、私も挑戦!すると、カモメがバシッとくわえたのは私の指。かっぱえびせんは、海へ。痛いよ~。

 中島につくと、桟橋のすぐ横に白鳥が。
 私がそれに気づくと母も気付き、みんなで立ち止まると、白鳥の首がぐい~とのび、母の足をクチバシがつまみました。それも一回ではなく何回か。
 びっくりして離れ、島の中に歩いて行くと、「白鳥に注意!」の看板が。野生の白鳥が人間を攻撃!
 中島には、野生の白鳥がいることもびっくりしましたが、攻撃的なんだと知り、またまたびっくり。
 タマゴもあったので、守ろうと必死なんでしょう。人間がお邪魔してるのかな。

 ところで、私たちは野生のエゾシカを見に来たのですが、いなかった!
 売店の人に聞くと、さっきまでいたのに、とのこと。残念。



「野鳥の白鳥です。近づくと危険です」の看板が。



奥の白鳥が、タマゴを温めています。


 ワタルの様子ですが、四階建ての遊覧船の四階にみんなで登り、下を見ていると、しばらくして、「深い?」と不安げに言い、自分が落ちることの心配をし出しました。それで、みんなで階を降りることにしました。ここで私は、遠くを見るような目になりました。

 ワタルは多動で特に高いところが好きでした。小児精神科に受診して部屋に入っても、先生の座っている机や診察ベッド、窓のさんなどに上がり、ジャンプしてせわしなく動き回っていました。153万回声掛けしてもなかなか言うことを聞いてくれません。
 うちの居間の階段、ボーンボーンとジャンプしては降り、だんだん階段の階数も多くしていき、ドスーンドスーンとジャンプしては何回も降りていました。翌日の朝、足がぼんぼんに腫れ、歩けなくて整形外科へ。捻挫でした。それからこんなことも。

 私が外から何気無くうちの屋根を見ると、裸足のワタルが一階の屋根の上に。それも、両方足の指がはみ出るようにして、屋根のふち、ギリギリに立って、下を見下ろしています。私は、今にでも飛び降りそうでびっくりして、急いで二階にあがり、ワタルを呼び中に入れ、その時は大声で怒鳴りました。

 これらの経験からもワタルは、高いところは落ちたり飛び降りたりしたら危険、また大人用プールや海水浴から水も深いところは足が届かなくて危険、と学んだのでしょう。高い所、深そうな湖の水を少し怖がるワタルを見て、過去の出来事が頭の中に浮かびました。

 遊覧船を降りてお昼ご飯の時間になり、湖畔のハンバーグ屋さんへ。人気店らしく外まで待っている人もいるし、店内も混んでいて、お料理が運ばれてくるまで時間がかかりました。すると母が、

「こんな風にじっと座って待ってられるようになったんだねぇ~」

としみじみと言いました。

 私だけでなく、もう数えたら切りがないくらいの方々が、色んな場面で色々教えてくれたり、ワタル自身も色々な経験をして、多動は落ち着いてきているように思います。でもその代わり、口が多動になった!すごいうるさいです。それから、思春期を迎えて、小さい時とはまた違う悩みが出てきました。

 ワタルのいいところは、「へこたれないで前を向いていて、自分で楽しいことを見つけられて楽しそうにしていること」かな。まだまだ色んなこと起こるだろうけど。


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地球は人間? - 2014.05.17 Sat

「お母さん、地球は人間?」

 今日の夕食の準備をしていると、ワタルが台所に来て、そう言いました。今日ワタルは、ヘルパーさんと一緒に、青少年科学館に行っています。その青少年科学館には、それはそれは大きな地球の模型があります。それを見たから、何か感じる所があったのでしょうか?

「ど、ど、ど、どうしてそう思うの?」

と、私がすっとんきょうな声を出してそう言うと、ワタルが私の反応にびっくりして、その後の言葉が続きません。

「モノなの?」

 やっと、ワタルが言うので、

「モノ?生きてると思うよ、地球の真ん中で核という部分がすごい高温で真っ赤で」

と私が答えました。

「地球は人間じゃないけど、生きていると思うよ。昨年会社の慰安旅行で、有珠山、昭和新山の情報館に行ったんだけど、地球は生きているって、みんな言ってたよ!」

 ワタル、ありがとう。忘れてたよ、地球は生きていると思うよ。



オリンピック金メダルのフィギュア選手を観れる! - 2014.03.22 Sat

 私は冬のオリンピック競技で一番好きといえば、フィギュアスケート競技。
 いつか本物の演技が見てみたいな~!とずっと思っていたのですが、友だちから、都合が悪くなったからとスーパースターズ・オン・アイスのチケット二枚譲り受けました。これは一生に一度のチャンスかもしれないと、もう一枚買って3枚にし、私と子どもたちで4月始めに行ってきます。
 今からワクワクです。ワタルも真駒内セキスイハイムアリーナに入るのは初めてで、建物を見るのに「いつ行くの?」とやっぱり毎日ワクワクしています。
 けいちゃん、ありがとうございます。



出場選手は、浅田真央 / 鈴木明子 / 村上佳菜子 / 羽生結弦 / 町田樹 / 小塚崇彦 / 織田信成 / パトリック・チャン / ハビエル・フェルナンデス / テッサ・ヴァーチュー&スコット・モイアー / 他です!




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顔が具合悪い。 - 2014.03.02 Sun

 2月24日の夜8時、ショートステイ先から自宅に電話が鳴りました。ワタルが夕食後元気がないので熱をはかったら、38度あるとのこと。急きょ、お泊まりは中止になり、ワタルは家に。せき、鼻水はなさそう。
 次の日の朝は37度ちょうどくらい。私は会社を休み、発熱から12時間経って10時半くらいに近所の小児科へ。その前に、自宅で症状を聞こうと昨夜もしたように、いろいろ質問しました。

「どこか痛いところある?頭は?のどは?おなかは?」

すると、

「わかりません!」

とワタル。昨夜と同じ返事です。私はちょっと困って、なんとか症状を聞き出そうと、

「どこも具合悪いところはないの?」

と聞きました。すると、

「顔が具合悪い」

とワタル。

「・・・顔?」

 再度私が聞くと、

「うん。顔が具合悪い」

とのこと。

 私は、その表現がどういうものなのかわからず、そのまま先生に伝えました。近所の小児科の先生です。

「のどとか鼻とかの不快感のことでしょう」

と先生。そっか、そういうこと!すごい先生。ありがとう。

 インフルエンザは陰性でその後熱も下がり、すぐに元気に学校に行けました。

 そういえば私って、ケガの時もそうですが、ワタルが熱とか出たりすると、痛みをまず心配し、そこのところばかり聞いていた気がします。痛みは本人もわかりやすいだろうし、私も痛みをまず和らげてあげたいとだけ思っていました。でも、体の不調は、痛みだけではなく、不快感とかもありますね。だから、痛みを聞かれて「わかりません!」と言っていたんだと納得しました。

 今度から、そこのところも念頭に工夫して聞こうと思いました。自分の気持ちを伝えることが苦手な人は、医療受診も遅くなりがちで、受診した時には症状が進んでいる場合があります。

 先生、ホントありがと!



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狸小路の旧金市館、ラルズ札幌では最後のレインボーフェルティバル終了しました。 - 2014.03.01 Sat

 第57回レインボーフェスティバル2014(札幌市特別支援学級・特別支援学校作品展示即売会・作業学習研修会)ですが、開催期間2月25日から28日まで、開催場所が札幌市中央区南2西2の狸小路のラルズ札幌8階催事場で、無事に終了したよう。
 会場のラルズ札幌(旧金市館)は、今年五月に閉店となりますので、ラルズ札幌では最後のレインボーフェスティバルでした。
 みなさんお疲れさまでした。
 ラルズ札幌さんもありがとうございました。

 平日なため私は行けなくて、文章は勤労ちゃん、写真は江口優子さんで、今回のイベントをお伝えします。勤労ちゃんからは、なぜ去年ワタルがレジ係をしている時に教えてくれなかったの?と連絡があり、ちょっぴり反省。また、来年も行ってくれるそう。来年もお知らせします。江口さんも歯医者さんに行くのにお忙しい中、写真本当にありがとうございました。

 それからレインボーフェスティバルと合わせ、働く社員の全体の7割以上が知的障がい者というチョークとかを作っている日本理化学工業株式会社(工場は神奈川県川崎市と北海道美唄市)の大山社長さんのお言葉を紹介します。

 『会社創立は昭和12年ですが、知的障がい者の雇用は昭和35年2人を雇用したのがスタートでした。このような障がい者多数雇用を目指したのは、禅寺のお坊 さんから「人間の究極の幸せは、1つは愛されること、2つ目はほめられること、3つ目は人の役に立つこと、4つ目は人に必要とされることの4つです。福祉 施設で大事に面倒をみてもらうことが幸せではなく、働いて役に立つ会社こそが人間を幸せにするのです」と教わったからでした』『働くことによって愛以外の3つの幸せは得られるのだ。私はその愛までも得られると思う。』(会社ホームページより)。

 ワタルもそうですが、どのお子さんも究極の幸せに向かって行って欲しいです。

 以下、勤労ちゃんの文章と江口さんの写真によるレポートです。文中に出てくる皆様もお忙しい中、足を運んでくださって、本当にありがとうございます。感謝。


25日に なっちゃん嬢御一行(お友達)が 行きました。 特になっちゃん嬢は あれとこれとそれと・・・ 言われても判らない程 で 特にマグネットが気に入ったようで さっそく 会社で使ってました。「学生さん達はいないんだね」昨日は「なんにも専務」が 木工の書類箱 や 巾着 など買って来たと見せてくれました。その時は学生さん達はいたそうです。アイツはサボって行ったんだ、きっと。

私は 今日は午前中に行こうと思ったのですが 急用で行けなくなり 夕食に誘われていて会社に迎えに来た 御取引先様でもある、釧路から出張で来た悪友 と行きました。北4東3からじゃ遠いのでタクシー。4時半頃着きました。みんな 元気いっぱいで「いらっしゃいませ」・「ありがとうございました」などなど 5時までだそうでした。私は ブーツキーパー・外した宝飾類を入れておくのにちょうどよいと なっちゃん嬢おすすめの小物入れ・マグネット と なっちゃん嬢が 私が絶対気に入る陶器類が有る と言っていた 小鉢10客・角皿 を買いました。特に 角皿 は もっと欲しいので その中学校へ問い合わせしてください と言われましたので 明日にでも電話します。

悪友 は 孫(女の子)がいるので 紙おむつ と おしりふき を入れるのにちょうどよい と 大小のポーチセット・お孫さんに可愛いピン止め・会社で「なんにも専務」に見せて貰って欲しがっていた 木工の書類入れ・カードケース などなど 二人とも袋一杯買っても せいぜい3000円程度。キャラクター物より心が詰まった 実用的でも可愛らしい品々です。

スーツを着た オヤジとオバサン、しかもオバサンはコートを着て 暑くて暑くて 汗だらだら で 化けの皮がはがれてしまった。
「どう見られているんだろうな?」
「夫婦じゃない事は確か!」
会場には先生かスタッフさん達がスーツなので 目立つわけではありませんでした。私たちが帰るエレベーターに入れ替わりに 大局聡子さま御一行が来て「学生さん達いたけど帰っちゃった」。残念がっていました。

大局聡子さま御一行が着いた時間には ウワサの木工類は あまりなかったので 係の方に聞いたところ「現品限り」と言われたそうです。陶磁器も 諦めて 有る分だけ買って来た との電話が有りましたので 昨日 問い合わせるように言われたことを話しました。クラフト系が可愛くて たくさん買っちゃった とも言ってました。私も3個買ったのですが ブーツキーパー(重りに消臭効果のあるコーヒーのカス)は 女性陣に大好評です。3月ですから 冬物から早春物へと入れ替えですので さっそく入れました。

今回のレインボーフェスティバルは 早い者勝ち のようで なっちゃん嬢が買って来たものは 聡子さまが行った時には もう無かったものも多かったようです。

私は行った時は 生徒さん達がレジ係をしていましたが 御会計の時には 帰ってしまいました。それでも元気いっぱい を見て来ましたが 他の真面目に会社帰りに行った御一行さまは 会うことが出来なくて 残念がってました。

「来年はどこでするのかな?」
みな 楽しみにしてます!!



ラルズ札幌8階催事場の様子。「レインボーフェスティバル 2014」のポップ。たくさんの人。撮影、江口さん。



生徒が作った陶芸作品。写真は半月皿。かわいい。撮影、江口さん。



ラルズ札幌の狸小路に面した入り口。「レインボーフェスティバル 2014」のポップ。撮影、勤労ちゃん。



勤労ちゃんが購入したブーツキーパー。フェルトトレイ。風水ぶた。撮影、勤労ちゃん。



※3月16日に勤労ちゃんが写してくれた写真二枚を追加しました。
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ストラップで押し問答 - 2014.02.22 Sat

 今週の2月20日の木曜日、放課後のディサービスで作ったというアイロンビーズなどをまた持ってきてくれました。
2種類あり、一つは六角形のアイロンビーズのものと、もう一つは何やらラッピングされていて、プレゼントっぽいです!


↑ね?写真左、プレゼントっぽいでしょ?

「わぁ、今度こそお母さんへのプレゼント?」

と言いながら、袋から出してみると、


↑かわいいハートや星、お花の形のビーズでできた携帯ストラップが!

「かわいい!ワタルがお母さんのために作ったの?」

と私が興奮気味に言いました。

 すると意外なことに、前回のハートのペンダントの時と同様、そんなことは言ってない、という表情を。

 あれっ、今回はそんなはずないのでは?

と思い何回も確認してみましたが、否定し、ついには自分のなの!と言ってきました。

 私はその場はあきらめ、後から連絡ノートを見てみると、スタッフの方が、

「お母さんへと携帯ストラップを作ったり」

と書き込んでいて、やっぱり私へのものだと思いました。

 翌日、気持ちも変わっているだろうと思い、再度確認してみると、

「自分のなの」

とのことで、根気よく翌々日の今日、また確認してみるとやっぱり、

「自分のなの」

ということでした。
 
 ど、ど、ど、どうして、そんなにお母さんにプレゼントしたがらないの???

 ちなみに、ワタルが自分で作りたいと思って作ったものは、「六角形」の方です。角がたくさんある多角形にも興味があり、角が四つだと四角、角が五つあると五角形、六つあると六角形という風に、楽しそうに私に言ってくることが何回もあるからです。そして本人に、

「このストラップと六角形、ワタルはどっちが好き?」

と確認してみると、やっぱり、

「六角形!」

と即答しました。

 そ、それだったらなぜ???



_


Oさんのうちに行きたい - 2014.02.15 Sat

 ワタルが「誰々のうちに行きたい」という意味は、私にはよくわかります。

 普通は「そこに住んでいる人に会いたい」というものなのですが、ワタルは文字通り「うち」「家」に行きたいのです。
 ですから、極端な話し、住人がいなくてもいいのです。が、そうはいきません。私は、ワタルにしつこく何回も言われると、何かの折りにその人に、

「そう言えば、ワタルが◯◯さんの家に行きたいって何回も言うんだよね」

と言います。するとその人が、

「えっ!ワタル君が!そんなにうちに来たがってるの!」

と嬉しそうに答えてくれます。多分その人は、「ワタルに好かれている」、「私ってそんなに人気があるんだ」と思っているのでしょう。でも私が「そうじゃない」と言ったら、ワタルがそのお宅に行けなくなる可能性があるので、ワタルが言ったそのセリフをそのまま相手に伝えるようにしています。  

 O夫妻宅はワタルの大好きなお宅。夫人は自宅でピアノの先生をしていて、居間にはワタルの大好きなグランドピアノがあります。それにワタルが大好きな「吹き抜け」があるお宅。定期的にワタルが、このOさん宅に行きたいと私に言ってくるおうちです。

 今日は、私がO夫妻宅に呼ばれたのですが、イブキ、ワタルも連れて行っていい?と聞くと、「いい」とのこと。三人でお邪魔しました。わりと近所のO夫妻は、バニラ家をずっと見守っていてくださっていて、ワタルのことも最初は理解できなかったのですが、もう何年もの付き合いになると、さすがにワタルの気持ちをわかってくれています。

 今日は、「ピアノを弾いてもいい」「どこのお部屋に入ってもいい」と、やさしい言葉をかけてくださり、ワタルも終始嬉しそう。

 帰ってきてからも、「嬉しかった」とワタルが感想を述べるほどでした。

 O夫妻、今日は本当にありがとうございました。



ハートのペンダントと長ぐつ - 2014.01.26 Sun

先週のことです。
私が帰宅するとテーブルの上にかわいいハートのペンダントが。

「あれっ、ハートのペンダント!ワタルが作ったの?アイロンビーズだよね。へぇ、放課後のディサービスで?私へのプレセントだよね!」

と私が一方的に話まくり、ペンダントをかけてみました。するとワタルが近寄ってきて、そんなこと言ってないし、勝手なことしないでというような表情をしたので、私はしぶしぶペンダントをはずし、テーブルの上に置きました。
ワタルは途端にイキイキした表情になり、

「見て!長ぐつだねぇ~!」

と言って、ハートの形の角度を変えたので、私は、どれ?と言ってペンダントを見てみました。

「本当だ!長ぐつ!それに、靴下にも見えるよ!ワタル、本当だわ」

と驚いてワタルを見てみると、私の反応と、長ぐつの形を見て、ワタルも満足そう。

私が高校一年生の時にこのペンダントを見たら、「ハート」としか思わなかったと思います。こういう風に、決まりきっているものを別な角度から見られ、発見できることを、小さい時から高校の今も持ち続けられていることは、なかなかできないと感心しました。


↑ハートのペンダント。


↑ワタル曰く「長ぐつ」。そう言われるとそういう風に見えてくるから不思議。



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ワタル、養護学校の校長先生に文書で直訴、要望書提出。 - 2014.01.25 Sat

↑はい、大げさなタイトル。

 今週の連絡帳にびっくりしたことが書いてありました。ワタルが校長先生にお手紙を書き、直接渡しに行ったとのことです。どういった内容かと言うと、「自分が昨年4月から通っている養護学校高等部に音楽室がないから作って欲しい」というものだそうです。そういえば、こんなことがありました。

 ワタルが運んできたお便りに「冬休み中に三学期で授業で使うスキーウエアを学校まで持ってきて下さい」というものが。
そこで私が冬休みにスキーウエアを学校に持って行きました。その時ワタルも一緒でした。一緒に校舎に入って行くと担任の先生の姿があり、スキーウエア持ってきましたと言い渡したあと、ワタルが、

「(養護学校の)小学部と中学部の音楽室が見たい!」

と急に私に言ってきました。私は学校の許可を得て、養護学校高等部に続いている建物の小学部中学部の音楽室を見に行きました。中に入ったワタルは、

「この壁、穴があいていて、気に入っている」

というようなことをうれしそうに言いました。穴があいているとは、防音の壁のことです。それから、

「これはなに?」

とそのものの前に立って聞いてきたので、

「ピアノだねぇ、グランドピアノ」

と私が言うと、大好きなピアノを前にうれしそうに「うん」と言いました。ワタルは、グランドピアノということはわかっているのですが、自分が質問して答えてもらい、お互いがひとつのことを確認しあうというちょっと変わった会話を好みます。続けて、

「ワタル音楽室好きなの、小学部と中学部に音楽室があるけど、高等部にないから作って欲しいの。お母さん作って」

と訴えてきたので困り、

「う~~~ん、お母さんは作れないわ、作る人は大工さんだよ」

と言うと、

「大工さんに作って欲しい!」

とまた訴えてきたので、

「う~~~ん、大工さんに作ってと言える人は、校長先生かなぁ~」

と言いました。この時はここで会話が終わり、ワタルは冬休みが終わって学校が始まると、学校でお手紙を書き、校長室に持って行ったそうです。でもその日は校長先生は出張でいなく、次の日にまた持って行って、今度は手渡ししたそうです。

 小学部中学部のことはわかりませんが、高等部は入ってくる子が年々増え、普通教室の確保が最優先になっている現状があるため、副教科の教室を普通教室に作り替えていて、音楽室や美術室などありません。

 ワタルが作って欲しいのは「音楽室」で、それは音楽をするところというニュアンスとはちょっと違うのですが、それにしても通っている生徒が校長先生にお手紙を書いて自分の要望を伝えるなんてすごい!とびっくりしました。



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ワタルの学校祭 - 2013.11.30 Sat

 今日は、ワタルの養護学校高等部の学校祭でした。ワタルは、養護学校高等部で初めての学校祭です。
 ワタルのクラスは、ゲームコーナー担当です。
 教室に入ると、入り口に生徒がいて、さかな釣りゲームか、的当てゲームのチケットを売っていました。私がイブキと教室に入り、私が的当てゲームのチケットを二枚買いました。一枚10円で、50円出し、おつりを30円もらいました。
 それから教室の奥に入ると、的当てゲームのチケットと、的当て用の玉を交換している生徒がいました。ワタルです。私とイブキはそこに行き、チケットを出すと、ワタルがそれを受け取り、私に的当て用のボールが三つ入ったお皿を渡してくれました。イブキにも渡してくれました。
 私は、ピラミッド上に積まれた缶を目がけて、玉を投げましたが、当たりません。三回やったのですが、三回とも当たらなくて、先生に、「たいていの人が当たるのですが、当たらない人は初めてで戸惑っています」と言われました。イブキは当たりました。缶を積む担当の生徒がいて、倒れた缶をまたピラミッド上にしていました。

 と、ここまで書いて、何のことはないと思われたかと思いますが、発達に障がいのある子にとっては、ものすごいことなのです。生徒も、そして先生もすごいのです。
 ニュースで、何々賞だ、何々賞だと騒がれますが、視点を変えると、それよりもすごいことが起こっていても、当たり前なことだと、気付かれません。

 ワタルの担当も時間が来て終わり、今度は私とイブキと三人で初めての学校祭を見てまわりました。販売コーナーがあり、私は生徒がつくった巾着等を買いました。売り子側にいた先生が、

「これ、ワタル君がつくったんですよ」

と言って、指を差したのが、小さな香り袋です。私は手に取り見てみると、手縫いでていねいに作られたものでした。匂いを嗅ぐと、ラベンダーの香りがしました。

「ワタルが作ったの?」

とワタルに聞くと、

「ウン」

とうなづきました。

 私はそれも買い、リュウに見せようと思いました。

 生徒の手作り品は他にも買いましたが、私はこのような生徒の手作り品が大好きです。今までももワタルの進路を決めるために、いろいろな学校の学校祭にも行きましたが、そこでもたくさん買いました。同情して買っているわけではなく、買いたいという気持ちが湧き出てきて、買ってしまうのです。たぶん、本人の一生懸命つくっている姿勢や気持ちと、いいものを作ろうとそれを伝えている先生の気持ちが、伝わってくるのだと思います。そういうものは、私が買って使いたいというレベルのものに達します。

 ここでとつぜん私の弟の話が登場するのですが、弟は大学を出てから少年刑務所に勤めています。そこで作られた販売しているものも素晴らしく、生徒と先生の一生懸命さが伝わってきます。それはマスコミでも取り上げられるほどのもので、今度ここでも紹介したいです。
 あ、私に弟がいるとびっくりした人がいたら、ごめんなさい。私は三人兄弟で、姉と弟といます。たまに、

「お姉さんと二人姉妹だと思った!」

と驚かれるのですが、弟もいるんです。
 今度ともよろしくお願いします。


↑みどりのがワタルが手縫いで作った香り袋。ほかに、ミシン縫いの巾着二つと、ビーズのプレスレットと、来年の卓上カレンダーを買いました。



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ワタルと街なか散策。 - 2013.10.13 Sun

 ワタルが最近、「時計台に行きたい」と何回も言うので、「天気もいいし行こうか!」と私が言い、9月29日の日曜日に、地下鉄で出かけました。

 ワタルは、大好きなものがたくさんあります。その中に「時計」「建物」もあり、その二つが合体した札幌時計台は、ワタルの気になるものの一つ。ワタルと時計台の中に入るのは、今日が初めてではないのですが、久しぶり~。
 時計台は札幌中心部にあり、その辺にお出かけの時は、丸井今井デパートのファミリーレストランでお昼ご飯を食べます。
 私にとっても楽しいひととき。


↑ファミリーレストランに着き、ワタルが頼んだものは、味噌ラーメンの大盛り。
 わたるの好きな食べ方は「手づかみ」。
 なのですが、私や先生方の声がけで、箸が使えるようになりました。
 でもあまり上手ではなく、食べるのに時間がかかります。
 私は、その時間差を利用して、食後のデザートをいただきました。
 ワタルはデザートはいつも頼みません。


↑デパート「丸井さん」のファミリーレストランは10階にあり、窓側の席からは、眼下に大通公園、目の前にさっぽろテレビ塔が見えます。
 私がふと、ワタル!テレビ塔も行こうか!と提案すると、行く!とワタルも即答。展望台に上がることにしました。


↑丸井さんからテレビ塔に向かって大通公園を歩いていると、放射線量を測る器械が設置されていました。


↑地上約90メートルのさっぽろテレビ塔展望台から外を眺めるワタル。
「大通り公園って、長いねぇ~!」
と感想を言っていました。びみょうに腰が引けてるので、どんっと押すと、
「もう~やめてってばっ!」
と怒られました。
 ワタルは高所恐怖症ではないですが、ここまで高いと、怖いみたいです。


↑右側の茶色いビルが札幌市役所。
 その奥の黒く見える窓がたくさんあって、白い建物が、北海道新聞本社。
 時計台に行った後、思いがけず、この北海道新聞本社に寄ることに。


↑今日の目的地、札幌時計台に着き、中に入りました(撮影許可済)。
 私は最初、時計台の中は、巨大な歯車だらけで、人間が入るスペースがあるのかなと思っていたのですが、一階は展示場、二階が写真の様にホールになっていて、拍子抜けした記憶があります。けっこう、私のように思っている人がいるみたいです。
 ステージがあり、「演武場」と書かれた額が(この建物はもともと旧札幌農学校演武場)。


↑この写真の中央部の四角いスペースに時計を動かす装置が入っています。

 時計台でワタルは、自分が行きたいところに行き、見たいものを見て、ウロウロしていました。
 本当は入ってはいけないところも全部入り、自分の目で建物全部を見たいのですが、そういうわけにもいきません。
 二階の「管理室」と書かれたドアをどうしてもどうしても開けたくて、私に何回も聞きましたが、私の答えは「ノー」です。そのうち、係の人が来て、その人も「ノー」だったので、ワタルは我慢しようと努力していました。
 でもやっぱり、ドアの前をウロウロ。
 誰も見ていない隙に、開けるかな?と思って見ていると、開けませんでした。
 私は心の中で、偉いね~とほめました。
 このとき、ワタルのことを後からでもほめてあげたらよかったと後悔しました。

 帰路のことです。
 時計台も見、信号を渡って地下鉄駅に向かって歩いていると、前を歩いている人の何人かが目の前のドアに吸い込まれていきます。あれ?ここは何だろう?と思って見てみると、「道新ぎゃらりー」となっていて、北海道新聞本社の一階が日曜日でも開いていたのです。
 何となく、前の人に続いて私たちも入ってみると、写真や絵画が展示してあり、奥の部屋には過去の新聞が閲覧できるようになっていました。けっこうの人がいて、へぇ~!と思いました。
 円いテーブルとイスがあり、自動販売機もあったので、喉が渇いたからジュースを飲んでひと休みしてから帰ろうと私が言い、ちょっとの時間、休みました。
 ジュースを飲んでいると、向こうから、警備員の人がコツコツコツと歩いてきました。私は気にも留めてませんでした。

 コツコツコツ、コツコツコツ・・・。
 コツコツコツ、コツコツコツ・・・。

 警備の人が真っすぐこちらに向かって歩いてきて、私たちに最接近したその時のことです。 

(あれっ!ワタルが、逃・げ・たぁ~!)

 ワタルが逃げました・・・。

 あとで聞いたら、捕まえられると思ったそうです。



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親の会で「登別伊達時代村」へ。 - 2013.09.02 Mon

 9月1日(日)、親の会で、貸し切りバスに乗ってお出かけしました。今回の行き先は、北海道登別市にある「登別伊達時代村」です。一家や、母子や、ヘルパーさんと参加した人とかで、全部で22人でした。


↑高速道路を降りたら迎えてくれる登別の巨大赤鬼像。


↑登別伊達時代村の正門。
 今日は、寺小屋でのお勉強、ものづくり体験学習、焼肉食べ放題付きの団体プランです。ワタルは、初めて来ました。


↑寺子屋でお勉強したあと、体験学習で「竹とんぼ」を作り、みんなで飛ばしました。ワタルは、うまく飛ばせませんでした。その分、母が天高く飛ばしていました。


↑焼肉を食べた後の自由行動。「忍者怪々迷路」「妖怪びっくり小屋」に寄り、「忍者かすみ屋敷」の忍者ショーを見て、満足しました。


↑村の真ん中にある池と池にかかる橋。スタッフの方はみんな着物だし、村内の建物も昔風で、江戸時代にタイムスリップしたみたいです。

 他の方と一緒に来ていたヘルパーさんが、ワタルの利用している事業所さんの方で、

「あっ!Oさんだ!?」

と、びっくりしていました。ワタルは、とくにこの春から複数の事業所さん、たくさんのヘルパーさんと接しているのに、名前をちゃんと覚えていて、私もびっくり!

 この日は雨模様で傘をさしたり、ささなかったりでしたが、激しい雨でもなく、楽しく過ごすことができました。




養護学校高等部の入学式終わりました - 2013.04.12 Fri

 4月11日の今日、市内の養護学校高等部の入学式が終わりました。

 ワタルは、「ジョシ」ではなく、女子のセーラー服に興味あったようですが、ワタルが入る学校は、制服がありませんでした。そのため、入学式のワタルのスーツを事前に買いに行きました。店員さんが言いました。

「お子様のスーツ、すそのお直しが出来上がるのが、4月4日の土曜日でございますが」

その口調は、すそのお直しの日数を考えていないママがいる、という風にも聞こえたので、私は、

「ええ、大丈夫です」

と余裕で答えました。イブキの時、間に合わなくて慌てた経験があったので、私も学習し、その計算もした上で、買いに行ったのです。

 さあ今日は入学式です。ワタルの目の前に、先日購入したスーツを持って行き、中学校の制服と同じように着て、と言いました。ワタルが着始め、私も途中まで確認し、大丈夫だ、と思い、私の身支度を始めました。

 ワタルと私、二人とも身支度が終わり、いざ、入学式へ!
 到着すると、玄関にクラス分けが貼ってありました。ワタルの名前があった!受け付けをし、ワタルのクラスに入って行きました。
 机にワタルの名前が貼ってありました。自分の居場所がちゃんとあると嬉しいです。ワタルはそこに座りました。私がキョロキョロ見渡すと、物置き場にもワタルの名前が。ワタルに言って、そこにリュックをかけてもらいました。またキョロキョロすると、ワタルの名前があるジャンパー掛けが。自分の存在を受け入れてくれる名前が、またちゃんと貼ってあり、嬉しい!そう思い、また、ワタルに言い、ジャンパーを脱いでかけてもらいました。

(が!あれ?)

 ジャンバー脱いだら、ワタルが白い???先日の養護学校の面接の一週間前、みずから眉毛をそり、その時もあれ?ワタルの顔の印象が、カラーから白黒になった?と感じたのですが、今回は、さらに真っ白い??

(あれ〜〜〜!ワタル、ジャンバーの下、ワイシャツにネクタイで、上着着てない!)

と、その時、気が付いたのです。

「あれ!ワタル、スーツの上着着てこなかったの?」

と、私はびっくりして言いましたが、ワタルも「え?」とただただびっくりした表情です。とっさに先生に、

「せっかくこの日のために買ったスーツの上着、取りに私だけ自宅に帰ります」

と言いましたが、今が初対面の先生は困惑した表情です。式の入場まであと20分くらいなのです。私は20分なら、全部信号が青なら車で走らせて間に合わないか?と思いましたが、かなり厳しい感じです。最悪は、式が始まり、ワタルが入場している最中に、到着した私が追っかけて上着を着せるシーンを想像しました。すると先生が、

「ちょっと待っていて下さい」

と言い、職員室に消えて行きました。そして、どなたかの先生の上着を手にしていて、

「これを着て下さい」

と私に言い、それを手にした私はワタルに着てもらいました。そうして、無事に式が終了したのです!そのまま記念写真を写しました。どなたかの先生の上着かっこ良かったです。担任の先生、そして貸して下さった先生、ありがとうございました。

 記念写真は、教室で写したのですが、子どもだけと思ったら、最初から親も入って下さいと言われ、みんな一緒の写真でした。子どもも親も先生も入り混じった入学式のクラスの記念写真は初めてで、和気あいあいとした雰囲気です。
 
 明日からスクールバスで通うのですが、その日いただいたプリントを見ると、ワタルが乗るバス停には、卒業した小学校のお友だちと、転校前の小学校のお友だちもリストに載っていて、毎日一緒にバスを待つことになることがわかりました。しばらくぶりに小学校時代のお友だちと再会です。これもまた嬉しいです。

 帰りは、明日から着る私服を服屋さんに買いに行きました。
 買った後、ワタルの目に入ったペットショップに行きたいと言い出したので、「少しなら」と行って、動物を見に行きました。
 柵の中で寝ているネコの毛が柵の外にはみ出していて、私がそっとなで、ワタルにもなでてごらんと言うと、おっかなびっくり、さわっていました。私が温かいでしょ?と言うと、ウンと言っていました。
 犬とか猫とか飼いたい気持ちはあるのですが、その余裕もなく飼ったことがないので、ワタルは、ペットと生活した経験がありません。それは私も少々残念に思っています。
 「鳥は?」とワタルが探しに行きました。他にも「ウサギだ」と言い、色んな小動物に興味を持って覗いていました。「この前うちにいた虫はいないの?」と聞いてきたのですが、その時はわかりませんでしたが、キリギリスのことを言っていたのかな?私は、ゲジゲジのことかと思い、「虫はいないよ」と答えました。

 ペットショップの帰りの車の中で、ワタルが急に、

「ネコぐるまにはネコを乗せるの?」

と聞いてきたので、

「ネコぐるまとは、畑の作業とかで、土を乗せたりするもので、ネコを乗せることはありません。ネコをたくさん乗せて、どこかに運ぶとかはありません」

と答えました。
 帰宅し、着替えも終わると、何やらワタルが、ゲラゲラ笑いながらiPadを手にして私のところに持ってきました。そして見ると、何と、ネコぐるまに何匹もネコが乗っている写真が。私も吹き出してしまいました。ネコぐるまで画像検索してワタルがその写真を見つけたのです。
 可笑しくて可笑しくて、二人でしばらくゲラゲラ笑っていました。

 明日から新しい学校生活がスタートします。リュウからも「がんばって」とメッセージもらいました。

 ワタル、環境が変わって最初は慣れないと思うけど、がんばって!






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プロフィール

vanilla

Author:vanilla
「やさしいまなざし」は「Vanilla Web Site」の日記の部分です。

登場人物(平成28年11月現在)
 
佐藤リュウ(59歳)←夫
佐藤バニラ(永遠の20歳)←私
佐藤イブキ(社会人)←長男
佐藤ワタル(福祉施設通所)←次男

 夫佐藤リュウは、平成17年頃(48歳)より、物が二重に見える、手に力が入らない、全身が重苦しく感じる症状があり、会社勤務ができなくなりました。
 若年性のパーキンソン病の疑いとのことで、平成18年(49歳)より神経内科に通院し、平成19年にはパーキンソン病関連疾患と診断名が付きました。
 その後、平成22年 (52歳)、診断名が若年性の「進行性核上性麻痺」に変わりました。
 ずっと自宅より通院していましたが、平成24年4月に自宅外で転倒骨折し、手術入院となってしまいました。入院時、誤嚥性と思われる肺炎も併発していて、現在も入院中です。平成26年11月19日に胃瘻造設しました。
 夫が仕事ができなくなった平成17年時、上の子が小学校6年生、下の子が小学校2年生(多動と自閉で特別支援学級在籍)でした。
 私は、平成19年より、平日フルタイムで仕事しています。たくさんの方のお力をお借りし、生活しています。
 北海道在住です。

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